【EDH】2023年度 滑り寄る魔術師、カディーナ【25枚解説】
全世界4億人の変異生物の皆さんこんにちは。補助カードです。
強化は望めないと思われていた変異界隈に1枚のカードが投じられた事は皆さん記憶に新しいと思います。
そう、ウギンの支配です。
しかしながらカディーナ界隈に激震が走らなかったのは皆さんが盤面に裏向きで配置されているからこそ。
前回の記事でこき下ろした予示の世界へ皆さんをご案内いたします。
全文無料で読めます(そらそう)。
前回からの変更点
前回の記事では予示の事をぼろくそに書いていますが、今回の構築では予示関連のカードを採用しています。
今でも予示(のカードデザインの方向性)については懐疑的な立場ですがウギンの支配クラスのカードパワーともなると寄せてみたくなります。
以前の記事でも触れましたが予示の弱さはゲームプランに組み込みにくいことにあります。
予示というメカニズムは一部を除きライブラリトップを2/2クリーチャーに変換します。当然未来予知のようなカードを用いない限り山札の上は知りようがなく、タッサの神託者やDemonic Consultationが予示された場合は勝ち筋を失う事になります。
これについては以前より始源の霧を用いる事で対策とする向きもありましたが、もう一つの問題が立ちはだかります。
それは「継続的に予示できるカードはターン1」であるという事です。
始源の霧や囁きの森の精霊は5マナという重さの割に誘発するタイミングが自身のターン終了時に1度だけであり、その設置コストの重さからゲームを通して予示できる回数は推して知るべしでしょう。
しかしウギンの支配はこれまでの予示カードとは一線を画します。
以前の継続して予示するカードは5マナ以上でしたが、ウギンの支配は4マナでキャストする事が出来ます。火種に無色のクリーチャーを要求する事を差し引いてもこれは革命的です。
ウギンの支配は囁きの森の精霊と同様にガイアの揺籃の地1枚からキャストできる可能性がある上に太陽の指輪や魔力の墓所などの無色マナソースのみでもキャスト可能です。
また火種が必要とは言え誘発する回数に制限が無いのも革新的で、カディーナが存在する場合変異を唱えるたびに手札が1枚ずつ増えていきます。もちろんドローしたカードの中に変異があればさらに連鎖する事が可能で以前とは比較にならないほど横並べが容易になりました(当然2体目以降は変異コストを支払う必要がありますが)。
次項から25枚解説です(は?)
25枚解説
100枚も書いていると読み上げだけになるので変異カード25枚と予示関連カード数枚のだいたい25枚解説とします。
・アフェットの錬金術師
クソカード満載の変異連中とはいえ彼ほどの実力者ともなると知名度は高い事でしょう。変異デッキ以外に活路を見出した裏切り者です。
以前の構築では採用していませんでしたが、手札の変異カードをダンプするために魔力の櫃と併せて採用しました。
疑似的なマナクリーチャーとして見るとオークの弓使いの1点で落ちない事が偉く、変異カードの中では珍しく表側でキャストする事も珍しくありません。厳かなモノリスまで入れるのはやり過ぎ感がありますが、変異が手札に溜まるくらいなら併せて採用もありかもしれません。
一つの指輪を採用するとドローが過剰になりますが、カディーナが出せない時はゴミ変異を抱えたまま死ぬ事になるため枠を開けて採用するのもアリ。カディーナに頼らずデモコンオラクルを集めよう!(コンセプト崩壊)。
・水深の予見者
オークの弓使いのせいで表になると窮地に陥る場面が頻出するようになってしまいました。逆にヤバい盤面を2ドローする代わりに2点射撃で切り返してくれるよう交渉する事も(やったことない)。
今回の構築ではタッサの神託者に加えて研究室の偏執狂を採用しているためラボマニ君への除去に対応して表になる仕事もあります。
1/3ボディはラガバンを止めるのにもちょうどいいサイズ。ゴミが大量に入ってるデッキに向かってラガバンは殴って来ない? そらそう。
基本に帰れで寝ているトロピやアンシーを戻してあがく事もあります。
ドロー出来る変異は他に激浪の生き残りがいますが、3ドローはオークの弓使いでカディーナが死ぬため不採用。
・氷羽のエイヴン
変異界では表側のマナレシオが及第点なだけで抜きんでているという説が有力です。これはその中でも強そうに見える1枚。変異界が貧弱かどうか賭けません?
