憂鬱で寂しいそんな日にすること。

まず、家中のカーテンを閉める。どれだけお日様が顔を出していようがお構いなく一ミリの隙間をも許さずに締め切る。

そして一日中家から出ない。
どんなに楽しそうな誘いだって、今日だけは全部断って家から出ない。
その決意表明として着ているズボンの紐を「脱がないぞ!」という気持ちでキツキツに結ぶ。そして数時間後トイレに行った時に後悔する。

とりあえずテレビでU-NEXTをつける。
U-NEXTは他の動画系サブスクより影を落としていて舐められがちだが、実は一番追加料金なしで見られる有名作品が多い。韓国のドラマもたくさん見れる。

U-NEXTで一本映画を見る。
いい思いができるように、昨日の帰りに買ったポップコーンとか惣菜とかジュース、お菓子をできるだけたくさん空けて、それをつまみながら見る。
こういう日のテーブルは、本当に見るだけでワクワクする。

映画を見終わる、または映画に飽きたら、ベッドで毛布にぐるぐるにくるまる。
くるまった毛布の中でひたすらYouTubeを見る。
一番最高で無駄な時間。
こういう時間は普段の喧騒の中にあるからこそ輝いてくれる。

YouTubeで目が痛くなってきたら、暖房をガンガンにして部屋があったまるまで待って、部屋があったまったら布団から外に出て、テレビでミュージックビデオを流して踊ったりして楽しむ。一番最初に流すのは決まってメーガントレイナーである。
この時、鏡があるとより一層楽しめる。
キメ顔、変顔、凄めの動きなど、自分の動きを見るって実はかなり面白いということに気づける。

何となくミュージックビデオにも飽きてきたら、パソコンを開く。
書きかけの文章を書いてみたり、課題がないかどうかみてみたり、(課題が一切ない状態だとめちゃくちゃ無限の可能性を感じられて楽しい)寿司打をして記録更新を目指したりする。
このルーティーンの中に、「動画編集」を新しく追加できたらより一層楽しめるのにと最近思う。

そんなこんなでだいぶ夜になってる。
気分によっては湯船をためお風呂に入る。しっかり入浴剤を入れて香りを楽しみ、マッサージしたり歌を歌ったりする。

お風呂からあがったらアマプラを開いてまた映画を見る。
この時に「そろそろ人と連絡を取ってもいいかな」の気分になりラインをしたりする。

映画を見終わったらベッドに入り入眠する。
なるべく見たい夢の内容を思い描きながら寝る。


いつの間にか憂鬱なんて感じないようになってる。
「自分の機嫌は自分で取る」みたいなやつ、私が一番うまいんじゃないだろうかと思ってしまう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?