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2020シーズンCL東京振り返りと反省

noteでは初めてお目にかかります。関東の埼玉越谷や千葉松戸、柏を中心に活動しています、シニアの仲良しで結成したチームバチュルリーダー、まっつんと申します。今回のようにチャンピオンズリーグやシティリーグ、なにか節目になるようなことがあればこうやってnoteを書こうと思います。

目次
1 大会の総評
2 今大会のシニア環境考察と現実
3 使用デッキと採用カード理由
4 対戦したデッキと試合展開
5 デッキの反省、改造点
6 終わりに 

1.大会の総評

まずはチャンピオンズリーグ東京の本選に参加した方、結果はどうであれお疲れ様でした。抽選に落ちた方やサイドイベントへ参加した方、あなた様が望んだ結果は得られましたか?参加出来なかった方、今回こそ参加出来なかったものの、まだ今シーズンは始まったばかりです。あきらめずに頑張っていきましょう。というわけで大会の総評ですが、やはり2020シーズンが始まるとだけあって運営のスタッフを初め、ボランティアジャッジの皆様、選手の熱気などを存分に感じられる大会となった気がします。自分としても、気分よくプレイすることができました。ほんとに感謝しています。ありがとうございました!

2.今大会のシニア環境考察と現実

今回は、シニア環境として以下のように考えていました。

tear1  レッドパーフェクション(以下赤MM)
    レシラム&リザードンGX(以下レシリザ)
    アルセウス&ディアルガ&パルキアGXと
    ケルディオGX(以下3神ケルディオ)
tear2  カラマネロ系統 
    ウルトラネクロズマGX(以下ウルネク)
    ガブリアス&ギラティナGX(以下ガブギラ)
tear3  化石やグランブル、ロストマーチなどの
    非GX主体のデッキ

では実際、友達との会話や自他の対戦履歴や見学したのを含めてざっくりと環境を書きたいと思います。

tear1  ルガゾロ系統
    レシリザ
tear2  赤MM
    3神系統
tear3  化石
    イカ系統

だいたいこんな感じです。予想していたtearより全体的に下に下がり、全く予想してなかったルガゾロがだいたいレシリザと同じ数いた感覚です。さて次の話題に参りましょう。

3.使用デッキと採用理由

今回、自分がシニアリーグ環境を上記のように読み、大会当日に持ち込んだデッキは「レシリザ」です。
そのレシリザのレシピはこちらです

では、ポケモン全般とだいたいのレシリザのデッキタイプに入っているカードは説明を省いて採用理由をあげていきたいと思います。

レシラム&リザードンGX

言わずもがな、登場当時からひたすらに強い性能を持ち、強力なサポート「溶接工」があるため汎用性の高さも評価される。能力変化や耐久バフをもろともしない特大300ダメージのGX技や、単純な数字にして優秀な230ダメージの通常技、270という高いHPを生かして中打点に対する強さを発揮する「げきりん」という、1匹で見れるポケモンは数知れずのメインアタッカーです。こいつ無しでは始まりません。

メガミミロップ&プリンGX

オルタージェネシスより登場し、環境を荒らしていたミュウツー&ミュウGX(以下MM)のすべてのデッキタイプが見ることができるとても優秀な1枚。最悪択のGX技での時間稼ぎ、レシリザでは補いきれないエネルギー3枚下における標準打点の高さを誇る「ジャンピングバルーン」を持ち、HP240と若干心もとないものの逃げるエネルギーは1枚の軽さを持ち、スタートしても困らないので汎用性も高い。

フーパ(SM10a他)

今大会でのMVPにしたいのはこいつ。HP130たねひえく族において一番の汎用性と火力を持ち、低コストながらの火力の補強を行ってくれるいたせりつくせりのカード。主にカラマネロ主軸の超バレットや特性で回すことの多いMMのデッキタイプ、サーナイトGX、ルガゾロのデッキタイプに対してのアドバンテージを稼ぐために採用。スタートしても、後攻であれば1エネルギーでそこそこの打点と相手の場展開の邪魔をしてくれるので、時間稼ぎにも最適。ジラーチを主軸にデッキを回すパターンのデッキには使って対戦をしていきたいが、3神やサナニンフなどの対戦においてスタートしてほしくないので1枚採用です。

バクガメス(SM6a他)

ひえくHP110でありながら逃げるエネルギー3と、スタートするとかなり重いポケモンだが、このポケモンでスタートしても、後攻であれば自身で180までの打点が望めるため、試合の中で腐らないことが最大のメリット。「無人発電所」を「混沌のうねり」で出せない状態にされているなかでの、「ケルディオGX」を突破する手段でもある。青天井の火力のため、エネルギーを1枚でも張っておくと処理をしてくれやすい体力であるため、劣りとして使うことも多い。PJCS(ポケモンジャパンチャンピオンシップ)ジュニア部門の優勝レシピを参考に採用を検討。