バウンスはマジで一時しのぎにしかなりませんが、こいつの強みは「適当に表に出来る事」です。
EDHにおいて変異クリーチャーは基本的にクリティカルな場面で表にしたいため表側になる事自体が稀です。このため秘密の計画をドローカードとして捉えた場合安定した運用が難しくなります。
となると秘密の計画をドロースペルとしてカウントするにはある程度いつめくっても問題ないカードが必要になりますが、エイヴンはこの要請を満たしています。
オークの弓使いを処理するカードとしての役割は持てませんが、最低限オーク軍団を退場させるくらいの力はあるため採用しました。
バウンス対象は自身を選択できないので、自身を戻して出し直し続ける限界ドロームーブは出来ません。残響の追跡者ならできる(やるとは言ってない)。
・カディーナの口封じ
身内環境にヨーリオンが存在していた時は遅延誘発型能力をもみ消してこの世のすべてをそこ(追放領域)に置いてこさせたりしてました。
タッサの神託者をもみ消すと気持ちいいですが、たいていその前の波止場の恐喝者をもみ消す事となります。
ウィザードなので非凡な虚空魔道士でサクれます。
・層雲の踊り手
カディーナの口封じより対象範囲は大きいが肝心の死の国からの脱出やボーラスの城塞、霊気貯蔵機を打ち消せないドジっ娘。マジで許せねえ。沈黙を通してコンボを止めようとすると前述の通り打ち消せず死ぬ事が多々あるため、一点読みして気持ちよくなりたい時以外は素直に沈黙を消しましょう。
このカードに限らずカディーナは相手の行動を全部咎めて勝てるデッキは無いため、コンボをめぐる攻防に横からアシストするような使い方が一番いい気がします。
こいつはモンクなので非凡な虚空魔道士でサクれません。
・虚空魔道士の弟子
4マナ掛かりますが層雲の踊り手と違いなんでも消せるため非常に優秀。表面の戦闘力は微々たるものですが、万能カウンターであるため安易にチャンプアタックさせずヴェズーヴァの多相の戦士でコピーする用に残しておきたいところ。
ウィザードなので師匠で射出できます。
・非凡な虚空魔道士
奇襲的に使うには青のトリシンがきつすぎ、見せ続けるには青のダブシンがきつすぎるという典型的雑魚。使い切りの弟子の方が強い。カウンターが変異誘発型能力ではないため堂々たる撤廃者を出されると起動できずに負けます(一敗)。変異誘発型ではないのでヴェズーヴァの多相の戦士でコピーしても美味くない。
長所は複数回カウンターが打てる可能性がある事。弟子の実力に嫉妬して射出する事もありますが大抵身を挺して飛んで行ってます。師弟愛やね(ほろり)。
表になるとタフネスが1しかないため暇つぶしにオークに掘られる哀れな生き物。
・意志を曲げる者
打ち消しになったり追加ターンを曲げたり出来る万能選手。1Uで表になれるため非凡ななんちゃらかんちゃらより非凡です。偏向はたきと比べると涙が出る。次のタルキールでは統率者をコントロールしてたらタダで表になれるサイクルが出るって信じとるで。
以前の構築では地ならし屋が採用されていたので(は?)リアニメイトスペルを地ならし屋に曲げてぶち殺すスーパーヤンキープレイが出来たのですが今回は不採用のためできません。
地ならしオラクルとかいうヤバすぎるコンボを仕込みたい人はぜひ楽しんでください。手札に地ならし屋が押し寄せてきます。
・シルムガルの暗殺者
黒の変異はどいつもこいつも相手を殺す気が無い連中ばかりの中、割と殺る気があるため採用しています。
2ターン目ドラニスの判事に対して3ターン目にこれを伏せる展開はカディーナを使った事があれば誰しも経験するはず(少なくとも全世界で4億人は体験している事でしょう……)。
