【答えと解説】釘読みクイズ Pアイマス-右
少しマニアックな機種でしたが多数様のご参加ありがとうございます。
この機種は単なる玉持ちが悪くなるの話ではなくストック率(連チャン率)に影響する部分。
なのに締める店が多くて残念でした。
風車付近よりも本数が少なく比較的簡単な部分になのでひと目で見抜いてほしいところです。
正解は「③・①・②」
左へ流れればOUT、右へ多く流れるほど良いのですが
どの台も右へは多く流れます
ですので「より多く右へ」を見極める問題でした。
どれが左へ流れにくいか?とも言い換えれますね。
実質、見る釘は3本です。
右上の3連釘もありますが、ここを見て上げ下げを見ようとしても
釘のアタマは等間隔に揃えるもの
判別は不可能に近くなるので無視して見るのがコツです。
箇所が違ってもやっぱり逆三角形
補助線を入れました。
右にいくにつれて三角形のカタチが変わるのがわかります。
あえて左50:右50と数字を入れましたがイメージです。
この機種は玉は左上から流れてくるので50:50で半分に分かれるわけではないので注意してください。
間隔を表した数字です。
プラスマイナスは
・右辺が広く
・左辺が狭い
今回は左辺の広さは大差がなく「右辺の広さに違い」が大きいです。
広さといってもホールで定規を使って測るわけにはいかないですからね。
ポイントは「出来上がりの逆三角形」を見ることです。
釘を見る!と言ってるのだから、この釘がこっちへ曲がっててこの釘が‥と見てしまいそうですが、これだとまず答えは出てきません。
図形で見るのが私の推奨する見方で、最も理解しやすい方法を追求したオリジナルです(まつたけ流)
寄り釘の見方もそうですが逆三角形です。
言い換えれば寄り釘の長い逆三角形を小さくしただけの問題ですね。
釘の一本一本を見るのも間違いではないですが応用の効かないケースが出てきます。
しつこいほど言っていますが「釘は逆三角形の集まり」です。
①が一番良く見えた理由
意外と多かったのが①です。
実を言うと①が基礎ゲージに近いです。
釘の初期配置です。
導入初日、何店舗かへ確認しましたがどこもこのカタチです。
数字では表せられないですが「このぐらい」です。
ここから日が経つにつれマイナスにするホールが増えました。
元ゲージ=つまり手を加えられていない調整です。
すべての釘が垂直になっており、傾きがない状態です。
他の③・②は見慣れた人だと
手を加えられている、叩かれた形跡、雰囲気があると感じるはずです。
ホールが手を加える=8割はマイナスにすることがほとんど
高交換域だとプラスにすることは少ないのでその感覚は意外と正しかったりします。
元ゲージならプラス(良い状態)
この考え方はよく出てきますからね。
一番良かった③は見ることもレアなプラス調整です。
本来(元ゲージの段階)では上の二本釘は平行です
これは右上がりになっているのがわかりますね。
こんなイメージです。
マイナスになることがほとんどなので覚える必要はないですがプラス調整にした台でした。
具体的なマイナス・プラス調整
動かせる釘が3つあるので組み合わせは多くなりますがマイナスにする場合例えばこのように下の釘を右へ。
だから下の釘の傾きや曲がり具合を良く見ましょう!ではなく
逆三角形の形が変わったことに注目してください。
一本だけ動かしただけですが、右辺は狭く左辺が広くなりました。
プラスになる調整はこのように左辺は狭く、右辺は広くするように釘が動けば良いということです。
これは寄り釘にも同じことが言えます。
盤面右の調整は明確に良い悪いがある
寄り釘(風車上)は
寄りは悪くても他とのバランス
悪いのは踏まえた上で、他にヘソが開いてる、ステージが良いなど回る要素があるので寄り悪=回らない!とはなりません。
ただ盤面右など回転率に関係ない部分はハッキリプラスマイナスが表れます。
電チュー寄りが悪いのはどうにもできないですからね。
ですので重要ではありますが、電チュー寄りが悪いからといって打てないではないので注意してください。
この機種は右へ流れた玉は電チューの他に
Vストックするか?を抽選スルーチャッカーでしています。
ここにストックタイム中に多く通した方がストック率が上がる仕様です。
Pアイマスの等価ボーダーは20.4
源さん韋駄天と同じぐらいですが辛い部類でした。
この左右への分岐は連チャン率に影響します(ストック率)
無調整前提だとスルー当選率1/350(ストック)
・振り分け75%の時短100回=約250回抽選で(ストック率約51%)
・振り分け25%の時短150回=約400回抽選で(ストック率約68%)
・合算約64%でストック
だから単なる玉持ちが悪くなる、サポ中に玉が減るだけではなく出玉性能に影響してくる機種。
あくまでこの箇所がマイナスではない状態での連チャン率なので、実際の運用ではストック率はダウンして合算60~62%などになっていました。
当然ボーダーも上がります(1K22とか)
こんな右上の箇所を見る人は少ないですが確実に連チャン率は下がってます。
出ない、連チャンしないの声は事実だったりします。
せっかく良いコンテンツでしたがホールの扱いが悪く残念です。
小当りRUSH機もそうですが、出玉性能に直結するブウbん。
ここはシメてはいけない部分だと思います。
打つ機会は少ないかもしれませんが比較的わかりやすい部分なのでチェックしてみてください。
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