2021/10/26(1-p.54)


 ヤクルトが優勝した。西武が優勝争いをしていたらもうすこし、ラジオ中継はなくなっても結果ぐらいは追いかけて、パ・リーグの他球団に、
「今日負けてくれたらゲーム差が縮まるのにな」
 とか思ったかもしれないけれど、もともと勝敗にそれほど執着できず、スポーツファンとしては他人に「間違ってる」と言われても強く反論できない態度だったのが、より勝敗を気にしない順位になってしまっていることもあって、今日の試合がどうだったのか、点数すら見ていないので、特に文化放送「ライオンズナイター」が終わってからはとてもじゃないけど自分のことをライオンズファンとは言えない。でも来年もファンクラブには入るし、直接球場にも行きたい。
 直接観に行くと言えば、新日本プロレスの「イッテンヨン」は来年はかならず行く、行かないといけない、今こそ行かないといけない、プロレスはやっぱり生で見ないと、YouTubeでも昔の試合を公開してくれているが、僕の場合はとくにプロレスは生で見ないと、プロレスを体験できない。

 眞子さんが婚姻し(逆か。婚姻したから眞子さんになった)、職場でもすこしそんな話になった、何人かの人は「心配だ」と言っていたけれど、ぼくは他人様のこと心配している場合ではない、自分のことに精一杯でそれどころではなかったからもちろん心配なんかしていないが、とにかく2人が幸せに暮らしていったらいいな、と思うし、結婚が幸せの形だとは思わないけれど、これで一区切り付いて、まだ沈静化には時間がかかるかもしれないけれど、一日でも早く、2人の心が休まる日が来ればいいな、と願っています。僕が言うのもおこがましいけど。

 ニュートは、インディアナポリスの姉の家に隠れていた。記者団に対しては、短いステートメントを発表しただけだった。「これは、私事わたぐしごとです。たんなる恋愛事件です。ぼくは後悔してはいません。何が起ころうと、それはぼくとズィンカのことで、みなさんには関係ありません」
(カート・ヴォネガット・ジュニア 伊藤典夫訳『猫のゆりかご』ハヤカワ文庫、p.37)

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