今の気持ち

輪島市の婦人科で起こったニュースに震えと涙。
命とはなんだろうか、と、スピリチュアルなことを考え始めたら心を休めた方がいいらしい。

私の年齢で、かつ体外受精を経た妊娠において、30%以上の流産があることは承知していたけど、やっぱりどこかで他人事だと思っていた。まさか自分が流産を経験するなんて思ってもいなかった。なかなかnoteが書けず、ゴールデンウィーク前はつわりが酷くなっていたからしっかり休みをいただいていたゴールデンウィークが、まさかずっと泣いてばかりになるとは思っていなかった。
ゴールデンウィーク、本当になにもしなかった。
ほぼ家にずっといた。寝るしか気持ちを整える方法がなかった。ご飯も食べれない時があった。

顕微授精で、1回目の移植で授かった命、
本当に奇跡だったと思う。
色んな方々がいるし、私よりも辛い経験をされている方々がいるのは承知だけど、人と比べるものではないな。
辛いものは、辛い。
自分が経験すると思っていたよりも傷が深いことに気づいた。
しかも、私の場合は、日にちが経つにつれて苦しく辛くなっている。
まだ手術した日の方が、現実に向き合えていた。
お腹に赤ちゃんがいないことが、どんどん信じられず、なんども夢を見た。
また、手術後、3日ほどつわりが続いた。
お腹が痛かったのは手術日だけで、数日はお腹は痛く無かった。けど、最近また痛くなってきた。
お腹の痛みより、残ったつわりの方がきつかった。赤ちゃんがいないのに、つわりがあるとかなんなん。余計に辛かった。
一週間たったけど、自分なりに向き合い、前を向こうとしているけど、未だに向き合えていない。
自分でもビックリしてる。自分じゃないくらい、無気力、ぼーっとする、涙がふと溢れる、昨日は旦那に強く当たってしまった。次頑張ろうよ、仕方ない、と言う言葉が、苦しい。
仕方ないのは分かってる。染色体の問題。しってる、わかってる。先生にも言われた。
けど、自分のお腹の中で起こったことに、やはり自分を責めてしまう。
妊娠するのが怖くなってしまった。次に行くのが怖い。

一日だけ実家に帰った。その時、母親の前で思いっきり泣いてしまった。母親に言われた「もう無理しなくていいから。あなたは頑張りすぎ。」
分かっていた、自分は性格上の問題もあり、色々頑張りすぎた。仕事ではできる限り感情を出さず、滞りなく仕事を進めるために無理をして、友達の前ではできるかぎり不安を出さずに笑って、出血があったのに家事や仕事優先で動いてしまって、特に気持ちの面で無理をしすぎた。

ただ呆然として無駄な連休をすごしている。
月曜日にまた病院へいくけど、次のスケジュールも決まってない今は目標もなく、無気力。
次に妊娠する保証はない、ただ、妊娠できたという希望を残してくれた子どもに感謝している。
私なりに供養している。私の手元に残った数枚のエコー写真。手術終わった次の日にアルバムをつくった。あと、手術後に出てきた赤ちゃんも見せてもらった。写真撮れなかったから、記憶の中で絵を描いた。そのアルバムを見返しては、ありがとうと虚しさと、今お腹にいてくれたら、元気に生まれて抱きしめることができたら、と思うと胸が苦しい。
すみません、殴り書きのnoteで。順序立てもなんかあっちいったり、こっちいったりで。
今の気持ちを素直に書きました。
死ぬまで忘れることはできないし、この寂しさや苦しみを抱いて生きていくしかない。まだまだ時間がかかりそうだけど、なんとか向き合えるようにしたい。こんな後ろ向きな私だから、赤ちゃんは空に帰っちゃったのかなあ。
みなさんにはこんな思いをしてほしくないなあ。こんなに苦しいなんて。本当に頭が狂いそう。どうかどうか、みなさんの授かった命が無事に産まれてくるように、本当に本当に願っています。
私も続けるように、どうにか前を向かないといけないけども。
Twitterの不妊治療の裏アカあったんだけど、流産したと伝えた後にやめてしまった。旦那にもずっと前からやめた方がいいと言われたし、色々都合が悪くなった。ちょうどよかった。
そんな中で、やっとnoteに書けるようになっただけ、前進してると思うようにする。
私たちの夫婦の赤ちゃんを抱きしめれる日はいつくるのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?