【2周年ありがとうございました✨】パーティーシープの現状について
昨日は、2周年ありがとうございました!
2年経っても30名近い方が参加してくださり、本当に感謝です!
今回は、シープの現状について赤裸々に話します。
どんな状態なのか?これからどうしていくのか?まで全部話します。
可能ならば、全部読んでもらえると幸いです。
赤字です。
いまおそらく99%のプロジェクトが赤字。
私も例外なく赤字。
シープは、2名で始まり、私はクリエイティブ担当としてジョイン。私以外にもう1人いました。
2022年11月にその1人が運営できないとなり、そのまま抜けて、私がコミュニティと情報発信を受け持つ形となりました。
その後、2023年友人2名に協力してもらいながら、制作やイベントをできる範囲で継続しています。
現在は、個人運営+お手伝いでなんとかコツコツ続けている状態です。
(なぜか、1年以上前よりコンテンツが充実してます。)
本題に戻りますが、現在は、元々あった自分の貯金でやりくりしてます。
1年以上前からおそらく時給換算するとビジネスとして継続していくのはとても難しいラインです。
(おそらくほとんどのクリエイターがそうだと思いますが)
「なんで続けているの?」と思っている方もいるはず。
赤字なのに続けている理由は、構築するには時間がかかることをわかっているからです。
すべてのプロジェクトは、1〜2年で「はい完成」とはならないはず。
私もはじめた当初から、コミュニティやキャラクター周りは、数年で構築できるものではないなと思ってました。
ディズニーやサザエさんも同じ。話題のpal worldも長く構築した結果あの作品ができました。
上記のように大きな規模にならなくとも、、キャラクターやコミュニティは1〜2年を前提にやるものじゃないですからね。
だからこそ、できる範囲を崩さずに、コツコツ継続して行こうと思います。
こういういうと、ネガティブなイメージがあるかもしれませんが、ほとんどのクリエイターやプロジェクトにとって大切な概念になるんじゃないかなと思います。
できる範囲を崩してしまうと、資金的にも、精神衛生的にもよくないなと制作する中で気がつきました。
1年以上前から発信はしていたものの、
現状を知ってもらうためにも、あらためてご報告です。
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長く続けていくには、資金が必要。
そのためには、NFT以外の事業構築あるいは仕事をしなければなりません。
「そんなの当たり前だろ」
「考えとけよ」
という声があると思います。
言うだけならとても簡単です。
実際に直面してみると、もっと難しい問題であることがわかりました。
現状の説明も難しいし、新しい事業やります!と言うとネガティブに捉えられる可能性もある。
それでも、続けるためには事業構築しなくてはならない。
このままだと僕の時間を投入して継続はできても、
貯金が底を尽きてしまうし、
今より大きな規模でNFTをやるということはできなくなってしまうんですよね。
説明なしに続けても、良くも悪くも新しいことはできなくなります。
「NFT自体を事業にして大きくすれば良いじゃないか」という人もいると思うのですが、
それは、めちゃくちゃ難易度が高いです。
もちろんやっているところもありますが、その後うまく続けていくのは難しい。どうしても構造上、限界を感じることが多いです。
海外PJでも上手くできてない。国内やクリエイターの活動と規模で比べようがないですが、rtfktやazukiも苦戦してます。(詳しい話はおいておきます)
そもそもNFTだと、普及を待つ必要もあったりとか。
国内でも、拡大できるところは、元々のファンがめちゃくちゃ多いとか、既存事業があるとかです。
そもそも投機としての市場は終わっているので、別の体験型を見出してビジネスとしてやっていく必要があったりとか。
説明するとキリがないので、本題に戻りますが、
それ以外99%の人にとっては、違う領域でマネタイズする必要があるんですよね。
たとえば、イケハヤさんだったら仮想通貨サロンとか、しゅうへいさんだったらフリーランスの学校など。
あれは、リソースが分散しているわけじゃなくて、NFTコミュニティを継続していくために、必要な資金源にもなっているんですよね。
業界の大御所ですら、NFT単体だけでは運営することは難しいです。
最近では、aki社長さんも、事業構築に精力的に取り組んでいて、本当にコミュニティのことを考えているんだなと思いました。
少なくとも国内では、NFTプロジェクトにとって、コミュニティ+何かしらの収益事業が必要です。
私たちも例外なく、そうしていくべきだなと感じてます。
たとえば、複数のプロダクトにジョインする。
別の仕事をやりながら、イベント活動や更新を継続していく、いろんな方法があります。
ちょっと抽象的な話が多くなりましたが、これを見てくれている方なら、理解してもらえるかなと思います。
結論、私としてもNFT以外で事業構築あるいは、働きながら継続していく必要があるなと感じてということです。
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ではこれからどうしていくのか?
