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#コンピュータ談義 #浪漫に果て無し #2CPUソケット浪漫

足りないバランス…

偶々落札した2CPUソケットのHP Z640、仕様を確認するとXeon CPU はv3 とv4 の両世代を使える模様。
これが仮面ライダーならV3 で迷わないのだけれど…😝

Xeon E5-2640 v3 というCPU

DDR4 1866

このCPUの対応メモリが DDR4 1866 止まり。

現在搭載しているDDR4 モジュール計96GBは全て 2133 なので少しもったない😝

モジュール的には2133
クロック動作は931.2MHz なので倍して約1866

E5-2640 v3 vs E5-2640 v4

v3 は22nm プロセス最後の世代、v4 は14nm プロセス最初の世代。
同じ型番の2640 で比べると、v3 が2.6GHz 8コア、v4 は2.4GHz 10コア。
プロセスがシュリンクされても10コアを同じ周波数で動作させられなかった様で、クロック周波数が0.2GHz 落ちている… orz

まあクロック落ちは少し残念だけど、E5-2640 v4 はメモリもDDR4 2133 と、現在搭載しているメモリモジュールと一致するので、プロセスもシュリンクされているしv4 が良いなあと思った次第。

>>>閑話休題 始め
昔はプロセスが1世代進むと劇的に改善されたものだけど、最近はかなり控えめになったなとかなり寂しい。
80386 の最初の製造プロセスは社内呼称 446 (4インチ、次の4はCMOSだっけな?、最後の6は多分CMOSで6番目に開発されたプロセス)で4インチという小さなウェハーに大きなダイがちまちま載っていて最初歩止まりが相当に悪く、普通はダイパーウェハー(1枚のウェハーから良品ダイが幾つ取れるかという指標)なんだけど、ウェハーパーダイだと良品ダイ一つ製造するのに何枚ウェハーが必要かなんて冗談なんだけど半分本気で揶揄され噂されていたとか。446 は配線が2メタル2ポリなんで、自動配置配線なんて夢のまた夢の時代で、職人芸でレイアウトしていた時代。確かプロセスが648 になって量産が軌道にのったんじゃなかったっけ? 少し記憶が曖昧…

思えば電源電圧も5V でダイ内でさえ信号を振幅するのに数ナノ秒必要で、結局クロック周波数も16MHz 程度だったのである意味釣り合っていた。
この頃からMOSプロセスもNMOS から急速にCMOS移行していた。CMOSの寄生容量ペナルティーが小さくなり実用速度で駆動出来るようになって来たし、NMOS だと0−>1変異が抵抗で引っ張る形だからクロック周波数向上の限界に達しつつあったのも大きかったかな。
<<<閑話休題 終わり

v4 世代でのベスト浪漫?

一覧表をつらつらと眺めて個人的に良いなと思ったのが E5-2689 v4。
ベースクロックが3.1GHz と高めで、ターボブーストクロックが3.8GHz とこのシリーズの中で最高値。
L3キャッシュメモリーも25MB とそこそこで、10コア20スレッドも充分なリソース。
浪漫の塊っすね😝

浪漫と現実

ヤフオクで E5-2689 v4 を物色した所、軒並み1個3万円越え… orz

仕方無くE5-2640 v4 を探してみたところ、2個3千円(送料込み)が!
早速入札して落札してしまいました。😊
こちらのCPUだと交換しても実質殆ど変わりがなくて、単に自己満足を満たす程度なのだけれど、浪漫って基本的にそういった事だよね?😝




#コンピュータ談義 #浪漫に果て無し #2CPUソケット浪漫
#22nm #14nm

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