親友がいない!!!

昔から親友と呼べる友人がいなかった。友達はちゃんとたくさんいて、休み時間のたびに話したりふざけあったりしているのに、「2人組作って~」と言われた瞬間アラ不思議。光の速さでぼっちになってしまう。

みんな各々組むべき人とペアを組んでいて、自分はどこかで3人組に入れてもらうか、たまたまペアが休んでいた子と都合よく組んでいた。

親友がいないことが辛い、というよりかは、「もちろん組むよね」みたいな、親友同士の間で交わされる暗黙の了解みたいな空気が羨ましい。シンプルにいえば親友羨ましい。

どこかに遊びに行くにも気軽に誘えて、ペアも無言で組めて、突然電話を掛けられるような、そんな関係が理想だと思っている。

大体みんな幼稚園からだとか、小学校からの友達だとかが多い。なんで当たり前のように友達と高校まで一緒の道進んでるの、、、?意味わかんない、、、

自分にも、中学高校は違えど小学校のころ最も仲が良く、そのあとちょくちょく連絡を取ったり会ったりしていた友人がいた。私は結構最近まで「ここまで仲良いんだから親友だろ、、、」と思っていたが、インスタのストーリーを見る限りなんかそんなことないように思えてきて、ひどく虚しくなった。多分、あっちには他に親友と呼べる人が出来たんだろうと勝手に思った。確認する勇気はない。「ウチらまぢ親友よな~!」と確認する友情ほど脆くてダサいものはないと思うからだ。

咄嗟に2人組をつくる人がいない、というのは傍から見ても一目瞭然なのも含めて、結構自分にもダメージが来る。ぱっぱと決まっていく友人や、いつも一緒に行動している友人がしれっと2人組を組んでいて詰むこともある。

そんな窮地を何度もどうにかして乗り切ってきたのだから、多分これからもどうにかなるのだろう。でも、いつも話しているのに2人組のときは当たり前に組んでくれない、という現実は辛く、選んでくれないのか、という残念な感情も残る。

焦ってつくるものではないとわかっていても、これから先、親友なんてつくることができるのか、かなり不安は残っている。

いつかそんな人ができたら、まずは用もなしに電話をかけて長話したい。おわり

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