私の長い長い何か
入口とも出口とも見分けが付かない灰色の蛇腹の中で踠いてる
何時とでもなく何処とでもなく
私の時は相対性理論に当てはまらない
10歩下がれば更に後退
やっと進んだ1歩さえ秒速以下で後退
手を伸ばしても掴まれることのない手
2本どちらも空を切る
負けるもんか
それは自分に
でも次に上を向くのは今でないだろう
だから無理に上を向き口角上げてみる
またやれるさ
また
まだやれるさ
まだだから
まだまだだから
きっとを探すしかないんだから
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