2021/05/25(ガープ-p.96)


 土日に日記をたくさん書いたんで、ストックは明日分ぐらいまであるのかと思ったら、今朝の文章しかなかったから、今は休憩時間なんだけど、日記を書くのを夜に残しておくと疲れるので、5分ぐらいで書く。
 今日からセパ交流戦だったが、広島西武はコロナウイルスで中止になった。しょうがないことなんだけど、仕事を終えてハイボール飲みながらだらだらラジオで聴くのがいちばんの楽しみだったから、残念だ。野球を聴くために仕事を頑張れている感じがする。もしかしたらこの日記にも「2020年は野球中継のおかげで生き延びることができた」と書いたかもしれないけれど、それは大げさではなくほんとにそうで、じゃあ野球中継がなくなったらお前は死んでしまうのか? とそんな極端な話ではなく、野球はなくてもほかに楽しみは見つけて生き延びるけど、ラジオで野球を聴くようになって、野球は僕の日常の中で、思っている以上に、今までの生活からは考えられないくらいに大きなウエイトを占めるようになった。

 少年野球をやっているときは全然好きじゃなかったのに、むしろキライだったのに、最近思うのは、野球はやらないから好きなんだと思う。早見和真が『あの夏の正解』の宣伝で「伊集院光とらじおと」に出ていたときに言っていた、
「コロナで甲子園がなくなった高校球児が、
『甲子園がなかったから野球がたのしかったのかもしれません』
 と言っていて驚いたんです」
 って言葉を思い出す。
 自分にはどうにもできない理由で甲子園がなくなってしまった高校球児たちと僕を比べるのはおこがましいけれど、それでも、僕も、野球はやらないからこんなに楽しめるんだと思う。

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