【答えと解説】釘読みクイズ アイマス三共-風車上
今回は回答も大きく割れてかなり難しい内容でした。
寄り釘を普段どう見てるか?で答えが変わってくる内容です。
答えは「④・③・②・①」
今回は逆順番通り?の不安誘導も狙いました。
この逆八(逆ハカマ・ハカマ・ヨロイ)いろんな呼び方がありますがここでは逆八釘と呼びます。
この3つ。
風車上の「3大マイナス調整例」です
これは実際に多くあり風車上の見方の基本ともいえます。
ここでホールの考え方ですが、釘=自由度が高いものです。
どの釘も上下左右動かせますね?
風車上自体、実はアケシメはしないもので一度カタチが決まればそのまま、後はヘソのアケシメで調整することが基本です。
もし仮に動かすとなった場合
戻せなくなることが非常に困ります
逆八を広げてマイナスにする場合も感覚で広げてしまうと何も基準やガイドがないと戻すことが不可能です。
ヘソなら12.75mm→と13.25mmと板ゲージで基準があるのでアケる、戻すは容易です。
寄り釘の場合、二本以上動かしたり、角度を変えたり、そうすると人により誤差や目ではわからない差が出てきてしまします。
それを嫌い、このように何本も動かさず釘をシメて回転率が落ちたか?を検証するわけです。
このように固定で動かしていないという条件であれば、この3つで良し悪しは判別できます。
問題ではすべての箇所が動いてるので、この3つだけでは対応できない例として難易度高いとさせていただきました。
いつもどこの釘を見てるか?で答えが変わります
例えば逆八の右の縦に並んだ3本。
答えの④・③・②・①の順に関係なく、内側へ向いていたりまっすぐになっているのがありますね。
こちらは同じゲージ、メーカーのエヴァです。
今回はPアイマスですが同メーカーの他機種でも同じカタチのものがあるのは覚えておいてください。
少し画角が曲がってるのが申し訳ないですが本来無調整なら
3連釘は「まっすぐ縦に並んでます」
一番下の釘を左向きにマイナスにすれば逆のくの字になってるのがわかります。
今回の問題は、4枚ともこの箇所がバラバラです。
(3店舗で撮影しました)
ということは基準になる釘がそれぞれ動いてるので逆八が広い?狭い?の単純比較は不可能となります。
他にもこの3箇所を見ると思いますがそれぞれがバラバラで揃っていません。
・これは風車の位置が左にあって良いかも
・でも逆八の左は外側向いてるし‥
・でも右はまっすぐで無調整で
・あぁでも‥
と部分的に良い悪いを見るとどれが良いのかサッパリになるはずです。
釘を見る時は「釘を見ない!?」
意味不明だと思いますが、普通釘を見る=この一本がどの向きになってるか?風車はどの向きになっているか?
そう考えるのが普通だと思います。
そうではなく「図形(逆三角形)から見る」というのを私は推奨しています。
釘一本づつを見る必要がないのではなく
①まずは逆三角形から判断する
②その後、補助的な意味で一本づつの釘を見る
この順番が大切ということです。
補助線を入れました。
④・③・②・①が良い順です。
この逆三角形を見て
・右辺は広い方が良い
・左辺は狭い方が良い
このような水の流れのイメージです。
悪い調整の①から見ていくと
①は右辺と左辺がほぼ50:50の逆二等辺三角形です。
つまり風車から左へ半分も死に玉になってしまうということです。
部分的に見るとあまり釘が動いていないような見え方で、良いのでは?と思いますがこれが一番マイナスなカタチです。
②は少しだけ右辺が広くなっています。
部分的に見ると右の連釘が内側へ向いていて大幅マイナス?と思うかもしれませんが逆三角形で見ることによって①よりは右(右辺)へ多く流れます。
④と③はどちらも右辺が広くパッと見は難しいですね。
部分的に逆八の出口を見ると③が右上がり、④がやや平行に近いです。
ただ今回は、逆八の左と右、風車もすべて動かされています。
このように基準となる釘がバラバラになっている比較の場合は
大事なのは2枚の画像同士を比べるのではなく
一台づつ「左辺と右辺の広さ(比率」を比べる」
右辺と左辺の比率を見ると④が最も良いということです。
目測でおよそですがあえて数字で表すと
③=左48:右52
④=左46:右54(最も良い)
もし際どい場合は、ここで釘の一本一本を見てみるということです。
④は珍しい風車が左向きになっています。
風車の軸がどれよりも左に寄っているのがわかりますね?
風車を見る=風車を見ようとしますがよほど傾いていない限り見て判別するのは困難です。
ですので直接風車を見るのではなくこのように逆八の間隔を利用して右向き・左向きを判別します。
もちろん逆八自体が寄っている、左側へ叩かれていることもありますが風車がどちら向きか?はわかります。
(逆八も左へ叩かれてれば見ればわかりますね)
④が風車が左向きは大きなプラス調整です。
言い換えれば風車が左向きだから、逆三角形のカタチが変わったということです。
実践では一台づつ丁寧に見る
例えばこのような釘読みクイズは
「必ず答えがある問題」です。
言ってみれば左右の画像同士を比べて優劣をつけます。
ただ実際のホールではこんなわかりやすくプラスマイナス調整台が並んでいるとは限りません。
写真を撮って比較したり、線を引いたり、定規を持っていくわけにもいきませんね。
一台をジッと見て
・右辺と左辺の広さ(比率)を見る
・それを頭で記憶して次の台を見る
・数台見た中で最も良いものを思い出す
すべてを記憶を頼りに脳内で行う必要があります。
クイズは基本は学べますが、あくまで座学。
実践を多く経験しないとただのクイズで終わってしまいます。
実際のホールで集中して見る習慣を作り
まずは同じシマ内の
①一番悪い寄り
②一番良い寄り
この2つをわかるようになることが先決です。
釘も他のヘソやワープ、ステージのクセなどのトータルバランスで回転率が決まります。
寄りが一番良い=回る!とはならないことも多いです(逆も然り)
この台は寄りのカタチはやや悪い‥。
だから回らない!ではなく悪いのを踏まえて試し打ちしてみるといった流れを繰り返すのが基本です。
ランキングはその場で付ける必要はないので、まずはトップとワーストを見極められるようにがんばってください!
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