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所有権と使用権どっちがほしい?(4)2,000万円の重み

孔明さん:「宮本くん、
      例えば2,000万円の使用権を手に入れるためには、
      普通どんな現実が待ってると思う??」
 
 
宮本:「えっ・・・。
    頑張って稼いで、節約して
    気合いでコツコツ貯めるんじゃなくて?
    現実・・・ですか。」
 
 
同じくファーザーやヒロさんを師と仰ぎ、
ぼくにとっては、もう1人の師である孔明さんから
突然の投げかけ。
 
 
とっさに、気合いなんて非論理的で、
曖昧さまっしぐらな単語が口から出てしまうあたり。
バグだらけのぼくのOSが、一言でバレてしまう。。。
 
 
けど、凹んではいられません。
しっかりと向き合うことが、全ての第一歩。
 
 
ヒロさんからいただいた
エネルギーは過去ではなく未来に向ける!!
という言葉を思い出しながら、落ち着いて、
考えてみたいと思います。
 
 
ぼくと同じ30代で、一般的なサラリーマンの場合
普通に労働を対価として給料をもらい、
そこから、生活費や子供の教育費などを差し引いて行くと
 
 
かなり優秀な場合でも、
月に5万円貯金できるか?というのが現状。
 
 
2,000万円を月5万円の貯金で貯めようと思えば、
400ヶ月=33.3年の時間が必要になります。
 
 
33年の労働ということは、
労働基準法で定められている
1週間の労働時間の上限40時間
いっぱい働いたとすると
 
 
40時間 x 52週 x 33年 = 68,640時間
ということです。
 
 
さらに言えば、
毎月5万円の貯金をするために、
食事や旅行を我慢し、
手に入れられたであろう家族・子供との時間を切り捨てる。
 
 
33年の労働 = 68,640時間の労働と
33年分の小さな我慢の積み重ね。
を経て、ようやく手に入れるレベルの
「お金の使用権」が2,000万円ということになります。
 
 
%l_name%さんが30歳なら、
33年後は63歳。現在の定年を超えています。
 
 
定年とかいう前に、
今の時代、33年後も同じ会社で働き続けられることを前提に
人生を計画していくのは、設計図として大丈夫なのか?
 
 
なんだか大変そうだと
現実から顔を背け、下を向いて歩むのか?

現実と向き合い、
明確になっていく問題を解決するべく
上を向いて思考するのか?
 
 
分かれ道の起点は、
こういうところにあるのだと
気づかせてもらいました!

(写真)ピーナッツなぼくは、記憶も頭も弱いので・・・とにかく書く!書く!書く!

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