基山町の財政がより良くなるには?

こんにちは。松田一也です。

以前、基山町の財政について健全な状態である事を、具体的な数字を使ってご説明させて頂きました。

財政の健全化とは、歳入(町の収入)が支出を上回り財務超過が減っていく事であり、現在もその状態にありますが、歳入はより増やし支出はより減らしていく事がとても重要です。

今回は財政の健全化に向けた施策についてご説明させて頂きます。

①ふるさと納税品、名産品の開発

基山町では現在、名産品の開発とそれを使ったふるさと納税の活性化に力を入れています。

オーストラリア原産の鳥、エミューを使用した食品や化粧品の開発や、健康食品として期待されるキクイモを使った食品作りは近年かなり形になってきました。

つい先日もキクイモをかき揚げに使用したインスタント食品「キクイモ天うどん」を発売しテレビでも紹介されました。

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その他にも、現在、総務省の指導で、ふるさと納税の返礼品から外されている大人気漫画「キングダム」(著者は基山町出身の原 泰久先生)ついて、いろんな工夫により、再び返礼品に復活できないか、今動いております。

②広告媒体での収入促進

現在は基山町立図書館やコミュニティバスで広告収入を確保しておりますが、今後は舎内をはじめより多くの場所で広告媒体での収入を増やしていきたいと考えております。

③町役場の働き方改革

業務の複雑化、高度化により町役場の皆様には多くの業務が求められています。

夜遅くまで働いて頂かないと追いつかない業務量になる事もあり、役場の方々には負担をかけてしまっている状況です。

今後は業務の効率化を図り、より働きやすい職場環境を目指していくと共に、人材育成にも力を入れて職員の資質向上も目指してまいります。

④自然災害への備え

大型災害が起こり被害が出れば、その分基山町の特別支出が急増します。

近年の激甚災害に備え、被害を最小限に抑えるためにも災害に強い町づくりが欠かせません。

具体的には、地滑りの可能性がある急傾斜地域への砂防ダムの整備や、洪水発生危険地域の浚渫(しゅんせつ)工事を随時行っています。

町の収入を増やしていくこと、そして基山町の福利厚生や住環境を充実させながら支出を抑えていくことは具体的な計画と実行がかかせません。

より良い町にするために毎日考えています。


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