2023/09/01

 9月になった、べつに感慨はない、いつも月の初めにはこういうことを書いている気がする、とくに待ちわびていた月はないので、12月は「よいお年を」を言うのが好きなので待っているけれど、でももう9月か、だんだん12月が近づいてきている、4月に正社員になって、5ヶ月、まあまあ経ってる、10月ぐらい、入って半年ぐらい経ったらガーン!とくるよ、と先輩のWさんが言っていたのを、今日はなんでか知らないけど2回の人が活動的で、どんどん床が鳴っている、セックスでもしているのか、しててほしい、ひとり暮らししたら誰かを部屋に呼び込んでセックスぐらいするかもしれないと思っていたがしない、外でする、部屋には誰も呼びたくない、散らかってるし、やだ、一度入れたことはあるがいやだった、友だちを呼ぶとしたら引っ越してすぐ、まだ部屋が散らかっていないときに呼ぶ、そのときはいろいろ持ってこい、分かんないけどそうで、なにがそうなのか分からないけれど、とにかく文章なんか、なんかなんて言ったら失礼だけど、たまたま纏まっているから文章としてでてきているだけのことで、頭の中にあるときはまとまっていない、そのままになっている、でもその方が正常なんだから、それを無理して文章としてまとめようとするからおかしなことになる、昨日ある人が書いていた文章を読んでいて、その出だしで始まるならもっとおもしろい方に行ってくれると思ったら行ってくれなかった、ってことがあって、批評家? 批評じゃなくても文章読んであれこれ考えている人は、そこをついてくるのかもしれないけれど、俺なら、消化不良ならそのつづきは俺が書けばいいじゃん、と思った、出だしだけパクってあとは自分のおもしろいように書けばいい。ビートたけしと松本人志の対談があって、ビートたけしが、笑いについて分かったような口をきいてくる役者がいるとムカつく、この前も「こうやって転んだらおもしろいでしょ?」っておもしろくねえよ、というエピソードを言っていたが、これは本当の話なのか? もし本当にそんなことがあったら、言った役者は「あ、俺のことだ」って分かる。分かられてもいいような役者ならいいかもしれないけれど、でもビートたけしはもう二度と使わねえとまで言っていたから、そこまで言うともしかしたら創作なのかもしれない、こんな役者二度と使わねえというところだけ本当で、エピソードはフィクションじゃないかと思う、そうやって回避する、ビートたけしならその程度の創作なら一瞬で、まるで本当にあったかのように話す。俺が書こうとしているフィクションは回避するためのフィクションではないけれど、でも、まるで本当にあったかのようにフィクションを話すってのはこういう感じなのか、ってちょっと考えた。

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