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釘読みクイズ沖海5-風車上 答えと解説

2021/07/30にtwitter投稿した沖海5-風車上の釘読みクイズの答えと解説になります。
執筆時点ではまだ導入されて1ヶ月以内なので旬の機種ですね。
どこの店も画像のように似た調整がほとんどだと思います。
twitterでの140文字では解説に限界があるのでnoteに書きました。


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沖海5-風車上の釘読みクイズの答えは‥

寄りの良い順は
「④・①・②・③」です!

画像3

今回も回答は分かれました!

難易度★★★★★MAXにした理由は今までの釘読みクイズはマイナス・プラス調整分かれていて見た目で比較的わかりやすかったですが今回の調整は「すべて中央へ寄りやすい調整」です。

決してマイナス調整といえるようなタイプではないので
「プラスの中からよりプラス調整を見極める」内容です。

沖海5は簡単にいえば元々の寄りのゲージが辛めで、初代北斗無双や慶次漆黒などに比べ大きなマイナスにせずとも希望の回転率が実現できる、寄りを落とさずとも十分回転率調整可能といった理由もあります。
ゆえに寄り釘の見た目の差が小さくなりやすく難しい部類です。

初めての方もいると思うので簡単に自己紹介をしますと私まつたけは昔パチンコ店勤務をしており店長として釘の調整・指導もしていました。
いわゆる感覚ではなく釘調整も何十年グループ全店で共有されている技術でもちろん台データに反映されているので一定の信頼性はあると思います。
現役の店長さんにもご回答いただきましたが概ね考え方は一致していました。

釘の見方や考え方は全国マニュアルがあるわけではないので個人差や法人ごとの考え方に違いもあるのが普通です。
私の事実ベースで解説していますが他の考え方もあるものなのであくまで参考の一つと捉えていただければ幸いです。

このクイズで上手い下手や回る回らない(特に寄り釘だけでは‥)が決まるものではないのでエンターテイメント的に見てもらえればと思い作成していますのでご了承ください。

沖海5-風車上 答えの解説


沖海5釘読みクイズ01_LI

まず一番良い④
これはできたらひと目で「お!」となって欲しいほどの寄り釘です。
この中ではダントツです。

この問題で一番伝えたかったのは
「風車と合わせて考える」ということです。

一般的に寄り釘というと盤面左上すべてですがここでは便宜上風車とその上の二連釘を合わせて寄り釘や風車上と呼びます。

・④と①は比較的わかりやすく②と③で悩む設定
・普段寄り釘をどういう見方をしているか?
・点ではなく面で見る
・①②③の順番通りになる不安誘導

少しひねった問題にしました。

画像2

このように補助線を入れるとわかりやすいでしょうか?
良い順に右辺が狭くなっていくのがわかると思います。
寄り釘というと上の二連釘を見る人が多い印象です。

水の流れ

水の流れの例です。
玉も水も同じ理屈になりますが
連釘から落ちてきた玉は
必ず風車の軸に当ってから左右に分かれます

だから風車は無視して考えることはできないということです。
これがもし全台風車は固定で動かせない仕様であれば上半分だけで判断するのは正解です。

風車の左右(上下は少ない)ですが
右へ傾いてる曲がっている=釘の頭が右向きと同じ意味ですね?
軸だけを見て「一本の釘」として見るのがポイントです。

もし上の図から、風車の軸を右へ少し曲げたらどうなるでしょうか?
水量(玉の量)が変わるのがわかると思います。
言い換えれば逆三角形の形も変わるわけです。

以上を踏まえて微妙な②と③を比較

おキウイ5僅差比較

一旦、連釘のこの釘はこうで‥などは置いておいてください。
逆三角形で見た時に
②の方がやや右辺が広いですね。

今回は割愛してますが比率や%で表してみると
②=48:52
③=49:51
僅差ですが③の場合はほぼ逆二等辺三角形に近いのがわかると思います。

ということで④①②③の順にさせていただきました。
風車と連釘を合わせて見る
玉は左と右2択しか分かれないので広い方へ多い流れます。
よって②<③という理屈です。

もう少し違う角度からの解説

・左連釘の一番下が下がっている
・右連釘の一番下が上がっている
・連釘の間隔が広い
・風車が曲がっているなど

これらを見るのも間違いではないですが「この一本釘」の見方は部分的な見方です。
この釘が上向きでこの釘がこうで‥というのも最終的には逆三角形の形が変わるということになります。

・一本の釘を見る=点の見方
・全体を図形として見る=面の見方

寄り釘はこの「面の見方が」大事になってきます。

もしこの釘が上がってるからプラス
あ、でもこの釘はナイナスだから‥でもといった部分的に見ていくとプラスもマイナスも混ざり合いだいたい最後は迷宮入りします。

ですのでこの逆三角形の見方を推奨しています。
あくまで「まつたけ流」として伝わりやすい方法を模索した結果なのでどの見方でも間違いではないです。

結果的に逆三角形の形が変わるのを踏まえて、部分的な見方の解説です。

沖海5部分的

連釘一番下の釘が右上がりになっているか?

