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【非公認大会2連覇】イッショウ採用型黒モリア 解説

割引あり


4/1 採用候補カード、サカズキ採用構築、店舗予選を見据えた構築について追記しました

【はじめに】

こんにちは、松(@matsu_OPtcg)と申します。

以前の記事をご購入してくださっている方はご無沙汰しております、これで第3作目となります。

今回は、7弾環境における黒モリアについて解説していきます。

誰だよこいつと思われた方の為にここで筆者のワンピースカードでの実績について触れていきたいと思います。
実績について大々的にひけらかすのは気が進みませんが、私は、実績について、記事の信憑性、説得力をより確固たるものにする一要因になると考えています。ご了承ください🙇

エリア予選愛知7-2 77位(白ひげ)
⭕️エリア予選東京7-2 48位 (黒モリア)
⭕️フラッグシップ優勝 (黒モリア)
宴杯(48人規模)8-0 優勝 (白ひげ)
                      4-1 3位(赤ゾロ)
                  ⭕️5-2 ベスト4 (黒モリア)
   (64人規模)9-0 優勝 (青黒サカズキ)
サブトーナメント 3-1 2位 (赤ゾロ)
北関東cup (128人規模)ベスト8 (白ひげ)
箱争奪戦優勝(青黒サカズキ)
しゅーまい祭個人8-0 ベスト8 (青黒サカズキ)
天竜杯 準優勝 (青黒サカズキ)
魔界王cup 7-1 3位 (青黒サカズキ)
⭕️げんげん杯8-0 優勝 (黒モリア)
⭕️コーギーアール3on3 7-1 優勝(黒モリア)
スタバ優勝多数

ここで、⭕️印をつけているものが、今回解説する黒モリアについての実績となります。

特に、4/1以降の新制限改定によって、「リーダーサカズキ、リジェクト、大噴火」が禁止になる7.5弾環境のレギュレーションの中で行われた非公認大会、

おゆうぎ会 8-0 優勝🏆


コーギーアール3on3 個人7-1 優勝🏆


というふたつの大会で共に優勝、戦績も15-1という輝かしい功績を残すことが出来たので紹介していきます。


※ここから先、先攻2ターン目、後攻4ターン目等のターンを短く、「先2」、「後4」と表記していきます。ご了承ください。

【黒モリアのリーダー効果と基本方針】

リーパラ持ってません

黒モリアのリーダー効果は、要約すると、3ドンで4コストのスリラーバーク名称のキャラを踏み倒す、という効果になります。

ワンピースカードにおいて3コストでパワー5000以上のキャラを踏み倒す行為は非常に強く、先2からキャラを展開出来るだけでなく、6ドン、7ドンのターンも他のキャラとくっつけて盤面を展開することが出来ます。

また、黒モリアを使う理由の1つとなっている要因がこのカード、

8モリアとなります。
現状の環境において、ワンピースカード史上トップクラスのカードパワーを誇るこのカードを1番上手く使えるデッキは黒モリアだと思っています。

このカードも単体で面形成能力が極めて高く、黒モリアというデッキは、総じて、「相手と盤面差をつけて勝つデッキ」と認識しています。


0ルッチとの差別化

7弾発売により、禁止になったあの青黒サカズキに近いリーダー効果を持つカード、0ルッチが実装されました。

小型、中型のキャラは4ルッチ、カクで処理し、大型はステューシーで除去を行えるバランスの良い0ルッチは、新制限環境でも猛威を奮っています。

筆者が観測する限りだと、7弾環境において黒モリアより0ルッチの方が入賞率が高く、安定しているイメージです。では、0ルッチを差し置いて黒モリアを握る利点とは一体何でしょうか。

盤面処理能力で言えば、黒モリアは0ルッチに遠く及びません。ですが、筆者の考える0ルッチとの差別化点は以下の通りです。

・スリラーバークのキャラが強い
・面形成能力が極めて高い
・カードパワーの高い海軍のカードを無理なく採用出来る

1つ目、2つ目は言うまでもなく黒モリアの強みです。後ほど詳しく解説しますが、スリラーバーク三銃士であるペローナ、アブサロム、ホグバックリソース回復、ハンデス、コストマイナス、除去という黒リーダーにとって必須な項目を全てやってのけます。

3つ目に関して、カードパワーの高い海軍である、4クザン、4ボルサ、3ヒナ、アイスエイジ、今回の記事タイトルにもなっている8イッショウを採用できる他、それらを支えつつトラッシュも肥やせるブランニューを無理なく採用出来ることが何よりも強みです。

