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【全文無料】CL東京2025 DAY2進出 169位 リザードンex デッキ解説とこれまでの経緯

皆さんこんにちは、Mattです。今回私自身、初めての大型大会であるCL東京2025マスターリーグでDAY2進出、そして2日間合計成績11-4の169位で12月に行われるCL大阪の優先参加権を獲得しました。初めてシティリーグに出てからの体験談、そしてCL東京でリザードンexを使用した理由、採用枚数、これまでどうポケモンカードに向き合ってきたか、そしてこれから大型大会に出場したいと思っている方に向けて、強豪プレイヤーでも何でもない私自身だからこそ考えていることを、拙く長い文章ですが、事細かくありのままを書いているので、ぜひ読んでいただけると幸いです。(自分みたいなやつがnoteを書くのもおこがましいとは思っていますが、こんな結果が出ると思わなかったので少しだけ調子に乗らせてくださいwww)

  • 自己紹介とポケモンカードを始めた経緯

  • 大会参加するまでの使用デッキの推移、

  • リザードンのエーススペックの採用、その他、採用枚数の理由

  • 大会のマッチアップ(15戦分)、展開

  • 今大会の総評

  • これからはじめて大会に参加する方へ

  • おすすめのプレイヤーについて

自己紹介とポケモンカードを始めた経緯
普段は東京と神奈川を行き来する学生プレイヤーです。ジムバトルや自主大会などは最近はかなりの頻度で参加しています。(誘ってください…)私は幼いころからサッカーをやっており、カードゲームとは本当に無縁の超アウトドア人間です。この年になってカードゲームに触れることになるとは想像もつきませんでした。
きっかけはふと寄った家電量販店でポケモンカードを見つけたことが出会いでした。当時発売させていたパックがロストアビスで、唯一、ポケモンをDSでやっていたのがプラチナでギラティナのパッケージということもあって好きなポケモンだったので買ってみました。最初はただ開封するだけで、実際には遊び方も分からない、いわばコレクション目的でやっていました。そのことを友人に伝えると、実際に対戦しようというところからスタートデッキ100を開封して対戦したことがプレイヤーとしての始まりです。その頃はサーニーゴさんが世界大会で準優勝したこともあって、日本人でそんなすごい人がいるんだということを知りました。やっぱりやるなら本気でやりたいよなという話から、当時の環境デッキであったうらこうさくパルキアのデッキを秋葉原を駆け回ってデッキを作ったのを覚えています。当時の私「知識も何もないから回し方がさっぱり分からん。なんやこれ?」友人のこくばに破壊されまくったのが懐かしいですw

大会参加するまでの使用デッキの推移、エーススペックの採用、採用枚数の理由
だいぶ話が逸れましたが、今大会でリザードンを握るまでの使用デッキの推移と共に、大会に出るまでの過程を長々と話させていただきます。私が初めてのシティリーグに参加したのは今年の2月のシーズン3からでした。Eレギュの頃からロストギラティナのデッキを使っていましたが、雪道のレギュ落ちと共にメインデッキとして戦う自信がなくなってきました。その頃のリザードンはプレイヤー界隈ではビーダル型とピジョット型の論争が起きている中で、デッキとしての完成度は現在ほど高くはありませんでした。確かにリザードンは候補ではありましたが、シティ1週間前、ずっとロストを握っていた私にとってリザードンを使用するには構築、プレイング共に力不足であると感じ、立ち位置の良いロストバレットを使用しました。(ちなみにリザードンで出るならヒーローマントを採用しようと思っていました。伏線だった???)結果は4-2でトナメに残ることはできませんでした。初のシティで緊張してミスを終盤連発しました。初のシティにしては割と戦えることが分かりました。この大会を機に入賞デッキのリストを各地でどんなデッキが流行しているのか、休みの日は専ら確認してはデッキを組み替えて回して、を日が暮れるまで繰り返し行っておりました。いつもポケカ飯さんのツイートを徘徊しています。本当にありがたいです。自分のシティリーグシーズン3が終わり、次のデッキは何を使おうか模索していた時期でありました。そんな中、3月の頭にヨネダタクヤさんがシティリーグで優勝したリストを載せたリザードンexのnoteを公開しました。今では当たり前に採用されているロトムVの必要性や採用枚数を決める上でのサイド落ちの確率など、今に至るまでのリザードンデッキに必要なことがすべて書かれています。このnoteが出てから、リザードンexの構築基盤が完成したと思いました。そこからリザードンexはめきめきと大会で結果を残し、ビーダル型、ピジョット型論争を終わらせるピジョビーダル型が完成したわけです。それでも私はロストをずっと練習していましたが、有利だったリザードンに悪魔のカードが採用されるようになりました。

