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好きなだけ絵を描いて自分を忘れる旅へ出よう。

小さい頃から絵を描くことが大好き。


保育園では、机の上に大きな画用紙とクレヨンを広げ、たまごっちや、ポケットモンスターなどお気に入りのキャラクターをぎっしり描いていた。
思いつくままにがむしゃらに描いて、真っ白な画用紙一面をカラフルな色で埋め尽くすことに喜びを感じていた。

保育園では「お絵描きが上手なまつりちゃん」という肩書きのある女の子だった。笑
(その代わり折り紙が苦手で、ツルの折り方も未だにわからないけれど。)

小学生になっても変わらず、休み時間は自由帳によく絵を描いていた。ノートには落書きをするのは当たり前だったし、教科書に載ってる挿絵なんかも、じーーーっと観察していた。
授業で描いた絵が玄関入り口に飾られていたり、公民館に展示されたり、賞を何枚か貰ったこともあった。それくらい、絵を描くのは大好きだったし、絵を描くことが私の存在意義を示してくれていた。

2020年、コロナが流行したことをきっかけに、再び絵に没頭する時間が増え出した。

毎日絵を描きたい気持ちになるわけではない。それは突然やってくる。

なんとなく、
「あ、今日は描きたい日だ。」
と、いう気持ちが湧き起こる。

私にとって"描く時間"は、誰にも邪魔されない自分の世界に浸れる楽しい時間

描き続けていると自分が何者なのかさえも忘れてしまうようになる感覚は、子どもの頃からずっと変わらない。


満足いくまで描き続けたら、タイムスリップしたかのように現実に引き戻される。机の上はコピックや色鉛筆などの画材が散乱。床にはイラストの参考書。
しばらく、何が起こったんだろうかと混乱したように頭がポカーンとする。(ちょっと大袈裟かもしれないけれど3分の2くらいは本当。)

少し経って冷静になると、心の中は達成感と幸福感で満たされている。頭の中に浮かんだ描きたいモノが、目に見える形で思い通りに表現できたことが嬉しいのだ。

るんるん気分で机の上を片付ける。しかし、画材は机の上に置いたまま。なぜなら、一度描いたら、しばらくの期間はもっと描きたい欲が湧いてくることを知っているから。




次は何を描こうか。

また気が向いたら行ってこよう。
自分だけの世界旅へ。


🗽


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