ジラーチ(sm8a他)

デッキの潤滑剤。スタートしてくれればそのあとの試合展開のアドバンテージをしっかり稼いでくれる為現在のレシリザのデッキタイプのほとんどはジラーチを採用しているのが多い。デッキを5枠割くことになるが、その5枠で運命が変わることがよくわかる1枚になっている。後に説明するが、「カプ・テテフGX」や「デデンネGX」、「マーシャドー」を若干数少なくしている影響もあり、能力が損なわれるとかなり厳しくなるのが難点。しかし、2枚体制になってからのデッキ潤滑スピードはさすがとしか言いようがない。

マーシャドー(SM3+他)

環境のデッキタイプほとんどに対して影響のある、「無人発電所」を出され、こちら側のGXでの展開が出来ないときや、デデンネGXや溶接工をしたあとのキーパーツを拾いに行きながら妨害することが出来る、第2第3のリセットスタンプとして採用。試合を通して使わないことはほとんどないとっても便りがいのあるポケモン。人によっては嫌う人も多いようだ…

カプ・テテフGX

SM2Lの「アローラの月光」よりずーっとSMシリーズを支えてきた強カード。ホントに長い間お世話になりました!こいつに対しては語ることないでしょ!
先行カキの為に持ってきたり、溶接工が必要な盤面下で持ってきたりと、汎用性の面ではSMシリーズトップクラス!通常技もHP60までは単体で見ることができるため、他のデッキより青天井しやすい利点もある。

デデンネGX

テテフのスタンダードレギュレーション落ちによって、改めて日の目を浴びた強カード。弱い部分はない。強いて言うならHPが160しか無いところだろうか。そこは特性が強いのでそのハンデとしてしか捉えていない。今更語ることはないだろう。

タッグコール

後に紹介するTAGTEAMのサポートやレシリザ、ロップリンをサーチするボールとしても活躍。
レシリザを呼んでついでにマオスイレンなどのTAGサポートを呼んだり、要らなくなった2枚、3枚目のレシリザやロップリンを持ってきてグレートキャッチャーのコストに使ったりと、さまざまな使い方ができる。
TAGTEAMの総数が6枚の少なさより1枚でのシングル採用となった。TAGサポートを増やすことになると、採用枚数を増やすことも考えられる優秀なカード。

ボール系統(2-3-2)

今回は、ジラーチを主軸において回すためにネストボールを増やすか悩んだが、現物の枚数を増やすことによりネストボールの少数化を実現、ハイパーやプレシャスに枚数を回すことができた。そのお陰かテテフやデデンネを使いやすく、事故が起こることはほとんどなかった。

ポケモンの道具系列(2-2-1)

こだわりハチマキは相手のデッキタイプによっては貼り先を間違えると死に至ることもある。ロップリンの270ライン到達やレシリザの通常技280のためにはらなくてはならず管理が必要。
エスケープボードはまぁ、わかるでしょう。
フィールドブロアーですが、ミラーにおけるこだわりやボードを剥がしたりサナニンフのメット、超バレットのおろいのおふだ、MMについた「にじいろのはな」などを剥がすために採用。

入れ替え系統(2-1)

ポケモン入れ替えは、レシリザのフレアストライク連発デメリットを消すためや、初手バグガメス、フーパでスタートしたときのベンチのジラーチとの入れ替え、ジラーチがエスケープボートを持っていないときに入れ替えるための主に3種類です。あなぬけのヒモに関しては、フーパブラッキーや悪系統のアローラペルシアンGXを交わしたりするために採用です。単純な場面であなぬけを使うことはほとんどなく、必要なければ入れ替えにしてしまっても構わない。

相手を呼ぶ手段(1-2)

使う頻度の少ないグズマをあえて1枚採用にしたおかげで、グレートキャッチャーに枚数を回すことができ、ククイプランも取りやすくやりました。手札を2枚捨てるのは案外ポケモンが余ったりするのでそこでカバー出来ます。バリバリGXの環境下なのでグレートキャッチャーが腐る場面はほとんどないです。それならグレートキャッチャー3にしろよってなったんですが、レシリザの入れ替え札が4枚以下になるのは乏しいので1枚、ジラーチやカラマネロなどに対応しているグズマにしました。