・アイノクの生き残り/ナントゥーコ自警団
どうせ表側では出さないのでまとめてしまいます。
これら2枚は表になるとアーティファクトかエンチャント1つを破壊できるため最近ではカディーナの口封じよりコンボを止められると噂。
LEDで手札を切って動こうとするプレイヤーの、死の国からの脱出をたたき割ると気持ちいい。が、現実は非常である。だいたい使用済みの偏向はたきでどっかに曲げられます。
コンボまで時間がありそうならリス研を割る事も躊躇わないようにしたい。誰しもリス研をケアしてくれるとは限らないのじゃ……。
・棲み家の防御者
緑マナはクレイドルで有り余るため表にするのはタダみたいなもんです。主な役割は使い終わったカウンターをもう一度拾って投げる事。
最近リベレーター号など瞬速付与生物を採用したので変異を拾って投げる展開もそこそこ生まれました。
このカードも気軽に表に出来る変異のため秘密の計画のドローに換算できます。
シルムガルの暗殺者よりブロックされづらい。防御者のくせに攻めっ気が強すぎて笑ってしまう。
・激浪の幻惑者
こいつのダメージが通った時に生け贄に捧げると、ダメージを受けたプレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を永続奪取できる変異です。
変異軍団が大挙して押し寄せてきたらだいたいこいつが紛れてます。身内はこいつを見破るプロしかいないのでコントロール奪取できたためしがありません。なんで裏向きなのに的確にブロックできるんや。
・模る寄生
ドラニスの判事を処理できない以外は完璧。
そしてドラニスの判事はたいていカディーナをキャストする前に出ているため変異でどうこうなる問題ではない。
つまり完璧です。黒の変異よりクリーチャーを始末しています。
パワーを下げる方はシルムガルの暗殺者と組んでパワー5まで射程に収める限界プレイで稀に使います。デンプロのダメージを通すために使う事も(やった事ない)。
・不気味な腸卜師
黒のドロー系では珍しく引く時にダメージを受けません。
ドローは強制な事に注意。タッサの神託者で勝ちに行く時に強制ドローで敗北させられたりします。マスデスを受けてドローがスタックに積みあがった後にオークの弓使いが降臨すると悲惨。
悲観的な事を書き連ねましたが基本的にはリカバリー手段として有能なため外れる事は無いでしょう。
適当に表に出来る点ももちろんグッド。
・死霧の猛禽
死んでも嬉しい変異のため初手にあると助かる1枚。死ぬのが早すぎると墓地の下の方に隠れてしまい一生忘れられてる事もあります(n敗)。
表になるコストは重く見えますがクレイドル1枚で支払える事が多く、こいつも気軽に表にしていける性能をしています。ということは秘密の計画と相性がいいという事です(テキスト読み上げ)。
接死持ちのため裏でキャストしたり裏で蘇生するかはちょっと考えた方がいい場面もあります。
・巣立つ大口獣
オークの弓使いやフェアリーの黒幕を落とすために採用しました。
変異カードを多めに積んだ上にウギンの支配でドロー枚数が増えたからそいつらが辛いねんな。気持ちだけでも対抗したい……。
アフェットの錬金術師で起こすとタフネス2まで射程圏内に収められますが、そんな展開になった事今まで遭遇していません。妄想するのはタダなのじゃ。
1周に1回しか使えないので暇つぶしにマナクリを焼くなら上家のエンドにひねりましょう。そもそもマナクリを焼いていいか考える必要もありますが。
破滅の贈り物を付けると接死ティムになるのは覚えておきたいテクニックです。
・ケルゥの呪文奪い