0ルッチはデッキの半数以上をCP名称のカードで占めており、CPはカードパワーでいうと海軍に劣っていると考えています。

これらの理由から、私は0ルッチよりも黒モリアを好んで使っています。

また、これが何よりの差別化なのですが、0ルッチは相手のキャラを全て処理する事が強いリーダーなのに対し、黒モリアは相手のキャラを処理出来るが処理しなくとも強いことが言えます。ここで、モリアというデッキの基本方針を見ていきましょう。


基本方針

上の方で、キャラを処理しなくとも強いと書きました。それは、先程も述べたモリアの盤面形成能力と深く関わっていきます。

盤面を広げることが得意ということは、こちらのキャラでの殴り回数を他リーダーよりも増やせるということ。
つまり何が言いたいのかというと、キャラでキャラに殴り返しやすい、いわゆる「地上戦」が得意なデッキ、なのです。

青黒サカズキや0ルッチは相手キャラの着地狩り、つまり空中戦を行うことが出来ますが、黒モリアはその空中戦も地上戦も行うことが出来る、と認識してください。

キャラでキャラに殴ると、相手はハンドを削って守るかそのキャラをkoされなければいけません。よって、キャラを展開することが得意である黒モリアは、序中盤の面形成で相手に劣ることはありません(赤紫ローを除く、あのデッキは頭がおかしいです)

極論、相手の盤面が0体、こちらの盤面が3体のような状況になると当たり前にこちらが有利と言えます。終盤は、ライフ5、ホグバックのリソース回復手段を活かして、相手の大型の攻撃をライフ、ブロッカーで吸い、カウンターを効率良く切りつつ、レストになった大型をこちらの大型で殴って落とせば良いのです。

これはワンピースカードの基礎なので、「当然知ってるよ」という人も少なくないと思います。ですが、盤面リソース、ハンドリソースの重要性をより深く認識している人は個人的に少ないと思っています。

序中盤の面形成で打点を作り、こちらの大型で一気に優位を拡げる。
黒モリアは、もっともワンピースカードゲームを体現しているデッキ、と言えるでしょう。


【現環境の有利不利】

環境に存在する他リーダーとの相性を、「有利、微有利、5分、微不利、不利」の5段階評価で表していきます。

※あくまで個人の意見です


有利 青ハンコック

微有利 黄エネル、緑ボニー、0ルッチ、黄緑ヤマト、赤ゾロ、青黒レベッカ

5分 黒黄ルフィ、ミラー、黒緑ペローナ、青ナミ

微不利 赤紫ロー、赤紫ルフィ

不利 特になし


筆者のモリアの評価は、明確に有利と言える対面は少ないが、赤紫ロー以外のほぼ全ての環境デッキに5分以上で立ち回れる、という認識です。

特に意外に思われるのが対黒黄ルフィが5分であるという点でしょう。しかし、プレイを詰めていけば、先手なら勝率5割、後手なら勝率6割以上は出せると考えています。
実際、コーギーアール3on3で黒黄ルフィに2回当たっていますが、先後1回ずつ対戦して両方勝利しています。

明確な不利が少ない、安定性が高いという点で、モリアは優れています。


【デッキレシピと確定枠】


おゆうぎ会 8-0 優勝時

コーギーアール3on3 7-1 優勝時


47枚同じ構築ですが、差別化点は、クザンを採用するか、アイスエイジを採用するかにあります。

また、個人的な確定枠はこのようになります。

基盤

個人的に、この28枚は黒モリアを作る上で必須と考えています。
では残りの22枚は何を入れてもいいのかと言われればそんなことは無く、海軍の枚数を増やしてブランニューのサーチを安定させたり、大型の配分を環境を見て変えていくと良いでしょう。デッキはバランスが全てです。

以下有料記事になります。

有料部分では、
・採用、採用候補カードの解説
・細かいプレイング、基礎向上テクニック
・マリガン基準と各ターンの理想進行
・対環境リーダーとの戦い方

について詳しく解説していきます。

4月の店舗予選で筆者は黒モリアを使う予定です。4月以降モリアを握る予定のある方、興味のある方、単純にワンピースカードが上手くなりたい人にも自信を持ってオススメ出来ます。

プレイを突き詰めていけばどんなリーダーとも渡り合えるこのデッキを、皆でより深めて行きましょう!

最後に、自分のモチベに関わってくる事なので、このnoteへのスキ、Twitter(現X)のフォロー、ツイート(ポスト)の拡散をして頂けると大変励みになります!協力して頂けると嬉しいです!


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