経営者に必要なもの
こんばんは。僭越ながら、事業主の端くれとして経営に必要なものってなんだろうと考えたので、とりあえず今思いついたことをありのままにここに殴り書く。
経営に必要なものは「哲学」
私は経営に必要なものは哲学かなと考える。
まぁよく聞く話だが、これは受け売りではなく自分の言葉である。
哲学は、知を愛するという意味があるが、私的に哲学とは、「問い続けること」と説く。
資本主義の世の中では、利益の最大化が良しとされており、国富論でも利益追求の先に社会への便益がもたらされるということを言われている。
しかし、利益のみ追求することで不都合になることもある。
たとえば工場を建てれば公害が発生し、市民に悪影響を与えるが、これはどう見ても良いことではない。
その点において、資本主義はまだ不完全なイデオロギーで、利益追求をしすぎることは良くないと私は考えた。
会社はいかなる時も社会に貢献できているかをまずは問うべきかもしれない。
一方、利益追求の反対を、見返りのない善意だと仮定する。(利益を追求しないという意味で)
しかし善意を続けても会社の首が回らないことは言うまでもない。
だからこそ経営者は利益追求とそうでない部分に折り合いをつける必要がある。
会社によって、折り合いをつける部分は異なり、また時代によっても変化するだろう。
だからこそ経営者には、常に問いかけるスキルが必要となる。
問いかけるスキルはすなわち哲学である。
よく言われているし、当たり前のことではあるが、この当たり前に気づけたことは私に取っての一つの成長である。
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