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タイでの証券口座運営方法の考察
こんにちは、松永陽央(まつながゆお)です。
皆さんは老後にタイのパタヤなどでリタイアメントビザを使ってのんびり暮らすことを考えたことはありますか?
私は日本の住民票を抜かず日本に住居を置いた上で、タイなどの東南アジアの国で長期間暮らすことも考えています。
その際に当然多くの現地通貨でのお金が必要になりますので、現地での証券投資が必要になります。
今回は、タイでの証券口座運営方法について、ネットでの情報だけをもとに考察してみます。実際にやっているわけではないので実際にやってみると違った部分も出るのでしょうけどそこはしょうがないくらいで考えてください。
タイにはSBIタイオンライン証券がある
タイでのリタイアがいいかなと思う一つの理由は、SBIタイオンライン証券があるからです。私は英語は問題なくできるのですがタイ語ができないんですよね。なので、日本語での説明がありそうなSBIタイオンライン証券には魅力を感じます。
SBIタイオンライン証券の口座開設条件は、
口座開設条件
・ タイに居住の方(※日本を含む、タイ国以外の居住の方からのお申込みは承っておりません)
・ 年齢20歳以上の方
・ タイの銀行口座をお持ちの方
(バンコック銀行、サイアム商業銀行、カシコン銀行、アユタヤ銀行のいずれか ※アユタヤ銀行は居住者口座のみ可。非居住者口座は不可)
・ タイの携帯電話番号をお持ちの方
・ タイの緊急連絡先をお持ちの方
です。
基本条件としては、タイ居住者でバンコック銀行、サイアム商業銀行、カシコン銀行、アユタヤ銀行の現地口座を持っていればOKですね。
タイ居住者という部分は、リタイアメントビザなりを取ればOKで、それを持っていれば銀行口座も開設できるのでしょう。
タイで何に投資するか
タイの税制上配当は源泉税10%、キャピタルゲイン課税はないので本来であれば配当がない高成長株のETFに投資するのがセオリーですが、タイにはそのようなものの中に良さげなものがなさそうです。
すなおに、TDEX THAIDEX SET50 EXCHANGE TRADED FUND に投資して長期保有し配当を得続けるのが王道の投資なんでしょうね。
現時点で配当利回り3.69%ですので、3000万円分投資すれば年996,300円分のタイバーツの配当を得ることができます。
タイですとタイバーツを使って生活をすることになるので、タイバーツでの現地での収入があると便利ですね。
タイでの米株インデックスへの投資方法
証券会社で投資する以外の運用の選択肢として、カシコーン銀行、サイアム商業銀行で米株インデックスファンドを投資するという選択肢もあります。
ブログで紹介している方もいらっしゃいますね。
カシコン銀行で米国S&P500インデックス「K-US500X」に投資
ただ、ちょっと信託報酬が高いのが気になります。
SBIタイオンライン証券では米株インデックスファンドの取り扱いはないようなので、米株に投資したい人は銀行の方がいいのかもしれません。
タイ株の配当狙いに比べての優位性ですが、タイではキャピタルゲインに税金がかならないのでインデックスファンドの取り崩しのほうが税金面では有利かなという印象です。
まとめ
タイでの証券投資の方法について考察してみました。
状況は変わるので実際に二重生活をやる前に再度検討する必要はありますが、タイでの証券投資は比較的容易にできそうな印象です。
もう一点確認しないといけないのはタイでの外貨送金規制です。タイで証券投資して増やしたはいいが、最後日本に送金できるのか?の確認は必要でしょう。
昔と違って個人の少額投資に大きな規制があるとは想像しにくいですが、自由に国外にお金を持ち出せることが確認できて初めてタイでの証券投資に踏み切れます。
タイ以外の選択肢もありますので、フィリピンやインドネシアでの証券投資についても調べてみますね。
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