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好んで使ってしまうパーソナルカラーは、ちょっとしたキッカケで突然変わる

■赤の時代

トイレの男女別標識は、ほとんどが男性用は黒か青で女性用は赤になっています。

これは日本特有らしく、外国でその認識はないそうです。

今はカラバリが増えて境目がなくなりつつありますが、当時は小学生のランドセルは男の子は黒で女の子は赤と相場が決まっており、本人に選択権はありませんでした(主に、ジイちゃんバアちゃんが買ってくる)。


服と違って小物は色選択の自由度が高く、持ち主の好みがモロに出る『山椒は小粒でもピリリと辛い』…今回はそんな話です。


漫画『サーキットの狼』が発端となって日本中で空前のスーパーカーブームが起こり、学校の休み時間にはこぞってスーパーカー消しゴムをノック式ボールペンで弾いては遊んでいた小学生の頃。

男のくせに(昭和の感覚)赤が好きなことから、同級生につけられたあだ名は「キザ兄ちゃん」。

スーパーカーの2大巨頭“ランボルギーニ”カウンタックと“フェラーリ”512BBのボディカラーの多くが赤だったことが、少なからず影響したのかもしれません。

さらに、テレビで『機動戦士ガンダム』がブレイクし、主人公アムロ・レイのライバルであるシャア・アズナブルが駆るザク、ズゴッグ、ゲルググは量産機と別けて赤でペイントされて『赤い彗星』と称されたことから、「赤は特別色なんだ」と確信をするのでした。


通っていた中学校が『月星化成』本社工場の近くにあったので友だちの親が働いていることも多く、MADE IN KURUMEの “コンバース”オールスターが社割で買える環境が整っていました。

気がつけば、キャンバス オールスターのマルーンばかり履いています。

40年近い昔の話なのに、当時の社割価格と現在『ABCマート』で売られている実勢価格がさほど変わらない物価の優等生ぶりには、その変わらぬデザインと共にタイムスリップさせられます。


社会人になり、色がバーガンディという理由だけでマスト ドゥ カルティエの長財布を使い、着けていた腕時計“ジラール・ペルゴ”フェラーリRef.8020の文字盤カラーは、もちろんロッソ コルサ

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さすがに『坊ちゃん』ではないので、赤シャツまでは着ませんでしたが…



■緑の時代

21世紀に入り、“ロレックス”がサブマリーナ50周年記念モデルを発表したというジュネーブ サロン特集を組んだ、雑誌『時計Begin』の表紙を飾っていたグリーンベゼルのサブマリーナに一目惚れをしてしまいます。

なんのアナウンスもしない“ロレックス”に対して、世間ではコーポレートカラーのグリーンを使っているサブマリーナは1年間の限定生産ではないか?という噂が飛び交い、これはなにがなんでもゲットしなければ…

問題は「いくらなのか?」だったのですが、レギュラーモデルRef.16610とベゼルカラーが違うだけなので価格差は2万円(確か…)と正式発表されて、デパート外商の担当に入荷したら最初に連絡をくれるよう取り急ぎ頼むのでした。


ちょうどその頃、ツレと屋台で飲んでいたときに飲み潰れて知らぬ間に屋台の前に停めてあった全く知らない人の車の後部座席で寝ていたことがありました。

所有者に見つかって、やかましく怒られながら車を降りてふと我に返ると、ポケットに入れていた鍵も“カルティエ”の財布もない。

財布を新調しなければならなくなり、せっかくなので“ルイ・ヴィトン”タイガの定番カラー、エピセア(深緑)にくら替えします。


鍵も失くしているので、キーホルダーを調達しに友人が店長をやっているセレクトショップで勧められた、ブライドルレザーの“ホワイトハウス コックス”キーフォブのダークグリーン

英国御三家の“エッティンガー”、“ホワイトハウス コックス”、“グレンロイヤル”のキーホルダーの中で“ホワイトハウス コックス”のキーフォブは、カラバリも豊富にあり3千円とお手頃価格なので、知人へのちょっとしたプレゼントにも最適です。

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色があれば100均で買う生活必需品に至るまで好んで緑を選ぶことから、周りに「バッタ」と揶揄されていた当時の緑フリークが好きな『仮面ライダー』は、1号とアマゾンです(次点はライダーマン)。

ちなみに、好きなショッカー大幹部は死神博士。



■青の時代

“フランク三浦”11号機をネイビーにしたのには、別の理由もありました。


30代も後半になると、JKからおばちゃんまで持っている押しの強い欧米ハイブランド財布を持つのが精神的にキツくなり、ヤフオクをなにげに見ていると…業者とみられるIDから“グレンロイヤル”の新品長財布が2点出品されていました。

しかも、個人的な絶対条件の小銭入れなしタイプの茶とダークブルーが各1個。

これまで青系の革製品に一切触手が動かなかったのですが、マジマジと見ると新鮮でなんかいい塩梅。

予想通りに定番の茶はそれほど値が上がらなかったのですが、ダークブルーの値はどんどんつり上がっていきます。

業者IDなのでまた同じものを出品するかもしれませんし、しないかもしれません。

参加するべきか?今回はスルーするべきか?悩んだあげく、競り落としました。


これまで長財布で小銭入れがない財布しか使わなかったのは、小銭で財布が型崩れするのを嫌っていたからでした。

本音を言えば、カード類すら入れたくありません。

小銭はパンツのポケットにそのまま入れていたのですが、5ポケットパンツだと取り出しにくいのと車に乗ったときに小銭をバラまくことが多々あったので、“グレンロイヤル”の馬蹄形コインケースに入れてました。

ヤフオクで新しい財布を手に入れ11号機も青繋がりもあって選んだ手前、コインケースも濃紺にしたくなるビョーキが発症します。

“グレンロイヤル”が今春から値上げをしたと聞いて、まだ旧価格で売っていたショップで簡易バージョンのコインケースを見つけたので、思わずポチってしまいました。

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買ってはみたものの…

マチのない薄い作りなので、統一色で長財布と持ち歩いてもかさ張らずによさげと思ったのですが、裏を返せば枚数が入らず取り出すときに小銭がこぼれそうで使いづらいことこのうえありません。

値上げ前のかけ込みに煽られたので、ドーパミン放出はダダ下がりで55%

使い勝手をあまり考えていない設計ミスの失敗作だと思いますので、少々高くても一般的な馬蹄形のコインケースの方が難なく使えます。


これまでの人生で、アカレンジャーミドレンジャーアオレンジャーと変移して、残るは黄色とピンク。

この先、変わることがあるのか?ないのか?



noteを書いている中の人はファッショニスタではありません。レビュアーでもありません。 あえてたとえるなら「かろうじて美意識のあるオッサン」といったところです。 自分が買いたいものを買っています。 サポートしなくていいです。 やっていることを遠くから見守っていてください🐰