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非課税の場合の健康保険料と年金

こんにちは、松永陽央(まつながゆお)です。

日本の現状の体制においては、大きな運用資産を作った上で非課税世帯になることで社会保険料を大きく減らすことができ生活費を減らすことができます。

具体的には、株式投資で資産2億円くらいを源泉徴収ありの特定口座と新NISAで運用し、かつ毎年収入がゼロの旨確定申告で申告するような運用になるでしょう。

この場合健康保険料と年金はいくらかかるのでしょうか?

東京都中野区の場合

東京都中野区を例にとって調べてみましょう。
国民健康保険料の計算方法を見ると、中野区の場合非課税世帯の健康保険料は以下のとおりです(年額)。

  • 基礎分 均等割額 42,300円

  • 支援分 均等割額 14,400円

  • 介護分 均等割額 18,000円

合計、年額74,700円になります。

なお、以下のように特定口座での譲渡所得は国民健康保険の算定基準にならないことも明記されています。これは安心ですね。

特定口座(源泉徴収あり)に保管する上場株式等の譲渡所得および配当所得については、原則として総所得金額等に含めず、国民健康保険料の所得割の算定基礎にも含まれません。

国民健康保険料の計算方法 | 中野区 (tokyo-nakano.lg.jp)

なお、さらに世帯所得が43万円+10万円×(給与所得者等の人数-1)を下回る際には7割引になるそうですので、最終的には年額74,700 x 0.3 = 年22,410円になるのでしょう。ただ、世帯の誰かがちゃんと働いているとこの割引は適用されないようですので、現時点では年74,700円かかると想定しておけばいいです。

一方年金については国民年金 16,500+付加保険料400円の月16,900円かかります。(付加保険料というのは年金に上乗せされる制度でかなりお得なので入っておいた方がいいでしょう。)

これは収入に関係なく一定額なので非課税世帯でも同様です。
国民年金については免除制度もありますが、免除申請をするとiDecoの加入資格を失ってしまいますので、基本的には満額を払った方がいいと考えています。

中野区の場合、非課税世帯の国民健康保険と年金の支払い総額は年277,500円です。

現在の私の社会保険料支払いは年150万円を超えているので、これは呆れるほど安い金額です。

夫婦二人だとしても年間555,000円なので全然安いですよね。
実際には健康保険料の減免処置があるのでもう少し支払い金額は安くなるはずです。

国民年金の免除申請をすべきか

国民年金の免除申請をすべきかを迷うところですが、私はiDecoをやっていて運用はうまくいっているので免除申請をしてiDeco加入資格を失うのは得策ではないと考えています。

第1号被保険者の場合iDecoに月68,000円拠出できます。
出口を考えてもこれを実質的に非課税で運用できるのでこれは結構お得ですよね。
iDecoは60歳まで引き出せないといわれますが、こちらとしては資産がいっぱいあるので引き出せないことは問題ではありません。
仮に50歳で退職して非課税世帯になった後にiDecoに月68,000円拠出すると、非課税運用金額を 68,000円 x 12ヶ月 x 10年 = 8,160,000円積みますことができます。

私の計算だとこれでも退職金控除をフルに受けられるので、おそらく非課税でお金を受け取ることができます。

このことを考えると、国民年金の免除申請はしないほうがよいというのが私の考えになります。

非課税世帯となって高級マンションで暮らしたい

私は非課税世帯になって社会保険料を極力減らし、非課税世帯のメリットを享受しながら高級マンションで暮らしたいです。

非課税世帯のメリットというと医療費控除があったり、各種支援金も支払われます。

お金に全く不安はないのですが、社会保険料や医療費は極力減らしたいですし、もらう必要は全くなくとも支援金を受け取りたいです。

ただ、お金がない人々が住んでいるところには住みたくないので、住む場所は高級マンションがいいですね。
特定口座と新NISAでの株式投資を通じた譲渡所得を使って、非課税世帯でも購入マンションに住むことはできるので、それを目指していきたいです。


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