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嘘みたいなほんとの話♡

今回は、20代のころの話。

当時、飲食店で働いていて帰りが終電近いこともよくあったのです。
あるとき、地下鉄がホームに来ている音が聞こえ、ダッシュで階段を下りていると、急ぎすぎて足を踏み外し…

やば~~~~いと思ったその時、とっさに目の前にあるモノをつかんだのです。(階段落ちてる途中なので、前はまったく見えてなく…(;'∀')

その瞬間  ビリッという音と共に、私はホームに転がり、電車の扉は閉まって行ってしまいました。

めっちゃ恥ずかしいけど、声かけられる前に、何事もなかったようにササッと立った時、私の手には、一枚の布切れが…。

なんだろうか~?とみてみると、その正体は、ちぎれた袖……。

ゆっくり記憶をたどってみると、恐ろしいことが判明!!
なんと、転びそうになった私がつかんだモノ・・・とは

人様のシャツの袖だったのです。しかも電車に乗ってる人のシャツの袖。
おそらく、男性のYシャツ的な。

あまりの強さに袖はちぎれ私の手元に。おそらくちぎられた人は相当びっくりしたよね。電車は去っていたのでごめんなさいも言えず。

袖は返せないので、仕方なく鞄にしまい、その場を離れて違う場所で電車を待ちました。転んで痛かったけど、シャツをちぎるとは。

自分でもびっくりでした。

しかも実は、シャツちぎり事件は一度で終わらなかったのです。ははは~


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