以前からゲームに与える影響度は高かったが予示カードを積む事でさらに上振れるようになった……ように見せかけて最近の身内環境だと奪ってインパクトのあるスペルが少なくなって悲しい。
ヴェズーヴァの多相の戦士で使いまわせると宇宙なのでなるべくチャンプアタックさせないようにしましょう。
・セロン教の隠遁者
バフする苗木は自他問わず。これを入れての初陣でスライムフットとスクイーが同卓したのは笑った。スライムフットとスクイーは頭蓋骨絞めで苗木が絞められなくなるから嫌寄りらしい。噛み合いかあ。
2/2の苗木が4体出てくるとさすがに圧が凄そうですが、肝心の本人がオークの弓使いで落ちる貧弱ボディ。
クレイドルから表になれそうなので採用したけど長毛ロクソドンの方がマシという説が有力です。
・金属殻のカニ
金粉のドレイクを差し置いてこいつを採用したのはさすがに気が狂っていたので金粉のドレイクも入れます。
変異誘発型能力ゆえに統率者委員会がお気持ち表明したバブみエリシュもスワッピングできます。
使い終わった出涸らしの変異をプレゼントして相手の統率者を奪おう。
変異にしてはスタッツがよく、コントロール交換能力も相まってコンバットでシャクれる可能性が高いです。カディーナ使ってる奴が相手の盤面をよく確認し始めたらこいつかヴェズーヴァの多相の戦士が伏せられてる可能性大。
・悪戯なクェイナー
だいたい打消しをコピーしているので取り消し相当の使い心地。
破滅の終焉に相乗りしてタッサの神託者をリクルートしつつデモコンで勝つパターンもあります。チューターに相乗りしたり打ち消しを跳ね返したりする以外も可能性は無限にあるため身内でよく使われるインソーは確認し得。
5マナ払うと裏返る能力は未だ起動した事無し。
・ヴェズーヴァの多相の戦士
自身のアップキープに裏向きになれる事から秘密の計画のドローカウントがはかどる一枚です。
変異クリーチャーをコピーした時は当然裏向きに戻した方がいいのですが、ヘイトベアをコピーするような「真っ当なクローンの使い方」をした場合は手なりで裏向きにしないようにしましょう(一敗)。
裏向きにした際はどれがヴェズーヴァの多相の戦士なのか分かるように分けて置いた方が無難です。こいつのせいで変異クリーチャーを唱えた順番が分かりづらくなる。
・ヒストロドン
戦闘を介する必要がありますが自身のみでドローできる高性能(カディーナ調べ)クリーチャーです。
基本はマナを無駄にしないように上家のエンドに表にしますがコンバットでシャクりたい時はあえてやり過ごしてブロック指定で表にする事もあります。遊ぶ環境がクリーチャーに偏重するほど採用しづらくなる。
クレイドルで表にするとマナが余りがち。
・塩水の精霊
全員の土地やマナファクトがいい具合に寝ている時に表にしないと戦犯になるため想像以上に表にしづらい。
小粒な変異クリーチャーの中で5/4という恵まれた体格をしているため一度表になると戦闘力はかなり高いです。
ヴェズーヴァの多相の戦士で毎ターンコピーしても戦況は好転しない(止めてるうちに畳みづらい)デッキのため、寿司の片割れ待ち以外ではコピーし続けない方がいいかも。
と思っていたら獣使いの昇天の採用で畳むのが早くなった。
・神秘の炉
変異カードを裏向きで唱える場合は無色のクリーチャーとして唱えるためライブラリトップから唱える事ができます。カディーナは変異でドローするとは言え、所詮はキャントリップ。手札を増やすためには神秘の炉などのアシストが必要になります。
リベレーター号とシケイダのおかげで隙なく唱えやすくなったのも追い風。
