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ユーザー車検(Yナンバーからの切り替え)

あまり需要がない内容かもしれませんが、もしかしたら参考になる人もいるかもしれないので備忘録も兼ねて書いておきます。

人から頼まれて、平日の陸運局に行ってきました。

自動車の「Yナンバー」って見たことありますか?軽自動車はAナンバーなど。米軍基地を通して登録した車で、軍属のアメリカ人さんが乗っている車です。

このようなYナンバー車を日本人に売ったり譲渡する場合、普通に名義変更するように書類揃えてハイ終わり・・・と簡単にはいきません。米軍のVRO(車両登録所 Vehicle Registration Office )で必要書類をもらったりして右往左往しないと進めません。

なので普通に、日本の中古車買取業者さんに問い合わせても断られることが多いと思います。

今回、その手続きの一部を頼まれ、おそらく最後の一番大変な部分をやってまいりました。陸運局でユーザー車検をするのです。

正確にいうとユーザー車検というより「自動車の新規登録に必要な検査」なのですが、陸運局にあるあのレーンを通るということは、ユーザー車検と同じことをしたのです。

さてYナンバーを普通のナンバープレートに付け替える場合、まず「抹消手続き」が必要になります。米軍VROで発行された抹消申請書類、車検証、Yナンバープレート2枚を外して陸運局に提出&返却し、見た目が車検証に似ている「登録識別情報等通知書」を発行してもらいます。(私が引き継いだのはここから)

ここにYナンバーが記載されています。

なぜ私が引き継ぐ羽目になったのかというと、そのYナンバー所有者(アメリカ人)は当初、このあとの陸運局での手続きを中古車屋さん(パキスタン人が経営)に依頼していたのです。
ですが結局そのパキスタン人に拒否されたため、困り果てて以前ユーザー車検をやったことがある私に白羽の矢が立ったのです。^ ^;

2018年に受けてみたことがあるのですよ、ユーザー車検。
でも全然上手にできなくて、合格はもらえたけど2度とやるもんかって思っていました。> <

まあでも仕方ない。これも徳積みと思って引き受けましたよ。
神様、頑張る私を見ててくださいね!

まずは陸運局に行く前に、米軍でBILL OF SALEという書類を発行してもらいます。軍人さんは印鑑登録なんてしてないでしょうから、この書類がその代わりらしきものになるみたいです。

車にナンバープレートが付いていないので、市役所で仮ナンバーを借りて装着し、陸運局に向かいます。米軍発行のものを含む必要書類を揃え(譲渡される人の印鑑証明、車庫証明、自賠責など)、新規登録手続きです。

書類の記入、検査登録印紙や審査証紙の購入、重量税の支払い、検査窓口での申し込みをしたら、いよいよ検査レーンに並びます。

どういう検査内容かを予習するには、YouTubeに動画がたくさんあります。
この方の投稿が、まさに私と同じ!何回やっても慣れないそうですね。わかるわ・・・。

私も一応経験者なのですが、あまりにもヘタすぎて(左のタイヤ前輪を溝に入れるやつとか)途中からは初心者サポートらしき職員さんが付き添ってくれました。申し訳ない気持ちでいっぱいです。^ ^;
結果、車自体はほぼ新車だったこともあり無事パスしました。親切な職員さんに感謝しています。

工程毎に用紙を機械に差し込み、ハンコが押される

このあとは検査結果を窓口に持って行って新しい車検証ゲット(すごく小サイズになってた)、自動車税の支払いなどを経て、新しいナンバープレート(2枚で1450円)を取り付けます。後ろの封印は職員さんが留めてくれます。お疲れ様でした!と言ってもらえて嬉しかった。

終わった・・・。

この日の夕方は疲れたので、アメリカ人に買ってもらったケンタッキーを家で一気食いしました。

以上、記憶があるうちに書きなぐったので、後でもっと見やすくまとめるかもしれません。何か質問あったらコメントください。それでは。

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