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フランスの食文化 de フランスの四季

最初に・・・
【フランス語マメ知識コーナー٩(。˃ ᵕ ˂ )وイェーィ♪】
本記事の内容とはまったく関係ないのですが・・・
「フランスの食文化 de フランスの四季」←タイトルなどでよく見かけるこの「de」使い。これ、フランス語だと「デ」ではなく「ドゥ」と発音します。
de = 英語の of


スーパーで食材が簡単にいつでも手に入る時代になっても、未だに残るフランスのマルシェ文化。

フランスに移住して13年(←行ったり来たりしたのであやふやな在仏暦)、私のフランス料理の多くはここで出会うマダムたちから仕入れました♥

我が家のフランス料理は、義理母も北欧出身ということで、何だか色んな国の要素が混ざってて、きっと独特な感じだと思いますが、それもまた楽しいのでヨキ(。 >艸<)フフフ

さて、私が住む村はフランス南東部に位置していて、イタリアまで車で行ける距離のところです。

朝マルシェに並ぶ野菜の多くはフランスと、お隣イタリアのもので、同じ野菜でも色や歯ごたえが違うのがとても面白いところ!

週に3度やってくる色んなスタンドがある中で、イタリア人のご夫婦の野菜スタンドがあります。
そこのムッシューが最高に個性的で、彼のお陰でイタリアの野菜も色々取り入れるようになりました(どんなムッシューなのかは、こちら↓の絵日記で是非どうぞ!)

さて、野菜をはじめ、プロバンス皿、ハーブ、マルセイユ石鹸など、南仏の特産物などが買えるこの朝マルシェですが、ここは「四季」を感じられる場所でもあります。

「四季があるのは日本だけ」といわれるほど、日本の四季の変化はとても美しい。

フランスに四季がないわけではないけれど、ピンクに染まる桜の時期、セミの音が元気な夏(夫が初めて日本に行った時、何の音か分からず怖かったと言ってました!)、真っ赤に染まる紅葉の秋・・・やっぱり日本の四季は際立って美しい。
それから、四季の行事が多いのも日本ならではだと思います。
あの文化は本当に本当に美しい日本が誇れるもの。

フランスでは、祝日の多くが宗教絡みなので、日本に比べると四季を感じにくいという印象があります(気温は変化しますが)

そんななかで、私が感じる1番の「四季の変化」が、この朝マルシェに並ぶ野菜たちであり、パティスリーに並ぶスウィーツたちなのです。

あ、ラディッシュの季節が始まった!(ラディッシュのフランス風食べ方をインスタで紹介しています↓)

画像をクリックでインスタに移動します。

あ、ズッキーニの花が出た!(←ベニエにするとおいしい!)

あ、バジル出た!(←トマトモッツァレラのソースに)

秋になり栗が並び始めると、パティスリーに行ってモンブランを買うのも楽しみ(都市部は分かりませんが、田舎のパティスリーにモンブランが並ぶのは栗の季節だけ)

パティスリーも、年間行事によって並ぶものが大きく変わります。

1月のガレット・デ・ロワに始まり、シャンドルールのクレープ、バレンタイン、イースターチョコレート、ノエルなどなど、年間行事によってショーケースに並ぶパティスリーが変わります。

フランスに旅行へ行こう!と思ったら、ついつい観光地ばかりに注目しがちですが、朝マルシェやパティスリーなどで感じるフランスにも是非注目していただけると、ステキな発見があると思います♥

ちなみに朝マルシェの曜日が、都市ごとに紹介してあるサイトもあります!

Jours-de-Marché.fr
Les marchés par département の項目から旅行する県を選ぶとリストが出てきます。

さて、今日はイースターの家族行事です。
た・・・・たんまりショコラを頂く日でもあり・・・
摂取カロリーが・・・(っていつも言うけど食べる)

ではでは今日はこの辺で~❤

Bonne journée (*≧∀≦)ノ マタネー




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