【College】ブレイク・バーソル5試合6HR/チャーリー・コンドン4週目4HR【4週目】

 こんにちは、あまなつ(@MattDavidson91)です。
現地時間2/16に開幕したアメリカ大学野球(NCAA1部)は、4週目が終了しました。
 これからレギュラーシーズン終了まで、毎週水曜日-金曜日に、アメリカ大学野球の注目トピックを4-5つ紹介していきます。

1.ブレイク・バーソル5試合6HR

 ブレイク・バーソル(コースタルカロライナ大2年/2B/3B/175cm85kg/25年ドラフト対象)は小柄ながら、豪快なアッパースイングで長打を連発する強打者。
昨年は1年生ながら3Bのレギュラーとして1年間プレーし、好成績を残しました。
今季は開幕直後は不振でしたが徐々に調子を上げ、4週目は19-9 6HR 13打点の大活躍。
9日のミシガン大戦では1試合3HRを記録しました。

●4号HR

●5号HR

●6号HR

●7号HR

●8号HR

●9号HR

 バーソルは広角に痛烈な打球を飛ばすスラッガー。
昨年のサマーリーグでも好成績を残しており、木製バットの対応力も高いです。
また、2Bの守備も上手く、2Bで5位のDRS3.7を記録しています。
ちなみに、父も野球選手でマイナーリーグで9年間プレーしていました。

2.チャーリー・コンドン2週目5HR

 チャーリー・コンドン(ジョージア大2年/OF/1B/4位/198cm97kg)は練習生から成り上がった、大学生トップクラスのスラッガー。
昨年はSEC1年生新記録の25HRと素晴らしい活躍で、日米大学野球では中日ドラフト1位の草加勝選手からHRを打ちました。
そして、今季も開幕から絶好調で2週目にSEC週間MVPを受賞。
4週目は18-10 4HR 10打点を記録し、12HR/打率.565は全米1位となりました。

●9号HR

●10号HR


●11号HR


●12号HR

 コンドンはコンタクト・パワーを兼ね備えた強打者で、打球速度もトップクラス。
大柄ながらコンパクトなスイングで、開幕9試合マルチヒットを記録
また、強肩で大柄な体格の割に動けるタイプで、LFなら問題なく守れます。

3.チェイス・バーンズ全米12位デューク大相手に6回14K

 チェイス・バーンズ(ウェイクフォレスト大3年/RHP/16位/191cm98kg)は同大のピッチングラボでさらなる進化を遂げた大学生No.1投手。
高校時代にMAX101mphを記録した剛腕で21年SD20巡目で指名も進学。
テネシー大では1年次からエースとして活躍しましたが、昨年は不振でシーズン途中にリリーフへ降格し、同大へ転校。
9日の全米12位デューク大戦では6回 被安打2 与四球1 奪三振14 失点0の快投を披露し、ACCの週間最優秀投手賞を受賞しました。

 バーンズの球種は94-98/102mphの速球・スライダー・チェンジアップ。
高めのリリースポイントから投げ込む速球・3000rpm超のスライダーは大学生トップクラスで、制球も破綻なし。
大学生投手の中では一歩リードしている印象で、1巡目上位での指名が期待されています。

4.ケイド・アンダーソン5回13K無失点

 ケイド・アンダーソン(LSU1年/LHP/25年ドラフト対象/188cm79kg)は完成度の高い期待の1年生サウスポー。
高校通算防御率0.22、28勝1敗と輝かしい実績を残しましたが、22年4月にTJ手術を受けたため指名されず、子供の頃から憧れていた同大へ進学。
6日のサウスイースタンルイジアナ大戦では5回 被安打2 与四球2 奪三振13 失点1 自責点0と好投しました。

 アンダーソンの球種は91-94/MAX95mphの速球・カーブ・チェンジアップ。
ベストピッチは曲がりの大きな縦のカーブで、速球も伸びがある球質です。
また、188cm79kgと細身で伸びしろが大きく、来年はエースに成長しているかもしれません。

5.ダコタ・ジョーダン4週目4HR

 ダコタ・ジョーダン(ミシシッピ州立大2年/OF/27位/196cm111kg)は身体能力の優れた大学生トップクラスのパワーヒッター。
高校時代はアメフトでも活躍しており、昨季はLFのレギュラーとしてチーム4位の10HRを記録し大学代表候補に選出。
今季からRFに転向し4週目は13-9 4HR 13打点&4試合連続HRの大活躍で、SECの週間MVPを受賞しました。

●5号HR

●6号HR

●7号HR

●8号HR

 ジョーダンの武器は打球速度110mph以上の打球を連発するパワーで、スイングスピードもトップクラス。
変化球の対応が課題で三振が多いですが、四球もきちんと選べるタイプです。
また、大柄な体格ながら俊敏性が高くスピードも平均以上ですが、肩・守備力は平凡で、LF向きかもしれません。

6.MLB公式2024年ドラフトプロスペクトランキング投手・野手成績

●投手

●野手

7.その他

●ザック・ランペン(サンフランシスコ大2年)のスーパープレー

●全米12位デューク大1位ウェイクフォレスト大に勝ち越し

●セントメリーズ大全米4位フロリダ大に勝ち越し

●カンザス大全米5位TCUに勝ち越し

●ウェヒナ・アロイ(アーカンソー大2年/SS)打球速度114mph/推定飛距離143mの特大2号HR

●ダコタ・ジョーダン(ミシシッピ州立大2年/OF)打球速度111mph/推定飛距離141mの特大7号HR

●𝐃𝟏𝐁𝐚𝐬𝐞𝐛𝐚𝐥𝐥 𝐓𝐨𝐩 𝐏𝐥𝐚𝐲𝐬

●NCAA Baseball全米大学ランキング

●Top Shots of the Week

https://twitter.com/NCAABaseball/status/1765823561426460945?s=20


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