タイギゴ　(3)

『いたたまれぬ日々』、タイトルを考えるのが面倒くさい、ネーミングセンスがない、コピーを考えるセンスもない、だったら一つタイトルを決めちゃって、「第１回」「第２回」と連載にすればいい。

正直タイトルなんて、なんでもいいっちゃなんでもいい。そんなことより書け。『タイギゴ』でいいや、短いほうがいい。八代亜紀。

新人賞に応募する小説を推敲してると言ったけど正直、もう飽き始めてる。
本当なら今日にでも、もう明日か、にでもここに挙げたい。

とにかく鮮度が落ちる。今、書いてる「今」がいちばん楽しいのに、時間が経てば経つほど鮮度がなくなっていって、面白くなくなる。
書かれた文字は腐らない、と思うかもしれないけど、腐る。あっという間に不味くなる。今書いてる小説は今読んでもらうのがいちばんおもしろい。
なのに、新人賞獲って文芸誌に発表できたとしても、そんなの多分、半年以上あとだから、来年の４月とか５月？　その頃には完全に腐ってる。もう読んでもらいたくない。恥ずかしい。なんであんなもの書いてしまったの？　あれが私のデビュー作？　だったらデビューしない方がよかった。

noteに挙げて、その上で新人賞にも応募したらいいと思い、応募規約を読んだら、
「インターネット上に未発表の作品に限る」
とある。だからここに載せたら応募できない。出来はするけど、受賞はできない。
遅い遅い遅い遅い。腐る。
もう腐り始めてる。