2021/11/27(1-p.54)


 今週は火曜日が祝日で休みだったので金曜日も働いた。「OVER THE SUN」のスーさんの、
「今週もよくぞ、よくぞ、金曜日までたどり着きました。お疲れさん」
 という声に、
「ほんと、お疲れさまでした」
 と、車の中で大きな声をあげる。昨日も朝はしんどかった。職場に向かう車の中でずっと考えてた。この仕事だって来年の3月いっぱいまでの契約なので、仕事しているときの自分がどう思っているのか、仕事に向かう車中でどんなことを考えっているのか、自分研究家としては、今しか考えられないし、今しか書けないので書き残しておきたいんだけど、でも書き残せるほどのことは考えてもいない。

 なにが朝つらかったのか。仕事が嫌なのか。仕事は嫌じゃない。仕事はたのしい。じゃあ人? 人もいい人ばかりでたのしい。会うと元気が出る。
 少年野球のときもそうだった。そういえば話は関係ないが、東映の有料チャンネルで坂本浩一の特撮アクション特集というのをやっていて、ほんのすこしだけ「デカレンジャー」のアメリカ版を見かけたけれど、YouTubeはアイキャッチという場面切り替えの短い動画をよく使う(あんまよく知らないくせに分かったような口をきくな)。テレビではあんまり使ってるのを見たことがなくて、YouTubeでしか見たことがなかったから誰が発祥なのか、とは思っていて、YouTube発祥の文化なのかな、外国ではどうなんだろう、と思っていたんだけど、「世界まる見え!」で流れる外国の番組とか、父親が好きで見ているディスカバリーチャンネルの外国の車の番組とかでは画面切り替えのとき番組のロゴが大きく映し出されたりしている、「デカレンジャー」も画面切り替えのときにアイキャッチを使っていたから、そうか、アメリカではテレビでもともと使っていた技術だったのか、と思った。

 少年野球の話に戻ると、土曜日と日曜日の練習の日もそうだった。せっかくの休みなのになんで早起きしないといけないのか。集合時間は8:15だったので7時くらいに起きないといけなかった。野球はそれほど好きではなかったのでいつも憂鬱だった気がする。でも行ってしまえばたのしかった。友達がいて、学年ごとにウォーミングアップのランニングとストレッチをして、キャッチボールをして、どんな練習をしていたかはわすれてしまったけど、ノック受けたり、素振りしたり、野球できて超たのしい、という感じではなかった、親に行けって言われているから行っているだけの感覚ではあったけれど、行けば友達がいてたのしかった。行くまでがしんどいけれど、行けばたのしかった。今の仕事も同じ感じなのかもしれない。行くまでがしんどいのだ。なにが嫌なのかと言えば、朝の時間に追われている感じとか、そもそも朝早く起きなきゃいけないとか、準備するのが面倒くさいとか、今の季節だと寒い、とか、仕事に行くまでのもろもろが嫌なのであって、仕事そのものが嫌いなわけではない。

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