ミラゲ2試合連続2枚抜かれて対戦中に泣きそうになったことがある

ビワの採用です。このカードがtier1デッキに入るということはシェア率も必然的に上がること、この一枚で不利なロストへの勝率が大きく上がるカードです。ロストゾーンが7枚溜まらないと使えない、ロスト軸のエネルギー加速の重要カード、ミラージュゲート、つりざお、ボールといったグッズを多く採用し、手札を蓄えて攻撃するデッキにとって、これらがヒットすると致命傷に繋がります。よってロスト側は要求が非常に高くなり、tier1のリザードンへの勝率が低くなり、シェア率をかなり落としたデッキとなりました。それでも勝っている人たちはいくらでもいます。私はむしろ下手なのにロストを握り続けていた側の人間なので、だったら自分が使う側に回ろうとここできっぱりとロスト軸をメインで使うことを諦めたわけです。ある程度デッキの中身が固まっていたリザードンexのデッキが簡単ということではありませんが、進化すれば自前でエネルギー加速まで行い、ピジョットで好きなカードをサーチし、はたらくまえばで手札を増やす、1ターンでこんなにもやりたいことが出来るデッキで特に不利な対面もないこのデッキ以外使用する理由が存在しませんでした。そのままシーズン4のシティリーグではリザードンexをメインに使用し続けました。


CL愛知でリザードンが優勝した次の週に参加したのでホカホカのデッキでした。ほとんどの人が55枚くらいは一緒のリストでミラーの練度が勝率に大きく重視されるのでひたすらミラーの練習をした記憶があります。3-0で折り返して普通にやればトナメ行くやろなと思った矢先、悪魔のような3連敗で不甲斐ない結果で終わってしまいました。その後、一緒に練習していた友人がリザードン、そしてカウンターフォレトスとかいう狂ったデッキでトナメに上がってくれたりと、これまで練習していた集団でやってきた成長は感じられました。(一部を除いて)そこから就活や学業でポケモンカードを触る時間は大きく減りました。それでも寝る時間を割いてでもリモート対戦を友人となるべく欠かさずに行っていました。私はなんならdiscordを掛けて、誰もこなくても、ずっとカードをいじっているくらいにはハマっているし、そんなに友達もいないのでやることがないというのがぶっちゃけた背景です。他にやりたいことはあるのですが、別に1週間サボっても、勝手に環境は進むし、SNSを見ればデッキは回ってくるので、デッキづくりで苦労することはないでしょう。しかし毎日入賞したデッキを見て環境がグルグル回っている中でどういうカードのシェアが増えているか減っているかが分かるようになると思います。そこから自分で気になるカードを採用して回すことで課題やプレイングの幅が出ていくと思います。私のように経験値の浅いプレイヤーなりに試行錯誤することは上を目指すためにもデッキの確認などは重要なタスクだと思います。
2025シーズン1発目のCL東京が始まるまで、シーズン4が終わってからJCSも出ない私にとってはまずCLを当選させることが必須でした。かなりの回数応募してたので、念願の当選で出場できました。大会までに私自身が実行したこととして、現状の環境デッキを一通り触って1週間ごとに理解を深める1か月間を設けました。使用した環境デッキ(大空洞パルキア、ミライドン、ルギア、リザードン、ドラパルト)ルギアに関しては自主大会でもかなり結果を残せたので、環境のトップシェアであるドラパルトに強いこともあって、リザードンに次ぐ候補デッキではありました。レガシーエネルギーというエーススペックの壊れ具合に少し事故っても捲れるパワーのあるデッキはEレギュのサナと同じ雰囲気を感じました。CLを戦うにあたって、ルギアのアッセンブルスターをどれだけ早く言えるか、所詮1週間しか回していないデッキでは完全に信頼を置けるかは怪しく、ある程度事故りやすいデッキ自体に割り切りは出来ないと思っていました。

