【甘いKOFUKUな味わい】の未来を考える
私は地元岡山を盛り上げたい。
とても抽象的な理念だが、このくらい曖昧であれば、取り組めることが幅広くなるからだ。
現在、私が取り組んでいるプロジェクトは2つある。
1つは、地域アカウント。
岡山の魅力を発信する。現在は飲食店がメインであるが、今後、発信の幅を広げていくつもりである。近い未来として、週末のお出かけスポットが見つかれば良い、みんなの生活の一部になれば良い。長期的には、それらを通じて、やっぱ岡山っていいところだよなと思って欲しい。
もう1つは、表題にもある【甘いKOFUKUな味わい】の活動。
当初は、大学祭にて「フラペチーノ」として販売する予定だった。
そのための試作として、「おでんマルシェ」に出店した。学生がやりたいことをできる実験の場だ。
そこの出店を告知したら、「岡山でもやって欲しい」という声をもらい、5月に初出店。6,7月と定期的に開催している。
活動する上で、「岡山」や「社会貢献」をキーワードとするようになった。どのように他者に貢献できるのか。どのような価値を提供するべきなのか。
理念は、地元のフルーツを食べてもらい、すべてのお客様を幸福に。
ミッションは、2つあり、
①岡山のフルーツを使用した商品を手頃な価格で飲食してもらうこと
②ロスになってしまう資源を最大限活用すること
ならば、【甘いKOFUKUな味わい】の組織としては、どうだろうか。運営メンバーとして、数人所属している。彼らは、先ほどの理念やミッションに共感してくれ、参加してくれている。
おでんマルシェのように、もっと自分のやりたいことに挑戦できる場所にしてあげたい。PDCAを繰り返しながら、成長することができる場になれば良い。そのフォーマットとして、【甘いKIFUKUな味わい】を利用するくらいの勢いでいてほしい。そして、目処が立ったら、自分で独立して、活動する学生が出てくれたら嬉しい。
そんな運営メンバーが活躍する【甘いKOFUKUな味わい】に、どんなお客さんに来て欲しいのか。
もちろん、商品の味やクオリティに魅力を感じて来てくれたら嬉しい。さらに言えば、僕らの理念やミッションに共感して、応援して来てくれたらとても嬉しい。
それとは別に、ある付加価値をつけたい。
自分のやりたいことをやっている学生を応援したいという価値、または、そのような学生を見て元気をもらったり、刺激を受けたりするような価値を届けられるようにしたい。
仮に、これらの価値がすべて届くお客さん、それを届けられる運営がいる形が達成されたら、【甘いKOFUKUな味わい】は、とても温かい、価値のある場所になる。
ロジックとして、低価格の商品を提供する場は、質の悪いお客さんが来る場合が多くなる。これは、理不尽なクレーム、振る舞い、マナーなどである。他のお客さんを不快にするようなお客さんのことである。
逆に、カフェやレストラン、ちょっと高い飲食店の客層は良いように思う。(お金を持っているが故に横柄にするお客さんもいると思うが...)これは、心の余裕があるからだと考える。
【甘いKOFUKUな味わい】は、低価格で岡山のフルーツを味わってもらうことがモットーである。それがきっかけで、岡山の良さを再認識して欲しいからだ。
理論的に言えば、低価格ということは、質の悪いお客さんが来る場合が高くなる。
でも、そのような場にはしたくない。
理念やミッションは達成しながら、温かい場所にしていきたい。
そのために、自分がやらないといけないこと。
まずは、プロジェクトメンバーの内部からこれを伝えていくこと。組織として体制をしっかりすること。誰でも良いからとメンバーを入れるのではなく、ちゃんと吟味して、メンバーを入れること。
少しずつ、形になってきた今、最終ゴールをもう一度確認、再定義して、頑張っていこうと思う。
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