サイト売買における3つの注意点(リスク)とは?

今や個人でもサイトを立ち上げ収益を得られる時代となりましたが、アクセスや安定した収益を得るためには相当の時間やコスト、技術が必要となります。

「サイト売買(M&A)」では企業や個人が作ったサイトを売買することで、立ち上げから軌道に乗せるまでの手間を減らすことができます。

また投資という観点から見ても、収益性のあるサイトを安く購入して運営したり、手直しして販売する、といった方法も存在します。

しかしサイト売買は現物のやり取りがない分、詐欺まがいの案件が多数存在することも事実です。

本記事では投資としてのサイト売買と、失敗しないための注意点を紹介します。

サイト売買は個人でも儲かる?

まずはサイト売買の相場から確認しましょう。

サイト立ち上げやブログ運営が個人でもたやすくできるようになった今、サイトの売買は不動産売買や企業のM&Aと違い、比較的安価に収益目的での売買が行えるようになりました。

サイトの価値はサイトの種類や毎月の利益によって数万円〜数億円まで、幅広く設定されています。基本的にアフィリエイトサイトやアドセンスサイトの場合、1か月の利益×1〜2年分が相場となります。

またさまざまなコンテンツのリンクを集めたポータルサイトの場合、コストがかかる分、1か月の利益×3〜5年ほどが相場となることが多いです。

アフィリエイトサイトの場合、高くても2年分の投資でサイトが買えるのであれば2年後には投資資金を回収でき、そこからは毎月堅実に利益を増やすことができる、という計算になります。

こう考えると不動産や会社の売買に比べ、購入後に必要な維持費やその他コスト、また面倒事も少なく、非常に利回りの良い投資に聞こえることでしょう。

しかしそれは今後も安定的に稼いでくれるサイトかどうか、しっかり見極められることができればの話です。

またサイト売買にはリスクも多く、失敗したという声も散見されます。

次項以降では、サイト売買でのよくある失敗例と対策を具体的に紹介します。

サイト売買でよくある失敗例

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