高齢化社会を見据えて

こんにちは。基山町長の松田一也です。

日本の未来を話す上で「高齢化社会」は切っても切り離せない社会の変化であり、15年後の2035年には日本総人口の33.4%が65歳以上となる見通しです。

特に基山町は2035年には高齢化率が40.2%と全国平均よりも高水準となる見通しで、より早い段階での施策が必要になります。

今回は基山町での高齢者福祉支援についてお話致します。

①高齢者ドライバーの免許証返納、返納後の支援

昨今、日本全体で問題になっている高齢者ドライバーでの重篤な交通事故。高齢者の免許証返納が推進されてはいますが、免許証返納したくてもできない町のつくりなら意味がありません。

基山町では、コミュニティバスの充実やタクシー利用の助成、各種証明書費用の補助を行っているのに加え、2020年4月より、鳥栖警察署に行かず基山町役場で免許証返納が出来る制度も制定予定です。

https://www.town.kiyama.lg.jp/kiji0032042/index.html

②ワンストップ相談窓口の設置

基山町では一人暮らしの高齢者数が2035年にピークを迎えます。

今後の取り組みとして、お一人で暮らす高齢者の方々を基山町全体で見守るワンストップ相談窓口を設置致します。

年金や相続をはじめ身の回りの困った事など、高齢者の方が抱えるあらゆる問題を、親身になってサポートし暮らしやすい生活を支援できるように致します。

この窓口は、相談を受けるだけでなく、個別の家庭を訪問し、世帯の状況の違いに応じて、対応策が講じれるようにしたいと思っています。

③健康ポイント事業

公民館の使用や各種レクリエーションへの参加の方に健康ポイントを付与いたします。

健康ポイントは基山町の商店街などでお買い物ポイントとして使用できます。

未来に向けた町づくりをする。

いつの時代、どの世代にも住みやすい町を私は目指しています。


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