シンプルに太陽の指輪や魔力の墓所を追加できるだけでも強いし、無色マナソースのみで設置できるのもクソ強い。クレイドルを持ってなくても絶対採用すべきだと思う1枚です。カードとしてはオタク感薄い。
・破滅の贈り物
気軽っちゃ気軽に表に出来るため採用。
死霧の猛禽をコストにサクると表になるタイミングでは猛禽が墓地にいるため蘇生条件を満たす事が出来ます(違ってたらすんません)。
変異クリーチャーが無駄に湧くようになったのでコストの捻出は容易な方。秘密の計画のドローカウント要員。
カディーナに付けて守りたいのですが、バウンスや追放除去には無力なため過信しないように注意。
巣立つ大口獣とのシナジーの他、色マナを守るために極楽鳥や東屋のエルフに付けるなどわりかしその時々によって正解が変わりがち。
・秘密の計画
さんざん「秘密の計画のドローカウント」などとのたまって来ましたが、採用理由はオークの弓使い対策のためです。
変異クリーチャーの採用数増加、ウギンの支配による予示など1ターンに追加で2枚引く事が多くなった事からコンスタントに2点射撃されるようになってしまいました。コンスタントに2点射撃されるという事は盤面の崩壊が早まるという事。変異クリーチャーの排除優先度は低いとはいえ、クリーチャー数が少なくなると「ワンチャン作られるのも嫌だし焼いておくか」の精神で射撃される事態が発生します。
このため「タフネスを増やすおまけでドロー出来るカード」として秘密の計画の採用に至りました。
青いため意志の力の種に出来ます。今は入れていませんが緑でもあるため活性の力の種にもできます。悲しい事にエンチャントであるため波止場の恐喝者の種になってしまいます。
・獣使いの昇天
リベレーター号と跳ね回るシケイダ、ウギンの支配の登場により一撃で獣使いさんがアセンションしてしまう盤面になる事が多くなったため採用しました。ウギンの支配で表にした時は攻撃クリーチャー指定済みのためカウンターが乗らない事に注意。
めちゃくちゃデカくなるけど別に回避能力は付与しないので人が死ぬような事態は意外と少ないです。死んでもせいぜいひとりくらい。セロン教の隠遁者と絡むとギリ2人くらい殺せる事も。
どちらかというとブロックを強要して盤面を壊滅させる使い方になります。人が死なないアタックが一番難しいってそれ一番言われてるから。
カディーナは伏せているカードによって対応できるコンボの種類が変わる(打ち消しと置物破壊の2パターンある)ため口プには絶対耳を貸さず殴り先を決めてください。よくわからんかったら口プしてきたアホを殴りましょう。メロスには政治がわからぬ。
・ウギンの支配
こいつのためにゴミ変異クリーチャーを大量に積んだと言っても過言ではない。
反応するのは無色のクリーチャーなのでリベレーター号やシケイダをキャストしても予示します。カディーナを使う阿呆、本当に無色のクリーチャーの方を忘れがち。
下の方の能力でリス研をめくって表にしよう。インスタントやソーサリーをめくるとめくるだけで表になるのが失敗して裏向きに戻すらしい。
エンジョイ色々
ここではデモコンタッサでエンジョイする一例を紹介します。
また研究室の偏執狂で勝利する事もここでは便宜上エンジョイとして取り扱う事にご注意ください。
・タッサの神託者+Demonic Consultation/汚れた契約
最もベーシックな握りです。
2枚コンボで打ち消し以外効かないと言われたのも今は昔。忍耐に墓地を戻され、フェアリーの黒幕で引かされと散々な成功率です。
とは言え他のコンボはデッキと噛み合わないかスペースを大幅に取るため勝ち手段はこのコンボを搭載しています。変異付きの屍肉喰らいがいればなあ!
