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三麻で魂天達成した感想。

 去年の大晦日までの話ではありますが、あるいは魂天目指してる人の参考になるかも……と思い、ざっくり書き残しておきます。基本的に地道な話で、雀聖到達から1年半ほどかかりました。

 雀聖到達まで(玉の間)


 三麻独特のオリを覚えればあまり苦戦することはないと思います。三麻のオリってのはつまり「一枚切れ字牌は結構危険」「筋もまあまあ当たる」「中盤以降は基本ダマ警戒」辺りですね。四麻の感覚で粘ったらだいたい放銃してました。

 クソ速い先制リーチが飛んで来ても安いとは限らず、だいぶベタオリ寄り。点数が平たい時に手が悪い(八種九牌とか)なら、基本的に配牌で降りと七対子を意識してました。んで安易に北を抜かないこと。

 ※北は一発消しにも安全牌にもなります。また、北を抜かれると九種九牌流局がなくなるので、九種九牌と付き合うシチュエーションは意外と出現します。

 玉の間レベルだとしばしば「こちらだけ降りることが出来る」という有利な状態で、勝ち越すのはそう難しくないはずです。

 個人的にはダマ警戒。たとえば中盤以降の字牌生牌は四麻とは比較にならず、なおかつ三麻はダマでも高い。というより、リーチする必要がない手≒ダマにする手なので。相手が北を2、3枚抜いてたらダマテンを超警戒しましょう。

 雀聖1〜2(王座の間or玉の間)


 三麻で魂天目指す場合、王座の間で打つのが基本になります。
 んで雀聖1ですが、玉の間で圧倒的に勝ち越してても、あっという間に雀豪3へ叩き出されることはあり得ます。三麻は短期間だと相当な運ゲーで、短期間の不運を受け止めるには雀聖1の初期ptはかなり心許ない……というのが実態かなと。
 この辺りはまあ個人の主観も入ってますね。雀聖1から何度も落ちたけど雀聖3からは一度も落ちなかったので。なので、雀豪3から雀聖1に即戻れるようなら、まだそこまで打ち方を変えなくても良いように思います

 雀聖3(王座の間)


 長い道程です。とはいえ短期間の幸運を引けば、あれよあれよとptが増えるのに変わりはありません。
 もちろん、初っ端で幸運を引けるとは限らない。なので実際は「マイナスpt設定に耐えながら、幸運が続く時期を待つ」ことになるかなと。

 不運に耐えながら幸運を待つ。特に三麻は、負けるときは何をしても負けるゲームです。そこは割り切るしかありません。自分が幸運だからとか不運だからとかの決めつけでブレず、かけるべきリーチをかけてオリるべきところでオリる

 三麻では放銃率が高くなる分だけ立て続けの放銃も起こりやすく、四麻より精神面が問われると思います。特にオリ。無理に押したら、負けるのはあっという間ですね。

 反省点としては回線の安定。やべー回線切れで落とすとキレ打ち気味になり、回線が安定してても余波で放銃したりしました。運は整えられなくとも環境は整えられる、ここは明確な反省点ですね。

 んで王座の間で1400試合ほどやった結果、放銃率は12%台に収まってます。ただ和了率も27%台とこちらも低め、大会のことを考えるともう少し攻撃に寄せていくのもいい気はしています。

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 ここまでお読み頂きありがとうございました。三麻の王座の間でお待ちしておりますので、対戦する際はよろしくお願いします。では、皆様に良いお年がありますよう。(了)

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