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もっとIROIRO 学習動画 支援のヒントを少しずつ

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児童期のことば・学習・特別支援教育に関する学習動画です。増田謙太郎先生(東京学芸大学教職大学院准教授)と一緒にお届けします。1つの動画は2分前後ですが、それ以上のものも含まれます…
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#オンライン

オンラインでのことばの支援⑤_発音のレッスンの様子

「あたらしいかさ、かってもらった!みて!」が「あたあしいたた、たってもあった!みて!」のような発音になったり 「さんすうは、ちょっと、むずかしいかな・・・」が「しゃんしゅうは、ちょっと、むじゅかしいかな・・・」のような発音になったり いろんなことが発達途上の子どもたちの中には、伝わりやすい発音の獲得に時間がかかっている子もいます。 成長とともに、伝わりやすい発音を獲得していくことが殆どなのですが、子どもたちは、思っていることや考えていることを、言葉を使って伝える力も発達

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オンラインでのことばの支援④_吃音がある小学生とのレッスンの様子

吃音がある小学生へも、オンラインによる支援は活用しています。 アセスメントのあと、ニーズを踏まえて、具体的な内容は一人ずつ組み立てますので、内容は一人ずつ異なりますが、主に以下の内容から選ぶことが多いです。 声を出す仕組み、日本語の発音について学ぶ ・声を出すときに使っているもの(息、唇、舌など)やその動きについて学ぶ ・日本語の音について、どの部分を使いながら発音しているのか学ぶ  例)「まみむめも」は唇をくっつけて作っているね、のようなことです ことばを楽に出した

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オンラインでのことばの支援③_難聴がある子とのレッスンの様子

聞こえ方はそれぞれ難聴がある子の聞こえ方は1人ずつ異なります。 裸耳(らじ:何も装用していない状態)や補聴器などを使っているときの聴力が似ているからといって、同じような聞こえ方をしているわけでもありません。 ですから、難聴の有無や程度のみでオンラインが「できる・できない」を判断したことはなく、実施を前提で、1人ずつ、情報保障の方法を考えています。 情報保障の方法もそれぞれ情報保障というと、音声の文字化、いわゆる字幕や要約筆記を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。

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オンラインでのことばの支援②_幼児さんとのレッスンの様子

「幼児さんにオンラインでのことば支援は難しいのではないでしょうか?」「効果はあるのでしょうか?」という質問は少なくありません。 オンラインでも、予め録画されている動画を使うオンデマンド型は難しいことが多いだろうと予想しますが、 ZoomやSkypeなどのWeb会議用のツールを使用した同時双方向型について、私は、幼児さんだから取り組まない、という判断をしたことはありません。 その子の背景やことばの支援の目的によってケースバイケースだからです。 対面のときと同じように、初

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オンラインでのことばの支援①_小学生とのレッスンの様子

※ワークシートを2つ追加しました(2021年2月9日) 以下の3つへのお問い合わせが続いていることもあり、noteを1つ書きました。 ・オンラインによることばの支援を参観したい ・オンラインによることばの支援で使っているものを教えてほしい ・小学生への言語指導のポイント(←大きい、大きいテーマ・・・) お問い合わせくださった支援者の方、一人一人に充分な時間をとることは難しく、少しずつとなりますが、アウトプットを始めます。 今回の記事ですが、「オンラインでは、何か特

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教員支援コンテンツⅠ

支援者向けの記事です。増田謙太郎先生(東京学芸大学教職大学院准教授)は読書量がとても多い方なのですが、アンテナを広げていると、どのような書籍からでも、教育へのヒントを見出すことができるということを改めて感じます。 この記事内には、少しずつ活用が広がっているオンライン授業に関係する動画を5つ掲載しています。また、動画内で紹介されている書籍についてのリンクも添えています。 これまでのご自身の視点とは異なるものが得られたり、明日からの実践に繋がるヒントが1つでも得られたりしてい

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