私は、メタバース系の情報発信を継続していきます。
私たちのチームで、つくりあげていくことができるのは何かなと思っていたところ、
1名は私。1名はフリーランスの3DCGキャラクタークリエイターで、もう1人は映像クリエイターです。スキルは申し分ないです。
つまり、私たちにとってベストなところで継続していければなと思っています。
この領域であれば、十分な価値提供ができます。
僕が2年以上前からメタバース・3DCG領域の発信をしていますし、
NFTコミュニティのコンセプトとも親和性があります。
実際に、
・6ヶ月前からCG教室
・UEFNのチュートリアル
などでモデリングやアニメーションの基礎、初心者同士が繋がる場所も作ってきました。
累計200名以上の方が参加してくれたり、6ヶ月連続で7回開催できたりと、とても大好評でした。
これらをコミュニティ限定で公開していたのも、情報還元の一環です。
リソース不足に頭を悩ませながら、なんとか時間をやりくりして、継続中です。
それが私たちにとって継続的に提供できるものだからです。
「継続していくために新しい仕事やります!」じゃメンバーも納得もいかないと思うんですよね。
なので、今回のような無料講座をコミュニティ向けに提供したり、音声配信も行ったりしていました。
漠然ですが、このような感じで、事業構築とコミュニティへの情報還元の仕組みを作っていくことが、これからのNFTコミュニティにとって大事だなと思ってます。
結構やっているところも多いと思います。
こう書いてると、NFTプロジェクトも転換期に来ていますね。
NFTという単一カテゴリではなく、NFT+フリーランスとか、NFT+仮想通貨とか、NFT+CGとか、そういうフェーズにきている。
良い意味で、派生していくんじゃないかなと思います。
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コミュニティ運営は大丈夫なの?
ここまで記事を読んだ人は、
「シープに100%のリソースを割いて欲しい!」
「NFTがおろそかになるんじゃないの?」
という声もあると思います。
ただ、NFTに100%のリソースを注ぎ続けると、継続資金が底をついてしまいます。
実際にDiscordコミュニティ運営や、開発・制作にもお金がかかりますし、うまく時間などをやりくりしていく必要があります。
生活資金が厳しい状態や今後が見えない状態では、良いコミュニティ運営はできないと思っています。
なので、そういう細かな部分を自分で判断しつつクリエイター活動を継続していければなと思っています。
現在、継続・発展しているところは、なんらかの収入源(別事業・VC資金調達など)を使っています。
こうして、NFTコミュニティを育て続けるパターンが99%。
私もクリエイター2人にこれから協力してもらうためにも、多少なりともお礼をしなくてはいけません。
そして、新しいことにチャレンジしていかないといけない。
長い目でNFTを運営していきたい・拡大していきたいからこそ、できる範囲で続けていきます。
そして、これを赤裸々に伝えるために、この記事を書いています。
それが誠意だと思いますし、言わずに隠している方がおかしい。
ここまで読んでくれている方なら、それをわかってもらえると思います。
この内容は、Discordコミュニティでも小出しにしていましたが、改めて記事化しました。
本当にここまで読んでくださりありがとうございます!
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P.S. これからのコミュニティについて
こんな話をしましたが、これからも変わらずに運営していきたいと思います。
実際に、2023年は事業構築の準備をしながらの運営でしたが、下記のようなことができました。
・オフラインイベント(福岡・沖縄)
・PSWリリース
・ハロウィン🎃Editon x65完売
・クリスマス🎄Edition x60完売
・9・10・11・12NFT全プレ企画
・全PSWの3Dファイル配布
(しれっと革命的なこと)
・3Dファイル配布アプリリリース
・3DCG教室6回累計200名参加
・袖ファイルの配布
・無料アバター教室開催
・出席SBTの導入
・無料メールマガジンの更新(6ヶ月)
・オリジナルステッカーの販売
・UEFN無料チュートリアル配布
・3dcg無料チュートリアル配布
・クリエイターx2がジョイン
・LINE公式始動
・PSC1周年イベのメタバース開催
・PSCL1周年イベントの開催
・シープのカタログ化
・VIPオーダーメイドシープの作成
・オリジナルワールドの構築
・オリジナルアセットの構築
・共通アバターの配布
・UEFNチュートリアルの配布
・無料のコミュニティ運営継続
これだけのことができました。
しかし、これを継続していくためには、個人としても時間作り続けられる体制をつくらないといけないです。
そこに、時間や人のリソースを割かなければいけないということだけ、知ってもらえると幸いです!
去年は、新しいことにチャレンジした分、より資金が必要で、事業構築が必要だなということにも気がつけました。
理解してくれるコミュニティメンバー、そして協力してくれるチームメンバーに感謝です。
2周年を迎えられたのは、私に肯定的でいてくれるコミュニティメンバーのおかげです。
つらいことはたくさんありましたが、ここまで乗り越えられました。
2024年は、コツコツ運営していくためにも、身の回りから見直していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!✨
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