マオ&スイレンTAG

最近のレシリザやタッグ主軸のデッキタイプに多く採用されているTAGサポートの1種。レシリザ全盛期から何かしらの回復手段を持って戦ってきたこのデッキタイプに対して、狙い済ましたような相性のよさを発揮。要らなくなったポケモンやこの先使わないカードを捨てて山札を相対的に減らしたりしながら、フレアストライクのデメリット効果を消し、HPを120も回復してくれる。単純に入れ替えるための札としても採用でき、4枚目の入れ替え手段としての役割もこなすしっかりものの二人。

シロナ&カトレアTAG

前日まで採用を見送っていながら、ラスト一回しの際に組み込んでみたところ、思いがけない汎用性の高さを見せたので即採用。元々はククイ博士が2枚の採用だったのにたいして、このカードを1枚差し込んだおかげで、グズマ、マオスイレン、ククイのピン差しサポートの使い回しができ、これまた要らなくなった札を捨てることにより3枚のドローが付いている優れもの。タッグコールの採用もこのシロナ&カトレアが入ったので採用に至った。

ウィークガードエネルギー

エネルギーの総数が14枚になっている今回のデッキだが、そのうちのエネルギーを1枚ウィークガードエネルギーに差し替えた。14枚オール炎エネルギーとは違い、ダブルブレイズGXの追加効果やバグガメスの打点あげの邪魔になるものの、環境でそこそこ多いと踏んでいた3神ケルディオをしっかりと見なければならないため、ケルディオGXに弱点をつかれてレシリザがやられてしまわないように、相手を絞ったのでピン差しでの採用になりました。

だいたい気になるカードは説明したかと思いますので、次にいきたいと思います。

4.対戦したデッキと試合展開

ここからは先にあげたレシリザを使って予選8戦の対戦デッキと試合展開について載せていきたいと思います。

初戦 VSルガゾロ 後攻 負け 0-1

初戦から、上位卓常連のお知り合いとの対戦。さらに全く予想してなかったルガゾロを使ってきて頭はパニック状態に…。しかし、お相手の先行1ターン目があまり優れず、ゾロアとメタモンだけの盤面に。後攻ながら、テンポを握れると思った俺は、テテフカキプランを取り、相手に圧をかける。ゾロアークGXが立ち、とりひきで盤面を展開されるも、エネルギーを引かれず、サイド残り2-6の盤面に。これは勝てると思った矢先、メタモンがアーゴヨンGXに進化しスティンガーGXを選択。それより前に120のダメージが乗っており、手札は2枚。マオスイレンを引かなければいけないのだが、タッグコールもトラッシュに行っており、引けずに負け。グズマが1枚の悪いところが目立った試合となった。
負けるのはしょうがない。切り替えていこう。そのまま望んだ2戦目…

2回戦 VSズガアゴ 先行 勝ち 1-1

お相手さんかなり落ち込んでおり、対戦をしづらい対面に。先行をとることができ、テテフカキプランをしっかり決めることができた。お相手なかなかエネルギーをためることができなかったが、前のズガドーンGXが飛んでからメイで盤面復帰。そのまま前のレシリザが飛ばされる。しかし、そこでエネルギーが盤面トラッシュから尽きたので、ひとまず溶接工手張りでGX200ダメージで飛ばし、そのまま押しきり勝ちの流れ。少しヒヤッとする展開だったが、勝つことができ、このまま6連勝するぞー!って気合いを入れ直した3戦目…

3回戦 VSブイズペルシアン 先行 勝ち

イーブイフレンズがまさかCLの舞台で対戦することになるとは思ってもいませんでした。グレイシア主軸でペルシアン2種類とシルヴァまで入った欲張りセットでした。エネルギーの供給が鬼門のデッキなのは十分理解していたので、グズマやグレートキャッチャーでエネルギーつきを多く倒してテンポを握り勝利。この試合に関しては危なげなくプランを押し通せた。
続いて折り返し4戦目…

4回戦 VSメルカリ単騎 先行 勝ち

これは単純に弱点なだけでなくお相手の引きが弱く、メルカリが完成する前にこちら側が先行カキしていたこともあり、スピードで勝利。あまりにも可愛そうだが、そうなってしまうのも覚悟の上で握っていると思うのであまり触れないことにする。少し調子がでできてこのまま波に乗りたい5戦目…

5回戦 VSベトンウルネク 後攻 勝ち

これまた初めて見るデッキタイプ。大方の形は理解していたので、対面が不利なことは重々承知。敗けを覚悟して、とりあえず行けるところまで行こうと腹をくくったところ…なんとベトンが立ちはしたもののエネルギーがお相手さんこず、こちら側が取ったサイド3-0からスタートすることができ、ビーストリングからのエネルギー加速が間に合わず、打点が届かずそのまま勝ち。まさか勝てるとは思ってなく、1敗からの4連勝で調子に乗ってきたところで望む6戦目…