レガシーエネはおかしいパワーしてた

色んなデッキを触って、結局リザードンに戻ってきました。ナイトワンダラーでのヨマワルライン、ステラミラクルでブライアの登場でリザードンデッキの引き出しが大きく増えました。自主大会やトレリに何回か参加し、すべてリザードンを使いました。まずリザードンのエーススペックのお話をしましょう。ここまで話過ぎました。はっきり言ってここまでは雑談です。

ブロッコリーて呼んでるの俺だけか?
  • リザードンのエーススペックの採用、その他、採用枚数の理由

リザードンのエーススペックの候補として挙げられるのは
・プライムキャッチャー
・アンフェアスタンプ
・ヒーローマント
・偉大な大樹
・マキシマムベルト
・プレシャスキャリー
主にこの6種類が採用されています。
多すぎる……はっきり言って何を入れても優劣つけがたいくらい強い、さすがエーススペックです。プレイヤーによって採用している理由が違うので何をいれたかを否定することはできません。エーススペックを絞らせないのが強みでもあり、逆を言えば、択が多すぎてデッキの中身が定まらないのが大きな悩みでした。最近のこのデッキのトレンドは「カースドボム」です。相手によっては2回攻撃して、ボムをするだけで試合が終わります。リザードンが現在の大アグロ環境についていけるのはヨマワルラインのおかげでもあります。(ボムがこの環境を生んでいるのは間違いない)さらにブライアの登場でもうめちゃくちゃなデッキになりました。昨シーズンのリザードンとは違い、ミラーにおいての定石の動きはヨマワルラインの登場で言語化するのはかなり難しいです。ネジキの採用もマストになったことでどこからでもリザやピジョットやらヨマワルが出てくるのでその場の対応力がより大事になります。私はヨマワルラインを強く使うために偉大な大樹を採用して、8月下旬のかつた杯、おはぎ杯、トレリで使用しました。

ピジョンは見逃してください(逃げ0あるの知らなかった)

