嫌な過去は忘れられない様にできている人間なのだ
夢を毎日見ている。
ぼんやりしか思い出せない事もあるけれど、何かしらは必ず思い出せる。
とにかく一所懸命何かをしている。
考えたり、走ったり、
悪い人から逃れたり、
周りを牽引したり、
具体的だと「朝までに飾り付け!」とかを必死でやっている。
なかなかうまくいかなくてやり直しをしていたりもする。
もしずっと眠りから醒めなかったら、無限に闘っているだろう。そんな夢。
でも夜が明ければ目が覚めて、
獏さんに夢を食べてくださいとお願いしてしまう。申し訳なくて。
夢の種は、嫌な思い出だ。
二度と思い出したくないのに出てくる輩だったり、失敗だったり、いじめられた事だったり、まー、きりがない。
誰だ?
人間は嫌な事は忘れる様になっていると言ったのは?
絶対嘘だ、ワタシに対しては。
頭の引き出しにびっしり入ったままだし、勝手に開いて、記憶を写したA4用紙をぱらぱらぱらと吹き出すんだ。
何だか人間じゃない気になってきた。
虚しいものだ。
もしくはワタシは馬鹿なのだ。
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