6回戦 VSラムパルドアーマルド 後攻 負け

あー、ついに踏んでしまった。捨てなければならない1試合。他を全部拾うからこの対戦だけ捨てようとたかをくくっていたのに…初戦を落としていたこともあって、決勝トーナメントを諦めた1試合でもあった。とりあえず、対戦はするもののまぁ、ひえく対面で1撃取られる相手にTAGTEAMで挑むのは無謀だよね…対戦の後、お相手と少し化石についてお話しして、本人が一番良い形が出来たと自賛してたので、負けても悔しくはありませんでした。とりあえず完走したいと意気込んで望んだ7戦目…

7回戦 VSサナキュウシルヴァ 先行 勝ち

サーナイトGX主軸の進化デッキ。レシリザとは回った方が勝てるというのは、練習やチームメンバーの対戦、対戦結果の共有などで知っていたので、お相手の展開が遅れてくれればこっちはまだ勝機あるぞと諦めずに1ターン1ターン時間をかけ、選択肢を間違えないように試合を展開しました。お相手さん、色エネを引くことができず殴って来れなかったので、グレートキャッチャーやグズマを駆使して、エネルギーを引かせない動きをし続けて取ったサイド4-0を作り出し勝利。先行カキが打てたのも大きかった。予選を完走できることが確定し、今度はCSPをどれだけ稼げるかとの勝負になるので、コケないように挑んだ最終戦…

8回戦 VSグランブル 後攻 負け

これまた予想してなかったひえく対面。tear予想していたデッキと大抵当たらず、そこそこ当たり運としてはよかったと感嘆しながら戦った最終戦。先行を取られて2ターン目から殴られ始めて、しょっぱなからピンチかと思いきや、グランブルやぼんぐり職人を引かないため、またまた殴れない状態に…しかし、こちら側もスタートがフーパと下から3番目くらいに悪いスタートを切り、入れ換え札、潤滑する札がなかなか引いてこれない泥沼状態。フーパでヤレユータンとブルーの2枚は飛ばすことは出来たものの、そこまでで準備を整えられ、こちら側もレシリザ2体体制で戦う他無かったが、お相手のデッキにはもちろんカルネがあるため、必要なパーツはすべて回収され、こちらのリソースは徐々に切れていき…最後はパーツすべて引かれ負け。実はオープンチャットの同じグループにいた人と知り驚きを隠せなかった…

というわけで今回は5-3で予選完走をすることができ、CL愛知が確定し、安心しました。あとは順位ですが…

…67位!

ん?マジか。トップ64には入りたかったなぁ…ととても残念になりました。少なくともともだち手帳は欲しかったなぁ…と悔やまれる結果となりました。CSPは60点となんとも微妙な結果となりました。少し前日までの修学旅行の影響で練習不足なところはありましたが、自分はよく前日の夜にデッキを作り完走することができたのは自分を誉めようと思いました。

5.デッキの反省点・改造点

今回のレシピを改めて…

まずは、ポケモンから…
レシリザ3枚はやり過ぎでした。2枚で良かったです。
その代わりとしてテテフかデデンネの枚数を1枚は増やしておきたいです。使ってみた感想としてテテフがあると、初手カキプランを取りやすかったりククイやグズマをピンポイントで持ってきたりと、汎用性が増すことに対してデデンネだとタッグコールやスタジアム、グッズにさわりやすくなるため回しかたが変わるが、とても強くなると思います。
トレーナーズとしては、炎エネルギーを1枚減らして炎の結晶を入れてみても良いかもと思います。エネルギーが12で足りなかったPJCSの教訓をいかして13枚にしましたが、ボールやマオスイレンなどのトラッシュ関係が多くなった影響で炎エネルギーを対戦中14枚前後使うことがこの大会を持って分かり、こういうところに練習不足が出たのかと思いました。その他はあまりいじるところはこの構築だと無いかと思います。個人の好みやプレイスタイルに合わせて改造してみてください。

6.終わりに

こんなろくな成績も残していないシニアの記事を最後まで見ていただきありがとうございました!次のCL愛知では環境が全くとして異なるために、この記事が役に立つのも2019年11月末までとなりますが、少しでもトレーナーズリーグで点数を稼ぎたい人だったり、レシリザの構築よくわかんないって言う人や、CL東京のシニアの環境ってどんな感じだったんだろうかって言うのを知りたかった人や、環境トップを誇っているレシリザってどんな感じなの?ってやつを知りたい人に向けて公開させていただきました。上級者様にはつまらない記事になったかと思いますが申し訳ありません。次に書くことになるのは、現環境レギュレーション最後となる11月シニアシティになるかと思います。公開する日にちをなるべく早くしたいと心がけておきます。これからよろしくお願いいたします!

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