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KJ法の使い方

こんにちは!今回はKJ法とは何なのか解説していこうと思います!

1.KJ法とは何か

KJ法とは、一枚の紙に一つずつテーマに沿ったアイデアを書き出していき、書き出したアイデアをグループにまとめ、関係性をつくってアイデアを整理してまとめるという、問題を解決する方法のひとつのことです。この方法はいろんな企業で多く使われています。

ちなみに、KJ法という名前の由来は大学教授の川喜田次郎氏のイニシャルからきているそうです。

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↑KJ法の様子

2.実際にKJ法をやってみた

ここまでKJ法について説明してきましたが、では実際にKJ法は使えるのかどうか検証していこうと思います。用意するものは、紙とペンと付箋のみです。

①テーマに沿ってアイデアを出す

まずはアイデアを出すところからです。今回のテーマは「夏休みになったらやりたいこと」です。書き出したのが、以下の画像です。

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かかった時間は約10分でした。これを次はグループ化していきます。

②アイデアをグループ化する

アイデアをまとめるためにグループにします。コツはまず小さなグループを作り、その後大きなグループを作ることです。

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グループ化にかかった時間は約5分でした。まず初めに3グループで小さく分けてから、家で出来ること外で出来ることで大きく分類しました。高いお金がかかり、実現が難しい案「ハワイに行く」「旅行」は残念ながらグループから除外しました。

③アイデアの関係性を図にする

KJ法とは、情報を整理するだけでなく、アイデア同士の関係性を見出すことも大事です。今回は主にアイデアの中での優先順位を図に表してみました。

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図に表すのにかかった時間は約10分でした。図に表すことで良いアイデア悪いアイデアを明確にわけることができました。図の左の矢印は、上から順に楽しいことを置いていることを表しています。真ん中の矢印は、家で出来ることと外で出来ることが分けられていることを表しています。こうすることによって、沢山あったアイデアから良いアイデアを絞ることが出来ました。

④結果をまとめる

ということで、「夏休みになったらやりたいこと」の結果は以下のようになりました。

・「ゲーム」

・「寝る」

・「友達と遊ぶ」

・「映画」

KJ法を使うことによって、無事に夏休みの予定を立てることが出来ました。

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3.KJ法の問題点

実際にKJ法を使ってみましたが、反省点も多く見られました。それは、「新しいアイデアを生み出すことが出来なかった」ということです。というのも、最初に書き出したアイデアから関連性を見つけて新しいアイデアを創ることは難しく感じました。その原因として、

人手が足りなかった(一人だと考えが偏ってしまった)

時間が足りなかった

今回のテーマであった夏休みが今年は短いため、出せるアイデアが制限されてしまった

が挙げられます。これを解決するには、人手や時間の確保テーマの見直し(もしくは夏休みの延長)が必要だと考えました。これらをすることによって、よりKJ法を有効活用できたのではないかと感じました。みなさんも、もしKJ法使う時があったら、ぜひ参考にしてください。


4.まとめ

以上、KJ法について解説してみました。ここまで読んでいただきありがとうございました。

参考文献

https://swingroot.com/kj-method/



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