3分でわかるカルトの見分け方

 いま追っていることの簡略版として先にUPします(挨拶)。
 まず内容を極限まで要約すると、以下の一文となります。

・専門家を遠ざけようとする者/組織は全てカルトである

 たとえば、デマである「弁護士は誰それの手先で信用できない」を真に受けたとしましょう。すると次に、こんな問題が発生します。

「弁護士は信用できない、なら誰から法律の知識を教われば?」

 ……つまりは退路を断ち、教祖にすがるよう追い込む手法な訳です。
 ここで重要なのは、敢えて誰から教わればよいのか言わないこと。あくまで「自分から決めた」と錯覚させることで、抜け出しづらくする(※)のです。
 また、あらかじめ敵視させた相手に攻撃でもさせておけば、教祖からの脱出は一層むずかしくなりましょう。

 そしてこれは、何も差別界隈に限った話ではありません。たとえば医療本での近藤誠氏の書きぶりを見ると、存外に身近な(けれどもまだ警戒されていない)脅威なのが分かりましょう。

・専門家を遠ざけようとする者/組織は全てカルトである

 新手のカルトへの対策として、覚えて頂けると幸いです。

※この「自分から決めたことだから」との言い回しは、カルト被害者に対し無意味な追い打ちにもなるので留意が必要です。「自分から決めた」かのように見せかける手法は、これ以外にもいろいろありますので……。

付記:
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https://note.mu/maturiya_itto/n/n17939a7fb73a

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