自社製品を売りつけたいだけの、ファッションインフルエンサーに騙されるな
『おじさん』という金の卵
自宅の開けた窓から聞こえてくるのは、聞いたこともない言語(英語ではないのはたしか)の数々。
愛知県は製造業が多いせいか?東南アジア方面や中南米の異邦人をよく見かけます。
彼らのファッションセンス(とくに、色柄使い)は独特で、『欧米の後追いしかしない』われわれ日本人の装いとはえらいちがい。
後ろ姿で、日本人か?否か?が分かるレベル。
世界的には、「トレンドなんか関係ねぇ!」人々が多数派なのかもしれませんけど、チャイナ零弌氏が紹介していたオリジナリティあふれる『トンデモファッション』の中国人たちは、チョットチガウ気がするのです…
ファッション系では、1番のチャンネル登録者数(110万人)を誇るユーチューバーのげんじ氏。
ターゲットは、30歳くらいまでの若年層だったはずなのに、いつの間にか40〜50代にまで手を出し始める始末。
さらに、可処分所得が高い可能性が高い(金払いがいいと思われる)60〜70代の『年金世代』にまで、精力的にオファーをかけていくバイタリティは、ぜひとも見習いたいところであります。
ソコって、もともと30〜40代の『大人世代』をペルソナにしていたけれども、販路拡大して50代にも仕掛けてきているMB氏(チャンネル登録者数 44.5万人)、
大山 シュン氏(チャンネル登録者数 32.7万人)に宣戦布告している戦国絵巻。
大物がこぞって進出してきていることから、中高年はファッション業界からみるとブルーオーシャン、『金鉱脈』なのかもしれません。
御三方とも、右も左も分からない『ファッション童貞』相手に、敷居のひくいファストファッション(主にファストリ)をエサに集客しては情報提供で信頼関係を構築し、バックエンドで自身のインフルエンサーブランドを『ゴリ押し』してくる手法はおなじなので、だれの話を聞いてもそう大差はありませんが…
ボソボソとしゃべるMB氏や、「ふんいき」をいつまで経っても「ふいんき」と誤発音する大山 シュン氏にストレスを感じることに比べると、芸人出身のげんじ氏(彼も「ふいんき」と言うけれど、大山 シュン氏と比べるとその回数が少ないのでまだマシ)のスピーキング能力は頭一つ抜けております。
時代遅れのイケおじ達へ
げんじ氏特有のやり方としては、一昔前に流行った『ちょい悪オヤジ』を一蹴する作戦で、まずは雑誌LEONやSafariを愛読しているオッサンの愛用アイテムを『時代遅れ』と、ことごとく否定していくスタイル。
(とはいっても、敵を1人でもつくりたくないタイプなのか?イマイチ歯切れがわるい)
そんなオッサンは、世の女性陣に不快感を与えていると。
(オッサンの茶髪が『イタい』というのは共感できる)
マインドコントロールを解いたら、現在のトレンドである『ワイドこそ全て』の価値観を植え付ける。
40過ぎたオッサンが、10〜20代女子からの『好感度アップ』がねらえるアイテムは…
だそうです(たかが全身オーバーサイズくらいで、好感度が上がるなら世話ない)。
オールドメディアが叩きに叩きまくった(ユーチューブ動画も一緒になって)斎藤 元彦氏が、兵庫県知事選で再選したのは記憶に新しいですが、
投票用紙に『さいとう元彦』と書かせた功労者は、SNSだといわれています。
情報は複数のソースから取るのが大切。
これ鉄則。
ということで、氏の展開するブランド“ウィムバイ リドム”の口コミはどうなのか?
評判的にわりと『フツー』みたいなので、大学生っぽい格好がしたいオッサンは、カモになって課金してもいいのではないでしょうか。
還暦過ぎた中高年が、ZOZOTOWNで服ポチるのか?は疑問でありますが。
小学生のころに穿かされていたヒッピースタイルの『ラッパズボン』がイヤでイヤで、それがトラウマとなってワタリ巾はどーでもいいけれど、裾巾だけは20cmを超えてくると拒絶反応が出てくる…いまでも細めの白パンツを5本持った、時代に合ってないオッサンでした。
アルファードは無理だけれど、今度羽がついたアクセサリーでも買いにいくか…