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スマップ騒動と吉本騒動で思う「人生の別れ時」

人生には、別れ時、というものがあります。

今、スマップに対して、「2016年のあの時に、みんなで独立していれば良かったのに。。。」と思っている人が多いのではないでしょうか。

独立に一人だけ反対された木村さんは、お嬢さんを芸能界デビューさせたいという思いを優先されたのかもしれません。
また、奥さまのとのご結婚を、創業者姉弟さんには許可されたけれど、マネージャーさんには反対された、という遺恨があったのかもしれません。

それでもやっぱり、「あの時みんなで。。。」で思ってしまうファンの方は多いと思います。

創業者一族と、能力の高い社員との戦い。
それは色んな企業で起きる騒動です。

現在騒動の種になっている吉本興業もまた、十年くらい前に「創業者一族と能力の高い社員」との戦いがありました。
そして結局、吉本では能力の高い社員側が勝ったのです。
創業者一族の末裔は、吉本から完全に追い出されてしまいました。

ゆくよは、これは遺恨を残したのではないかと思います。

正直、能力の高い社員は、創業者一族を排斥したりせずに、自分が育てたダウンタウンとその軍団を引き連れて、新しい事務所を立ち上げて、独立していればよかったのではないでしょうか?

創業者一族には昔ながらの大阪芸人たちを残して、それなりに利益や利権もちゃんと残してあげるべきだった。
全てを奪うべきではなかった。。。

人の創った会社を奪うよりも、そろそろかな、という時期に、ちゃんと別れておいたほうがよかったのではないかと思わずにはいられないのです。

人には、別れ時というものがあります。
誰かを追いやったり、排斥したりして怨みを買うよりも、別れ時にきちんと別れおくことが大切です。


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