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これだけは押さえる!FX完全攻略-6つのトレンド転換パターン【チャート図付き/5000文字】

FXにおけるトレンド転換の典型パターン

「ここで買っていれば100pipsいけたよな」

「絶対上がると思ったのに何で下がるの?」

FXの経験がある方ならそのトレンドの読みにくさは体験済みかと思います。

テクニカル分析でバッチリだった場合でも逆に動くなんてザラにあります。

時は2015年頃になるでしょうか、当時私は各種テクニカル分析に絶望し、その日に最も動いた通貨ペアのロウソク足を写真に撮るという謎のミッションをこなすのが日課となっていました。

仕事終わって夕食を摂り、眠いのを我慢して誰に言われるでもなく毎日黙々とです。

そんな生活が数ヶ月続いたでしょうか、完全に無秩序と思えたチャート型にも一定の傾向が存在していることに気付いたのです。

今回はその時に明らかとなった値動きの特徴を整理しながら語っていきたいと思います。

 

 

過酷なリサーチ業務

 

当時私がチェックしていたのは米ドル、ユーロ、円、ポンド、豪ドル、フラン、カナダドルの7通貨から成る21通貨ペアでした。

そのうち最も強かった通貨と最も弱かった通貨によるペアのチャートの写真を各時間足で撮影する、というのが作業の内訳です。

ご存じの方も多いでしょうが、為替は日本時間の夕方から大きく動きます。

これは最大の取引量を誇るロンドン市場がオープンするためです。

余談ですがこのロンドン市場の入り口は特にテクニカルが崩れやすく、下手に手を出すと痛い目を見ることになります。

そのロンドン市場をこなしてニューヨーク市場の材料もひと段落する深夜帯はチャートの形状を一旦チェックするにはもってこいの時間なわけです。

時間足は4時間足や30分足それに5分足などを好んで見ていました。

値動きの機微が精細に表れ易い時間足だと感じていたからです。

さて当時着目していたのは大きなトレンドが発生する前の転換点となる地点の形状です。

いわゆる大底と天井ですね。

この形が出現したら安値あるいは高値の更新が止まって、相場は勢いよく逆流していく、その前触れを知ることができたなら・・・。

これから紹介するのはその典型的なパターンです。

用意はいいですか?

では早速見ていきましょう。

 

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