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#秋葉のお買い得(?)品 #500円NotePC #ジャンク

Acer ASPIRE one

一見程度が良さそうなNotePCで値札が500円だったので購入してみました。

ストレージは無しですがメモリ2GB付きで起動可との事で、ACアダプターも付いていたので遊ぶには良いかと思いレジに持って行きました。

私はこのモデルのご先祖様を以前購入していて、CPUはCeleron 300MHz でHDDは確か2.5" IDE 20GBだったと思います。
Windows7 を入れていたのですが、それがまた操作感が重いのなんの…
英語キーボードでしたが、キータッチも最悪系だったので殆ど使っていなかったです。

動作確認

とりあえず何も考えずに電源ボタンを押したら、サクッとBIOS画面に入れました。
うん、パスワードロックもされていないのでストレージを付ければ使えそうです。
バッテリーが完全に死んでいる訳では無い事も確認できました。w

スペック確認

まあ普通は購入前にスペック確認するものですが…😝

CPUのAtom N280 をググった所、何とシングルコアでした!

マルチコアが主流になってからは、シングルコアの欠点が目立ち避けてきていたのですが…
やはりユーザー操作に対するイベントドリブンの処理と、バックグラウンド処理・I/O 処理をシングルコアでこなすには操作感に大きな影響を与えると思うのです。

ただ現在のI/O 処理系はインテリジェントで高機能なチップが使われていますからCPUのI/O処理負荷はそれ程では無いのかも知れません。

>>>脱線
大昔PDP-11 (だったかな?)にTCP/IP スタックを載せたらCPU処理能力の半分がネットワーク処理に費やされてしまったとか…

CPUが386 の頃、ネットワークカードも186 の載ったインテリジェントなカードはネット処理が軽かった記憶があります。
<<<脱線終わり

メモリはDDR2 SODIMM 2GB で、CPU が32bit で64bit をサポートしていないので最大4GBとなります。なので、これはこのままで増設は無しで。
(まあ、セグメンテーション等を使えば物理メモリーは4GB以上アクセス可能となりますが…)

ストレージ追加

ストレージが無いと話しにならないので、自宅に転がっていた2.5" SATAデバイスから160GB 5400rpm の物を使う事にしました。

背面からネジ3つ外すだけで装着可能なのは、筐体が小型にも関わらずアクセスし易くて良いですね。

他にメモリやWifiデバイスも同様に簡単にアクセスできる設計になっています。

OS選択&インストール

流石にこのHWスペックでWindows は厳しいだろうと思い、軽量Linux を試す事にしました。

私が選んだのはantiX Linux 22 でした。
ネットでの評判も良く、要求最低スペックもかなり低かったので選びました。

ストレージも容量が160GB あるので、antiX-22_386-full.iso をダウンロードし、起動USBを作成してインストール開始です。

最初にインストール画面が表示される所から既に軽量化のサクサク感が実感出来ました。

シンプルでいて機能的なデスクトップです。

有線LANポートも付いていますが、ジャンクに付いて来たUSB Wifi を付けたところ自動的に認識されWifi 接続出来ました。

Windows2000 の頃より簡単ですね。

感想

動画系はCPU処理能力の限界からかなり厳しいですが、私的にはかなり使えるレベルなんじゃないかと感じました。

思えば私が20代の頃に会社で使っていたSparcStation 2 (SS2) は40MHz のCPU に64メガバイトのメモリ、数百メガバイトのHDD数台といった構成でしたらから、こちらの500円NotePC の方がハード的に遙かにリッチな構成です。
唯一劣っているのは画面解像度位ですね。😝

キーボードが日本語配列なので使い込む気にはなれませんが、軽量Linux をもう少し使ってみてからお蔵入りしようと思います。

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