これはわかりやすい見方ですね。

・右上がり=プラス
・水平になるほどマイナス

部分的な見方ですが右の釘が上がるということは?
逆三角形の「右辺が広くなる」と同じ意味です。
わかりやすいですがここだけ見るのは万能ではありません。

画像8

④①は良いとして
僅差の②と③はどうでしょうか?
どちらも同じぐらいの右上がりで差はほとんどないですね。
この比較方法ができないバージョンです。

沖海5中心線

風車と連釘の交わる点を見る

線を引くとわかりますが左の②の方が風車の軸がやや左に寄っているのがわかります。
これが一見同じでわかりにくい②<③の差です。

ここでわかるのは右の③は
風車がやや右向きと予想できます。

二連釘自体を全体的に左へとも考えられますがそこまで大掛かりな調整をすることは稀だと思います。
風車が右向き=軸の釘の頭が右へ寄るということです。
もちろん左向きはプラスですがあまり見かけず、やや右向きor垂直がデフォといえます。

風車についてはまたの機会に解説しますが基本的に風車は一度カタチが決まれば触らない「基準釘」になることがほとんどです。
もし動かしてしまうと他入賞率や電サポ中ベースが変わってしまうのでタブーとされます。

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この2つは部分的な見方ですが

①連釘一番下の釘が右上がり
②風車と連釘の交わる点を見る(風車の軸の位置)

こういう見分け方もできます。
ただし先程も言ったように最終的には逆三角形の右辺の広さが変わるという結果となります。

この2つだけで良し悪しがわかることもありますが万能ではないのであくまで補助的な知識、最後は逆三角形の面で見るのが大切です。

寄り釘はどんな姿勢、見方が良いのか?


釘クイズボカシ

まず見方のポイントですがこのように3点釘に意識を集中するのがコツです。
風車や他の釘や盤面は見ずに、見たい3点に目を合わせます。
難しそうに見えますが人間にはピント調整機能が付いているので大丈夫です。

盤面の見方01

次に見る時の距離ですがこのように少し遠くの「引き」で見る方がわかりやすいです。
釘を見るというより「逆三角形の開き具合」を見る作業なので少し離れている方が見やすいです。

このパッと見の印象というのがポイントでだいたい合っていることが多いんです。
変に数字や近くで見ると「迷い」のようなものが生まれ逆にわからなくなってしまいます。

盤面の見方03

出題画像もそうなのですが釘を見るのはこんなイメージかもしれませんがこれだとゲシュタルト崩壊しやすく比較が難しくなることが多いです。
至近距離で見ると無意識に寄り目になることがありますね?
ですので通路から見下ろすぐらいが図形判別には向いてます。

寄り釘は風車とセット 部分的な見方は補助として見る

風車の位置は全台統一ではないのでセットで見る必要アリ。
どっちへ曲がってる?も結局は逆三角形の形が変わる。

私が教える時は「全体の図形(面)」が一番理解度が良かったです。
その後にこの釘がどっち向きが良くて‥といった伝える「順序」を意識しています。
もちろん一本の釘の上下左右を見る時は上からや横からといった流れです。

・釘の左右を見たい場合=上から
・釘の上下が見たい場合=横から

いろんな場面で使い分けもできますが、最終的な形が大事なのでまずは正面からの逆三角形で話すことが多いかもしれません。
座って叩く調整者視点というのもあるかもしれません。

このクイズ全般にいえますが寄り釘の僅差を見抜けたから回る台を打てるや上手い下手はないので注意してください。
角度も違えば見え方も違いますし釘の全国マニュアルがあるわけではないのであくまで私の教えてきた手法ということでエンタメ的とさせていただきました。

画像12

余談ですが、私なら①~④どれもとりあえず全部打ちます
(よほどヘソが平行ではない限り)
というより打ったので画像を撮りました。
一度打てば振り分けもおおよそわかりますし次回に活かせますからね。

実際どんな寄り釘でも1K17~25まで回転率は作れます。
少し困惑させてしまう話ですが実は一番形の悪い③が23.6と一番回りました‥。
ヘソも大きく何よりステージのクセが良かったのが要因でしょうか。
一番形の良い④はヘソはあまり大きくなく21.5でした。

寄り釘やヘソだけで◯✕は決まらないので決めつけてしまうのは早計です。
プラス調整はこうと知識として持っておき他の釘とのバランスを考えるのが釘読みの基本です。

プラスなのに回らない、こんな見た目で25回るなど説明のつかないことが頻繁に起きます。
基本は基本として抑えておきあえて形の悪い方を選ぶなどがパチプロの台選びだったりします(こっちの方が深い)

また簡単すぎず難しすぎず、迷って考える間があるような問題を考えますので楽しみに待っていてください。
実は釘はシンプルです!
以前寄り釘の動画作りましたのでこちらもぜひ御覧ください!
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