コンセプトとしてはヨマワルラインやピジョットをすぐ立てることに重きを置いており、ペパーの一枚で石から大樹をアメのリソースを他の進化ポケモンに吐けるのが良い点です。スタジアムを置き続けられた時の盤面制圧力は高いデッキで、爆速で試合を終わらせる理不尽さはありました。その3大会の合計戦績は10-5(マッチング覚えてない)とそこまで悪くはない戦績でした。この時点でCL3週間前で早い段階でかなり練度は煮詰まっていたと思います。しかし大樹の悪いところは2進化デッキとのマッチの時に事実上の相手のエーススペックが2枚になりやすく、サポートしてしまう可能性があることです。実際にそれで負けた試合もありました。まだ3週間あるということで、主に使う候補のエーススペックの利点を分けてみました。
・プライムキャッチャー 確実に相手が不都合を被るカード
・アンフェアスタンプ  序盤から強い手札干渉が出来る
・偉大な大樹      強い盤面を爆速で作れる
・ヒーローマント    高い耐久で相手の要求を上げる
・プレシャスキャリー  1ターン目に引くとめっちゃ強い
・マキシマムベルト   唐突にワンパン出来る可能性がある
ざっと文字に起こしてみましたが、正解はないです。選ぶ上で大事にしたのが、相手に利点がないようなものを選ぶのがリザードンを長く使う上で大事かなと思います。いろんな対面で使えるものが最終的には丸いです。私の好きなYouTuberで「世界のヨコサワ」というポーカーを発信しているチャンネルがあるのですが、その方たちがいつも言っているのが「ポーカーは期待値」という言葉。どんなに上手なプレイヤーでも運が悪すぎると負けることはあります。それでも正しいプレイを続けていればいつかは見返りがあると言っています。それはこのカードゲームにも通ずることだと私は思います。安定したカードを使うのは確かにそれよりパワーのあるカードを前にすると使いにくくなる抵抗があるのは分かります。
このゲームは別に100点のプレイを毎回しなくても勝てるものです。安定したカードを入れて常に80点くらいのプレイが出来るデッキと100点の動きが出来るけど、50点の動きも多いデッキ、これで100試合行ったとして平均で80点のプレイが出来た安定感のあるデッキ、平均75点の爆発力のあるデッキが生まれました。この5%の差が勝敗に大きく影響していると考えています。シティリーグなどの多くて9試合行う短期決戦であれば上振れを狙いやすい後者を選ぶと思います。CLのような優勝するまでに20戦弱行う長期戦では前者のようなデッキが多く選ばれるのが納得できると思います。
だから大型大会で選ばれているリザードンのエーススペックが「プレシャスキャリー」、「アンフェアスタンプ」、「プライムキャッチャー」という安定して使えるものが結果を残しているのが分かると思います。何度も言いますが、正解はないのでその状況でどのような結果がほしいのかによって変えられる柔軟さを持ち合わせていることがリザードンのエーススペック選びの良いところなのでぜひ参考にしてください。

こんな理論的な話をしたのにも関わらず、私が今大会で使用したエーススペックは両日ともに「ヒーローマント」です。

ちなみにアンフェアめっちゃ嫌い

「お前あんなに安定感の話をしておいてマントかい!」と思う方もいると思いますが、そもそも私自身の目標はDAY2に進出することだけを考えてリストを組みました。リストに関しても1枚も変更しませんでした。ボムをする分、相手はサイドをとるので、自然と強いナンジャモが打てます。ハンド数を1枚減らすこととヒーローマントを貼ることで相手にかなりの要求が出来るという点が強みです。しかし、ヒーローマントというカードは相手によって委ねられるので、しっかりと対策カードであるロストスイーパーやジャミングタワーというカードによって腐る可能性もあるカードです。CLまでヒーローマントを隠しておこうと思いましたが、シティの入賞レシピにヒーローマントが採用されていたりと私自身、出回っていることに頭を抱えました。シェアが増えると、どのデッキにも採用しやすいロストスイーパーがちらほら見られるようになりました。それでも終盤のハンド干渉とマントで要求を上げれば、越えられないだろうと判断して採用しました。ちなみにアンフェアスタンプを前日の大会で使いましたが、大体のデッキで採用されているキチキギスexの登場で手札を増やすカードが多いので、結局刺さりが悪く、自分のハンドも悪くなることも多々あり、あまり好きなカードではありませんでした。
このデッキの特徴的な部分としては
・ヨノワールの2枚目
・マナフィの不採用
・ナンジャモの枚数のこだわり
この3点について、
・まずヨノワールの2枚目に関してはこのデッキのほぼアタッカーのようなヨノワールのサイド落ちが致命傷になるケースが多かったことです。ピン刺しのカードのサイド落ち確率は10%ですが、この10%が勝率を大きく下げる可能性があると感じたからです。それくらいこのデッキのヨノワールは重要なカードであることを理解してほしいです。大体のプレイヤーは1枚が多いですが、ボムを重視してこれまでリザードンを回していた私の立ち回りの中で直前で2枚にしました。サマヨールの2枚目も迷いましたが、サマヨールでは試合を決めれる回数が少なかったことが理由です。(夜のタンカめちゃくちゃ強い)
・そしてマナフィの不採用、このポケモンは保険です。使わない対面のが多いのでスタートすると邪魔というデメリットがベンチを狭めてしまいます。CL週の入賞したリザードンデッキのマナフィのシェアが30%ほどと以前より大きく落ち込んだと思います。ボムパルキアのげっこうしゅりけん、レジドラゴのトライフロスト、と飛んでくる可能性は大いにありました。しかしシェア率の上位を占めているライコポン、リザードン、ドラパルトのシェア率の合計が約40%以上でベンチ狙撃がしやすいパルキア、レジドラゴの合計シェアは約10%と切ってもいい判断をしました。サーナイトのサケブシッポのほえさけぶはそんなにしんどいシチュエーションはまぁこないだろうと思いました。私が伝えたいのはある程度の割り切り思い切りは大切だと思います。結果的に強気のデッキ選択がこの順位までいけた理由だと思います。
・最後にナンジャモの3枚目についてです。ここに関しては最近の環境ではナンジャモの3枚目がペパーの4枚目へと遷移していたのが事実であり、リザードンの最初に使うサポートはペパーが一番強いです。ペパーを増やすことでデッキの展開で重要な、なかよしポフィンを引き込みやすくなります。それは安定感を上げて盤面を作ることがリザードンにとって大切です。上手い人相手にピジョットなしで戦うのはほぼ負けに繋がります。最近の大アグロ環境において、使うサポートの枚数を大会前に確認しました。最速で2枚ずつとってくるデッキにはナンジャモを2回使うことが多いです。ボスはせいぜい0~1回、ほぼカウンターキャッチャーを使うシチュエーションのが多いです。2回使う可能性が高いナンジャモを2枚にするのはあまりよくないのではないかとペパーの4枚採用で回していた時に感じました。ツツジを入れるかも迷いましたが、1ターン目に引いたときに、ナンジャモの3枚目だったら…と思うことがありました。このリストはピン刺しのサポートだけで3枚あります。ネジキ、ブライア、フトゥーと1ターン目にハンドに来てほしくはないサポートです。そこに使用条件のあるツツジまで採用したら大会で事故率をただ引き上げる可能性があるとみて不採用です。この大会を通じて3枚採用のナンジャモが終始助けてくれたので2日間通じてのMVPは間違いなくナンジャモでした。

