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親のところへ駆けつける基準は「自分が必要と判断した時」でいい!

皆さんこんにちわ!

今回は
「親が呼び出してくるタイミングは必ずしも『本当に助けが必要』という状況ではない!」
ということについて考察してみたいと思います。


「親の呼び出し」について。

例えばわが親に関して言うと、70代でまだまだ元気といえど
・スマホのWi-Fiがおかしい
・ネットで〇〇を注文したいけどできない
・△△を買いに行きたいけどわからないのでついてきてほしい
などでまあまあお呼びがかかります。

何とも思わない時もありますが、忙しい時などは「また?」「自分で処理できないものは買わなければいいのに」などと思ってしまいます…。

自分でできないことが増えてくるとますます呼び出しが増える。
あれしてほしい、これしてほしい、○○に連れて行ってほしい。
急用かと思って駆けつけたら全く急がない要件だったり…。

仕事などで忙しい子ども世代は
可能な限り「親のペース」に飲み込まれることなく「自分の力が必要」と判断した時に
こちらのペースで駆けつけるのでOKとしていきたいですよね!

そのためには親の要請に打ち勝つための状況判断が必要です。

①親の傾向をつかむ。
→何でも人に頼るタイプなのか、不安を感じやすい性格なのか、人に頼むべきことをつい頑張ってしまうタイプなのか…。この辺分析できるだけでも判断がしやすくなりますね!

②「本当に必要なタイミング」を計る判断力が必要
→要介護状態が進んでくると家族といえど介護等の専門知識がないと判断が難しいもの。担当のケアマネがついていたらケアマネから情報と意見をもらい、緊急度をはかるのも良い方法です!

③「何とかしてあげたい」「ほったらかしにするなんて親不孝かも」という感情に打ち勝つ。
→「直ぐに来て!!」と親に呼び出されたら、放っておけなくてついついかけつけてしまうことはありませんか?猶予は1時間なのか、夜でいいのか、明日でいいのか、来週以降でも問題ないのか。その判断で駆けつけるタイミングを決めたらいいですよね。

④もちろん他者の「何とかしてあげなさいよ」という意見も無視。
→「親を放っておくなんてかわいそう。」「直ぐに行ってあげたらよいのに。」等の状況を理解せずに感情論でモノ申してくる人の意見は心の耳を閉じましょう。

私が思うに特に難しいのは③と④ではないかと思います。
感情が振り回されてしんどく、親子の関係性等もあるとどうしても後回しにできない。
また、④のような「他者の何気ない一言」も心がえぐられるように辛く感じる。
このような感情が「これ以上放ってほけない」→「自分が動くしかない」→「仕事の両立が限界だ」となり
「介護離職」の大きなきっかけになってしまうのではないでしょうか。

もし介護者が働いている職場でも介護の相談ができる環境があり、共感と理解を得ることができれば。両立のアドバイスをもらうことができれば。
介護離職を食い止め「仕事と介護の両立」がもっとしやすくなるのではないかと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました~(^^)


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