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エッセイ書くのを休んでみた

2月下旬にエッセイの毎日更新を始めておおよそ60日、2ヶ月の時が過ぎた。
この間私はほぼ毎日最低でも1本、筆が乗ってる時は2本ほどのエッセイを書き溜め続けた。
その結果なんやかんや2週間弱分のストックを維持しながら1日1本のエッセイをnoteで公開するという生活を続けてきた。
公開している記事の数も増え、いろんな記事をスキしてもらえたり、マガジンに追加してもらえたりして本当にありがたい限りである。

この2ヶ月の間に変化もあった。

この生活を続けている間に私は無職の引きこもりから就労継続支援施設A型の利用者になり、毎日仕事をしに出かけるようになった。
その間ももりもりエッセイを書き続ける予定だったのだが、ここで問題が発生してしまった。
私は実家から施設まで1時間と少しの間自分で車を運転して通勤しているのだが、その時間に込み上げる眠気をコントロールするのが難しくなってしまったのだ。

運転中の眠気はすなわち死を意味する。
うかつに意識を飛ばす、すなわち居眠り運転の温床だ。
すぐに交通事故の加害者にもなるし、時には被害者にもなり得る。
メディアに取り上げられるようなデカい事故だって簡単に引き起こされてしまうのだ。
特に朝の眠気がひどく、一度信号待ちで意識を飛ばして危うく追突事故を起こしそうになった。

このままだとマジで死ぬ。
あるいは誰かを死なせてしまう。

エッセイは毎晩22時から24時の間に書いていたのだが、寝る時間が遅いと言うことだろうか。
それとも寝る前の薬を飲む時間が遅いと言うことだろうか。
何にせよこの眠気を解決しないとエッセイを書く前に私がムショに行くか私の命がお空に行くかしてしまう。

なんとかせねば。
書くために眠気を払わなければ。

睡眠時間でアプローチするほかに手立ては思いつかなかった。
とにかく寝てカバーする作戦だ。
いったん眠気を解消してから体勢を立て直したい。
そういうわけでエッセイの執筆を休むことにしたのがだいたい2週間前のことである。

タイトルだけ思いついたらメモをするぐらいで、執筆するのを休んだ。
ついでに自分の生活サイクルを俯瞰してリズムの隙間を探してみることにした。

7時起床。
7時半過ぎ出勤。
1時間と10分かけて運転して通勤。
9時過ぎに駐車場に到着。
9時半まで仮眠。
10分弱歩いて職場に到着。
10時から15時まで作業。
12時から1時間は休憩。
15時15分ぐらいに駐車場に戻る。
1時間と10分かけて運転して退勤。
16時半過ぎに帰宅。
18時夕飯。
19時から21時にラヴィット!をTverで見る。
21時入浴、服薬。
遅くても22時には就寝。

引きこもりを脱して3週間目の体力だとこれが精一杯だ。
正直な話をすると職場から駐車場までの7〜8分の徒歩通勤でも結構足がピキピキいっている。
荷物がやたら重いことを差し引いても運動不足すぎる。

こうしてリストアップするとデッドスペースは帰宅から夕食までの時間とラヴィット!を見る時間の中にあるように見受けられる。
この記事もラヴィット!を見る合間に書いているが、それは母が入浴しに部屋を出たからで、家族がいる部屋で物を書くのはまだ少々気恥ずかしい。
私は毎日記事をおよそ30分から1時間でこさえていたので、これさえ乗り越えれば執筆の時間は捻出できそうだがまだ難しそうである。

この2週間はnoteの更新のみという距離感でエッセイを書くことと向き合っていた。
しかし頭の片隅ではいつも何か書くことができるテーマがないか考えてしまう自分がいて、なんとか生活の中にエッセイを健康的に取り込める隙間がないか探してしまっていた。

それぐらいエッセイを書くことと私の生活は切り離せないものになりつつあるのだ。
6月には文学フリマ岩手9への出店も控えている。
これからも(みなさんが読んでいて面白いのかどうかはさておき)毎日もりもりエッセイを書いて公開を続けたい。

ひとまずは家族が入浴しているこの1人の時間を狙って執筆できるリズムを確立できないか実験してみようと思う。
経過については追って報告したいと思う。
乞うご期待。






文学フリマ岩手9に出ます!
6/16(日)に岩手県産業会館7Fにて!
エッセイ合同誌を出す予定です。
よろしくお願いします


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