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『虎に翼』〜道男2〜直道と道男

『虎に翼』マニアです


道男が来て心配なのは
花江の息子達でした
大好きな父が亡くなっただけでも辛い
そんな所に不良な若い男が来て、
大好きな母にちょっかいをかけてくる…
子供にしても嫌ですよね

だから、
家族のみんなも注意する様にしてます
一緒に気をつけたい
寅子でしたが、
地方家庭裁判所の視察の為
多岐川に同行し忙しく過ごします

そんなある日
道男は幾つかやらかしてしまいます

一つは
はるの財布から
お金を抜き取ろうとします

はるは機転良く見つけ、
道男を諭します
そして大切な言葉をかけます
「ご飯を食べて、
  暖かい布団で寝て、
  家族と過ごす、
  その方が男として良い事じゃない?」
はるさんはやはりよく考えておられる

ただそれだけではなかったみたい
(後で書きましょう)


そして二つ目
直道を思い涙をこぼす
花江に、口説き文句を口にします
あわや(どこまで考えていたかは不明)
…という所に、
花江の息子達は母を守ろうと
道男に覆い被さります

何とかその場を逃げた
道男でしたが、
家族の大人が夜謝り合う所を見て、
そして
道男は皆んなの目を見て
「やっぱりそんな目で見るのか!」
と、家を出てしまいます

道男は悪い子じゃない
子供達から慕われていたし、
道男は子供達を守る為に
犯罪を犯していた

優しさにも飢えているし、
欲しているけれど強がっている

きっと良い子なんだ
でもどうしたら…
大人達は、それぞれに悩みます


次の日の夕飯作りの時、
はるは
花江に詫びます
その時、
直道が生まれた時、
道男という名前とどちらにしようかと
悩んだというお話を語ります

息子と重ねて見てしまっていたと

そして…
はるは倒れてしまいます


道男という他人
長男の影をつい見てしまう
そして自分の知らなかった
戦争孤児としての苦労を
この年で背負った子

はるは自分の事を深く反省すると共に
戦争の責任まで背負っていたと思います
はるが悪い訳ではなくても
大人が始めた戦争の罪を
それを深く知らなかった事を
はるは重く、重く捉えていたのでしょう


はるさん、
みんな背負う必要はない!
でも…


明日はどうなるのでしょうか

はるさんが落ち着かれる事を
道男が帰ってくる事を
お互いが分かり合える事を
切に希望しております


そして
ヒアリングした家裁の声を、
国民の状況を、
多岐川、
寅子、
家裁の人達が
少しずつでも良くしていける様にと
こちらも切に願っております


…時代は厳しいけれど


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