  • 大会のマッチアップ(15戦分)、展開

DAY1からのマッチアップはメモしていたので覚えていることは文字に起こしてみます。だらだら書いてます。ご容赦ください。

DAY1
1 サーナイト 先攻 〇
ピジョリザ立てて、1体しかいないラルトスとって、返しにデヴォきたがサイドから拾ったアメで解決。盤面とってそのまま勝ち

2 ライコポン 先攻 ×
2,3ターン目殴れず、3枚差つき、マントリザの要求超えられて負け

3 ルギア   後攻 ×
お相手ハイボアーケアーケ唱え、ごっつあん2発、ボスダイブ負け
4 アマージョメノコ 先攻 〇
アイシクルソールされたポケモンにマントつけてボムして勝ち

5 レジドラゴ 後攻 〇
お相手キュレムスタート(ラッキー)、ロトムをファントムダイブして3枚取られ、返しにエネ付きみどりオーガポンをマントリザでとって次のターンでボムブライアで勝ち

6 ソウブレイズ 先攻 〇
お相手ソウブレイズ立てられず2ターンリードもらってそのままボム絡めながら勝ち

7 ライコポン 先攻 〇
昨シーズンの日本代表の方。 お相手ケガワで2回殴る渋い展開からナンジャモしつつ、オーガポンをとり続けて勝ち
DAY1 Cグループ
5-2 DAY2進出

この写真が撮りたかった


DAY2
1 サーナイト 先攻 〇
カースドボムと崩スタで相手のキルリアを枯らしつつ、そのままお相手がマントを貼ったリザードンを超えられず勝ち

2 リザードン 先攻 〇
ついに初のミラー。かがリザスタートだったので1,2ターン目はピジョット立てて、盤面づくり。後2、エーススペックが分かりにくいデッキなのでお相手はリザードンを前で作ってじゅうでん返し。アメリザフトゥーを持っていたので、先にリザを殴ることに成功。ヨマワル先置きでたねを出しにくくさせてそのまま勝ち

