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#カメラ談義 #Nikon #ニコン #Noctの世界 #ノクトの世界 #ロマン

世界が蕩ける...

ニコンプラザ東京Noct (ノクト)の特徴の一端がよく判る展示がされていたので、データーを持ち帰りさせて貰いました

カラフルな色鉛筆を撮影しているというシンプルなもので、ライブビューで大きなモニターに映し出されていました。
カメラ本体はZ6II でした。変えますかと尋ねられましたが、一瞬Z7 の方が良いかとも思いましたが、結局そのままで撮影させて頂きました。

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三脚に設置されていましたので、ISO100固定で絞りだけを変更

f0.95、f1.0、f1.1、f1.3、f1.4、f1.6、f1.8、f2.0 ...
見慣れないF値と、f1.2 が何故無いのかの疑問

f0.95 の世界

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見事に色が蕩けていますね...
富士フィルムのXF90mmf2.0 も蕩けるレンズですが、それぞれ蕩け方に個性が感じられます。

ピント部分を拡大(トリミング)してみました。f0.95 開放でも、これだけシャープに解像しているのが驚きです。
鉛筆の先端の木肌の箇所にフォーカスを当てていますが、ピント面の薄さが良く判ります。

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設定を一段づつ変更した結果をパラパラ動画にしてみました...
f8.0 以降は一気にf16 になっています。

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価格100万円超え、重量2Kg と、到底購入できるレンズでは無いですが、その尖った世界を垣間見えて興味深かったです。

いやあ、凄いレンズですねー 全ての収差が見事に補正されているので、星を開放で撮影しても、ちゃんと点として写るんだそうです。
元々50mm 前後の焦点距離での単焦点レンズは光学設計が比較的し易く、数も出る(標準レンズと呼ばれていますから...)事もあり、コンパクトで安価なレンズが多いと伺っていますが、この価格、サイズ、重量ですから...
これまではカールツァイス Otus 55mmF1.4 がこの分野での一番の超弩級レンズでしたが、それを遙かに凌ぐレンズのようです。

ニコンプラザ東京では会場内での試用限定ですが、無料で機材の貸し出しが出来、サンプル撮影用に縫いぐるみ等色々な展示もあって自由に試せます。
販売済みの製品はデーターの持ち帰りも可能なので、メモリカードだけ持参で楽しく時間を過ごせます。

28階からの眺望も素敵ですし、新宿を訪れた時はなるべく寄るようにしています。例え他社製のカメラを持っている時でも...😁

ある日の28階からの眺望

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