・研究室の偏執狂+Demonic Consultation/汚れた契約+変異カード
カディーナ含めると4枚コンボの上に打ち消しで止まるわバウンス含む除去で自爆するわとやってらんないやつ。腕前は児島さんに「マッズ!!」と言われた時の握りくらい。児島さんは正しい握りを教えてくれますがEDHに児島さんはいないので不味くても握るしか無い。
偏執狂のクリーチャータイプはウィザードなため神託者と魂の洞窟を共有できます。カディーナもウィザード? そう……(無関心)。
・相手の破滅の終焉+悪戯なクェイナー+Demonic Consultation/汚れた契約
Xが2以上の破滅の終焉や召喚の調べを悪戯なクェイナーでコピーすると、タッサの神託者をリクルートからCIPスタックデモコンで勝てるごっつぁんエンジョイ。
1UU+B or 1Bの4-5マナでインスタント勝利出来ると考えると「カディーナの勝ちかたです!」と強弁できそう。
難点は完全に相手依存な事。最近身内でリクルートスペルをキャストしてくれなくなった。悲しい。
イコリアへの侵攻とかいうカードはリクルートスペルの癖にクェイナーで相乗りできないからクソ。
・Demonic Consultation/汚れた契約+悪戯なクェイナー
B or 1B+1UU+UUの6-7マナで勝ちます。
自分のデモコンをコピーする事で2回キャストし気合で神託者を手に入れ山札を吹き飛ばします。要求マナが莫大な上に色拘束がエグく、クレイドルでズル出来ない幻の握り。
・研究室の偏執狂+フェアリーの黒幕+相手のドロソ+デモコン
この辺まではギリ日本人も知ってる握り。
偏執狂をポン置きする狂気のプレイをした際に相手がリス研やらで2枚引いた時に世界王者を差しこんで勝ちに行きます。
もちろん偏執狂が除去されたら死ぬのでその時は鱗滝左近次が腹を切ってお詫びいたします。
・ドローソース+予示された偏執狂+Demonic Consultation/汚れた契約
この辺から湧吾しゃんがハワイで獲ってきた謎の魚の握りになります。日本人食べた事無さそう。
予示された偏執狂の時点でなんやねんと思われるかもしれませんが、運命の巻物で予示したりウギンの支配でたまたま予示された時にエンジョイします。
これの利点はひとえに偏執狂を悟られない事にあります。当たり前ですが対戦相手は隣のビルから弟たちが手札を覗いていない限り予示されたカードを知る事は出来ません。ある程度任意のカードを伏せられる運命の巻物でさえも大抵は余った土地を予示していくため、優先的に処理するというプレイは出来ないでしょう。
偏執狂に飛ぶはずだった除去が他に逸れる事も多々あり、偏執狂を伏せたまま1周させてアップキープに表にしてデモコンで山札を吹き飛ばして勝つ事も現実的です(本当か?)。
・ドローソース+予示された偏執狂+予示された預言する妖術使い
表側はオークの弓使いでチュッ♡とされると死ぬ貧弱おじさんなので予示してあげましょう。通常キャスト時はスペルシェイパーのため魂の洞窟が共有できないのもカス。
使い方は上の握りとほとんど同じです。
クリーチャーのためアフェットの錬金術師で起こす事ができ、クェイナーの項で書いたように疑似デモコン2連発の夢が見れます。
・獣使いの昇天
カレーです。寿司に飽きたら作ります。
結び
この2年でカディーナの記事が全然増えなかったので書きました。
カディーナは特に面白い動きをするわけではない統率者なので破綻した設計の妥当な末路と言えるでしょう。
地味なデッキでニチャりたいオタク、『華山たつくら』で腕を磨きたい寿司職人。ぜひカディーナを組んでパリ国際寿司杯に出場しましょう。
それではみなさん、
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