『虎に翼』〜はる〜大好きなお母さん

『虎に翼』マニアです

…すみません、
暫し放心状態でした、水物と共に

道男が家から出てしまい
はるが心労で倒れてしまいました

明日の朝もつか…

はるは、
家族みんなと居られる事が幸せだった、
思い残す事はないと…目を閉じます

でも、
花江は
寅子に託すのです
「道男君！
  寅ちゃん！
  道男君を探して！」と

花江は
はるが
道男の事を心から心配していると
察したのでした

寅子は走ります
みちおの行き着く先はあそこしかない、
轟法律事務所
轟に、
よねに聞くしかないと必死で願います

よねは恐らく、
駆け込んで戻ってきた
道男から何かを察していたのでしょう
寅子に「帰れ！」と言います

しかし引き下がらない
寅子

道男が出てきます
寅子が駆け寄りますが
道男は
扉を心と同じく閉めてしまいます

余談を挟みますが…
昨日SNSで非難轟々浴びた
道男の行いでしたが、
それは今まで生きてきた自分に
人がしてきた事への反抗、
そして寂しさ悲しさの裏返し、
そう思います
花江に言い寄った感じでしたが、
優しさに触れて心が溶けて
つい恋心が芽生えたのでは

（ここまで盛り上げたのは
  役者冥利に尽きるものですね）

もとい

寅子は引き下がりません
はるが
道男に会いたがっていると
母という存在を
道男に必死な中熱く語ります
父にも母にも捨てられた
道男は更に頑なになります

でも
寅子の
はるへの愛はもっと大きかった

そして
道男に願いを乞います

お母さんはとても真っ直ぐで優しい人
いっぱい苦労をかけた
心配させた
最後くらい願いを叶えさせてあげたいと

絶叫でした
心の叫びが大きな声で飛び出しました

道男は扉を開けて出てきました
そして
寅子と共に
はるの元に駆けつけました

弱々しい
はるを
直明が優しく支えて抱き起こします

はるは「こっちにおいで」と
道男を呼びしっかり頭から抱きしめます

「あなたにしてあげたかった事
  よく頑張って
  ひとりで生きてきました」

愛しむ様にこれからの人生、
道男のものだと思う気持ちが
はるの体から伝わったと思います

道男は蔑まれたり愛されなかった事より
はるの愛の抱擁に溶けたと思います

暫くして少し落ち着いてから、
はるの部屋には
寅子と
花江が付き添っていました

はるは言います

お父さんの代わりにあと10年は
この家を支えたかった（強い！）

遺言以外のもの（日記等）は
焼いてしまう事
だって…恥ずかしいでしょと（可愛い）

灯火が消えかかった
はるの姿と言葉に、
寅子は「やだー！お母さーん！」と
子供の様に号泣、絶叫します

大好きな家族
みんなをいつも温かく優しく、
そして地獄を見る覚悟を持つ
勇気をくれた、いつも支えてくれた
母が亡くなるなんて…
思いたくなかったでしょう

そうして朝、
はるは静かにその生涯を閉じました
（ナレしでしたが）

美しく、強く、賢い、
素晴らしいお母さんでした

寂しくなります…