3 レジドラゴ 後攻 ×
トライフロストで盤面壊れたところから、2ターンかけて盤面作り。エネルギーをトラッシュした反動で2ターン殴られないターンあったが、レガシースターが残っていたので、マントをリザに貼れず、つけかえ、まんようしぐれで負け

4 ルギア 先攻 〇
かがリザ前で裏にポッポとロトムのみでじゅうでん。お相手またもハイボアーケアーケ…チラーミィ、ルギア出して返し。お相手ハンド3枚なのでもう一度盤面作って返し。ストームダイブきたが、ギフト避けながらハンド干渉してアーケオス、チラチーノ枯らして勝ち

5 ルギア 後攻 〇
今年の日本代表の方。またかがリザスタートだったが、お相手が裏を呼べず、前にダイブ。リザもピジョットもアメもなかったが賭けのカウンターキャッチャーでアーケオス呼びからナンジャモ、さかてにとるでリザードン立てられ、攻撃に成功。ここが大きかった。お相手がそのままレガシー貼るタイミングを失い、ボス2発で勝ち

6 ライコポン 先攻 ×
優勝したフジタハルトくんと練習していたシニアの超強豪。ケガワで1枚取られてからピジョット立てて、ナンジャモする。ヒトカゲ2面置いた後にマッハサーチを忘れてそくせきじゅうでん…ここが試合の分岐点だった。1ターン作ってからキャッチャーでみどりオーガポン呼んで2枚取る。ボスでピジョット取られ、ナンジャモしたが、マント、崩スタ引けず、その後、山掘りきられてブライアで負け。マッハサーチ1回分のハンドが足りず、ボムブライアのリーサル逃したのがもったいなかったなと思います。

7 レジドラゴ 後攻 〇 (この試合が一番痺れました)
勝てば大阪の優先権を獲得できる魂の1戦。お相手ハイボで技マシンのキュレム、ドラパルト落としドラゴにエネ貼り、終了。こちら側、ポフィン2枚ネスト1枚の最高のスタート。しかしヒトカゲが2枚サイド落ち、マナフィも採用していないので前にヨマワル、ポッポ2面、ヨマワル、ヒトカゲ、ロトムの盤面作ってポッポにミストエネルギーを貼ってじゅうでん。先攻2ターン目、少ないハンドからトップで博士を引かれたが大分渋そうでレガシースターまで切って、ファントムダイブかトライフロストで悩んでいたが、トライフロストを選択。ポッポ2面とヒトカゲが盤面から消える。万事休すかと思ったが、相手の盤面はエネが1枚もない状態。タンカでヒトカゲだけ戻してナンジャモしてじゅうでん。お相手も命削ってトライフロストを打ったのでピィを置いて、次のレジドラゴが技打てる準備のターン(ドラゴが飛ぶ可能性があったのでピィでドローするターンが来ると想定して置いたはず)。返しにピジョットがいない私の盤面、まだリザードンが立てられない。次のトライフロストでヨマワル2面とヒトカゲで終わり。裏のヨマワルをサマヨールにして、ヒトカゲにヒーローマントを貼ってお祈りじゅうでん。返しに裏を呼べず、ファントムダイブで前のヨマワルだけ取られ、ターンが返ってくる。リザードンに進化し、サマヨールで裏のピィをボムして相手サイド残り1、勝負のナンジャモ、バーニングダークでレジドラゴ取る。お相手ハンドになにも来ず投了。絶望的状況からヒーローマントが勝ちを持ってきてくれました。アンフェアスタンプを選択していたらここまでこれませんでした。コンセプトに沿ったプレイングを心掛けていたおかげで、大阪への優先権を獲得することが出来ました。(お相手の方めちゃくちゃいい人だった。見てくれてるかな?)

