波瀾万丈の商標権の確保物語

普通の人は絶対まねできません。

この方だからこそ、ここまでやれたんでしょう。

本人は「自分でやってよかった」との感想を述べてますが、かかった手間と費用ははかりしれません。
このような体験はやろうと思ってもなかなかできるわけではありませんが、
その分、その時間を本業に回せばビジネスは違った形になったのではないでしょうか。

ブログの中で、「彼らプロは手続きのプロではあるけれど、営業内容のことを先回りして考えてくれるほどのプロではないということ(当たり前)」といってます。
もし、それを期待したのなら、「それをしてくれるのか?」を質問して、
「できません」といわれればできる人を探すべきでしたね。

すなわち、自分は、「専門家に何を求めるのか」、「それに対応してくれる専門家」なのか、を見極めるべきといえます。
この場合なら、「今回のネーミングはかなりおもしろいから、使用したい人から不使用を請求されるおそれがあります。
なので、ちゃんと使用しておいてください。たとえば・・・」とコメントが弁理士からなされ、これに従い、実際に使用さえしていれば、ここまで、手間も費用もかかからなかったはずです。

ただ、当時探すことができたかというと、われわれ弁理士側も広告規制が解除されたのが、2001年で、まだまだ、この種の情報配信を依頼者にできていなかったことは反省しなければなりませんね。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~pienohi/html/shou.html

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