実務実習ではない現在絶賛指導中。

疲れすぎて動けず、風呂に入る前に独り言を。
noteも「そろそろ書けよ」と言ってくるので笑

さて。

諸々言葉を選ばず書きます。
以前少しだけポストしたことのある、60over企業リタイア憧れの薬局業務挑戦中!の、
その人の現在地です。

大企業に40年以上守られて生きてきたが故か、
それはどうか分かりませんが
深く考えたりするクセが失われて(しまったのか元から持ってなかったかは知らんけど)
とにかく最初の2か月は支店全店匙を投げるし、
自分自身でも勉強はするものの、勉強する箇所とその知識の遣い方が見当違いで
周りも、「それ違うって・・・どう教えたらイインダァァァァァ😭」と
持ち前のズレた感覚も上乗せして
全員と話も噛み合い辛く、
うちの面談担当と月1で面談して
彼らもその人と話をして話をして、指摘をしっかりするなど対応もしーのの4か月目が今。
で、
ございます。

最終的に私への負担を一番避けようと踏ん張った面々も
これはもう本店で一度私に見てもらうしかないかもしれないと相談してきてのこの1ヶ月、
言い方は悪いけど、今は殆ど私が面倒を、見ています。
自分をほめるわけではなく、あくまでもたまたま、ではあると思うのだけど

・何故なのかを深く考える自分で一旦答えを出して提示する
・とにかくヘロヘロで帰宅するくらいよく周囲を見る
・まずは何事も理解しようと努める

それだけじゃないけどこれらを毎日徹底させました。
幸い私は溜めずに割とハッキリものを言うことと
有難いことに嫌味なものの言い方をしないらしく、
事務ちゃんいわく、教え方は元々うまいのだそうで(これ結構嬉しい誉め言葉だった♪)、
その人も、私が少しもピリっと無言でイラつく気配無く
一切感情的にならないのもあり安心したのか、
結構素直に聞き入れて邁進しています。

とはいえ、
初日から私が対峙してこうなったかどうかはまた別問題だと認識していて
他でうまくいかなかったからこそ、今そこそこうまく運べているのかなと思っています。

支店メンバーの名誉の為に申し上げますが
私なんぞよりも温厚な人たちです。
私が大学院に安心していけるように真剣に考えてくれる人たちです。
その温厚な人たちでさえしんどくなるレベルだったんですよね。

60「これはどうしたらいいですか」
ワイ「どうしたらいいと思います?考えてみましょうか。」

ワイ「雑っすねー、バラしてもっかいやりましょか。見ますので最初からやってみて下さい」

などを繰り返し繰り返し続けたところ、
正直薬剤師として飛躍は当然難しいし、モノになる見込みは希薄だけれど
(本人にもそれはきちんと伝えています)
少しずつ、良い意味で
「自分が薬剤師であること」
「我々はプロであること」
「すべては人と人の問題」
ここ辺りは漸く体で納得したのか、明らかにこの数日は急に動き方や質問の内容に変化が見られるようになりました。

私が、年末の休み突入後に体調を崩した理由の100%がこの人ではあります。
いやもうほんとビックリです。
血圧が最高143まで上がって(元々上が115位)
フラつくわ、首に怨霊が憑りついてんのかってくらい激痛だし 笑
最終、寝てる間の噛み締めが強すぎて正月早々差し歯取れるわ。(今は大丈夫です)
ですが、
近所への在宅訪問で30分や40分抜けることは困難ではなくなってきました。
なによりも
自分で考える努力をするようになりました。
こっちがやれるだけの事をやってダメならそれでいいけれど
やれるだけの事をやって、少し進展を感じられると
双方、「悪くはないキモチ」なわけです。

その人曰く、出来たときや、目の前の問題に気付けたときなどは
私がニヤっと笑って「いいっすね」って言うのが本当に励みになるんだそうです。
そんな口癖が私にあったとは知らなかった 笑

60過ぎで薬剤師業務やったことないだと?
デキるわけねーだろ(;´・ω・)
な決めつけで対峙しなかったことは最終的に功を奏したかとは思います。

無駄かもしれないけれども、使ってみてもいい労力はあるのだろうなと
私も勉強になりました。
まだまだこの先どうなるかはわからないけれど、
きっと明日も前向きに取り組んでくれることだろうと思います。

60を過ぎて
その人が当時、就職先として選択肢には無かった「薬局業務」。
40年前は製薬企業か病院か、が主流の時代だったのだそうですよ。
薬局への就職ということそのものがルート自体無かったのだそう。
だけど憧れてはいたようです。

失敗の言い訳するクセはなんとかおさまりました。
私が「そういうのはいらないっすね」と一刀両断するからですが 笑
60過ぎても、頑張りたい人は頑張りたいんです。
結構「雑っすね」だの「それ引っ込めて下さい、患者さんには渡せません」だの言われてますけれど
次は失敗しないようにしようと頑張るんですよ。
無下には出来ないですよね。
こちら側も、適切に対応が出来ていれば幸いです。
半日でも任せて頂けるようになりたいんだそうですよ。
ぶっちゃけ無理だとは思います。
同時に、数年働けるか(体力やカラダのことなど)も不明なので上記はとても難しい事ではあると思います。
だけどその気概はとても大事で、肯定してさしあげて然るべきです。
そして、いつか半日留守番頼むことができたときは
報告したいですよね😊

来月は薬学生実習が始まります。
20代前半(と思うけど)と、60代前半。
まとめて面倒見ましょうかね😓

ちなみに薬学生だろうと60代だろうと私の教え方や教える内容、順序は同じです。

ではでは休憩終了。風呂ってきます。