8 ルギア 後攻 〇
後は順位を上げるだけの言ってしまえば消化試合。最終戦前に決められてホッとしていました。またかがリザスタート。何回目やw でもお相手もネオラントスタート。共に権利の懸かった試合じゃなくて良かったです。こちら側は引きたいカードを引けたのでネオラント2回取れて、最後キチキギスをかえんばく。大分プレイも適当になってしまいましたが、最終戦も勝利で終え、DAY2は6-2で合計11-4の169位で本選1を完走できました。

  • 今大会の総評

2日間を通しての感想としてはプレイングも良い方で、非常にツイていることも多かったと思います。トッププレイヤーでも何でもない私が初めてのCLでここまでの成績を残せるとは全く思いもしませんでした。それでも長い時間をかけてポケモンカードに向き合ってきたことがこの結果に表れたかなとも感じています。今回はそれが私だったというだけで、これからはじめてCLに出ることになるプレイヤーの方たちにとっても可能性があるよということが今回私が一番伝えたいことです。
デッキ選択に関しては、DAY1でのリザードンの使用は正直ミスだと感じました。マッチング運が良かっただけでもっとライコポンを踏んでいたら、DAY1で強かったカビゴンとマッチしていたら早々に負けていたなと思いました。DAY2ではサーナイトやリザードン、ルギアの増加、ドラパルトの減少によってリザードン自体の立ち位置は良かったと思います。半年間は使い続けていたデッキではあるのでこれまで培ってきた自分のやりたい立ち回りが発揮できた試合が多かった印象です。いろんなデッキを触るのも大切だし良い事ですが、一つのデッキを擦り続けて、結果が出た時の達成感は大きいものです。長期的に戦えるデッキを使い続けている方はみんな強いし、結果に出ています。そのような方たちを参考にしていただけたらと思います。

  • これからはじめて大会に参加する方へ

私が今回初めてCLという大規模な公式大会に参加して思ったことは対戦した人の多くは初めて出場する方が多かったです。確かに本気でやっている人たちの場に初心者が参加するのは敷居が高いと思いがちですが、意外と飛び込んでみると皆さん、優しく接してくれるので安心してください。最低限のルールは覚えなければなりませんが(ポケカの遊び方、カット、などなど)ジムバトルもありますし、分からないことは聞けば解決します。競技人口が急増している中、年に4回しかないCLに出るのをためらわずに応募したほうが良いと思います。何よりこんなにも大きな会場で出来るポケモンカードが楽しくて仕方がなかったです。連れてきた友人も来てよかったと言ってました。実際に自分の目で見てみることが大切だと感じました。ぜひ参考にしてください。

  • おすすめのプレイヤーについて

最後に私がポケモンカードをやっている上で特に参考にしているプレイヤーを紹介させていただきます。


1 凱(よし)チャンネル 毎週生配信で主にサイトウコウセイさんと対戦している。ゲームの中で考えていることをかなり言語化してプレイングしている。結構ボソッと大事なことを言っていることが多いので、配信を振り返ってみるといいかもしれません。(特にリザードン上手くなりたい人はサイトウコウセイさんの立ち回りは参考にすべし。)

2 はるnチャンネル 海外の大会を渡り歩き、いつも結果を残しているチャンネル。最近じゃんけんチャンネルになりつつあるが、やはり海外を渡り歩くトッププレイヤーの考えを知ることが出来る唯一無二のチャンネルであると思います。深いプレイングを見れることが多いので、さらにステップアップしたい方はぜひ。

3 ミワハルキ (ミワハルch)
やる気元気ミワハルキでお馴染みのCL京都で優勝したトッププレイヤー。最近YouTubeを始め、PTCGLでの動画解説を行っている。めちゃくちゃ言語化が上手いプレイヤーなのでサイドプランが組み立てるのが苦手な人や環境考察動画が有料レベルに良いのでこれから大会に出場する際は参考にしてみてください。

以上で私がCLに参加するまでのすべてを公開しました。下手くそなりに考えてやることで結果として表れたのでいろんな方に参考になるものであったら良いなと思います。12月のCL大阪でも良い結果が残せるように、またnoteを書けるように頑張ります。ここまで長くなりましたが読んでいただきありがとうございました!


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