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「残念、パンでした~!」

娘は、笑い上戸だ。
本当にしょうもないことで大笑いしてくれるのでなんだか自分がものすごく面白い人になれたような気になることがある。

涙まで流して「もっかい」と何度もせがむ娘が心底楽しそうで、ノリノリで繰り返す。私は大体3回目くらいに「こんなしょうもないネタ…」と我に返ってしまうのだが、しょうもないことでいつまでも笑えるご機嫌さを忘れないでほしいなぁ、と思う。
改めて文字に起こすと恥ずかしいが、どんどん忘れてしまうのももったいないので、記録のために書き残すことにする。

パンクイズ

3日前の朝。トースト、ヨーグルト、バナナ、たまにカップのコーンスープというのが我が家の朝の固定メニューだ。ふと、トーストをちぎったものを私に見せて一言。

娘「これ、なーんだ?」
私「うーん、新幹線みたいだねぇ」

娘「じゃあ、これは?」と持っていたパンをさかさまにする。
私「うーん、猫さんかなぁ」

娘 にやりと笑って一呼吸置いた後。「残念、パンでした~!」(爆笑)

いたずらがうまくいって、うれしくてしょうがなかったのか、笑いすぎてハアハア言いながら体をのけぞらせている。2歳児におちょくられたのが不覚にも悔しい。私の悔しい顔が面白いらしく、また大笑いする。そして、パンを差し出し、

娘「これ、なーんだ?」(…以下、繰り返し)

面白くてたまらないようで、一昨日も、昨日も、今朝も同じネタに付き合わされている。ご機嫌はいいけど、このモードになっちゃうと全然食べないのには困っています。

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