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私が、感謝を伝えたい人

これまで、誰かの誕生日をお祝いしようと思ったことはありますか。
そして、その相手は誰でしたか。

きっと、誕生日をお祝いしたい相手は一番身近な存在。友達かもしれない、親かもしれない、彼氏・彼女かもしれない。

それは、自分にとってかけがえのない存在の人だと思います。くだらないことでLINEして、どうでもいい理由で会える、そんな存在の人。

私も、そうです。


そんな私は今、『オンライン誕生日会のガイドブックをつくる』というプロジェクトに参加しています。その企画の中で「実際にオンラインで友達を祝ってみよう」となり、一番に頭に浮かんだのが大学の友達でした。

よく飲みに行ったり、旅行したり、時には勉強を教えてくれたり。学校でも会うのに頻繁にグループ通話したり、酔った時に意味もなく「酔った〜」ってLINEしたり。

誕生日を祝いたいと思ったのは、
そんなかけがえのない友達でした。


その友達(Tくん)と仲良くなったきっかけは、彼がいつも私たちを楽しませてくれたことだと思います。

大学1年生の当時、被っていた授業の一つが、教室が満席になるほど人がたくさん居る授業でした。私は女友達と1つ席を開けて座れたのですが、Tくんは来るのが遅く、来た時にはほとんどの席が埋まっている状態でした。

Tくんと別の授業で話たことがあった私は、友達との間の席を指差して「ここ空いてるよ!」と声をかけました。

(女の子に挟まれる席だとちょっと嫌がるかな…)
と思ったのですが、Tくんは気にしない様子で座ってきて。驚きとともに、それがちょっとおもしろくて。3人で仲良くなりました。

最初は「男の子だ、ちょっと怖いな、頭良さそうだな」という印象だったので、まさかこんな些細なきっかけで、こんなに仲良くなれるなんて、思いもしませんでした。


それから何度か飲みに行ったり遊ぶうちに、Tくんがもう1人男の子を連れてきてくれて。男女2-2のグループができました。


このグループで、いろんなところに旅行もいきました。
福島、横浜、熱海、静岡、、、。
時には、キャンプやドライブにも行ったり。

「キャンプしたい!」
「温泉入りたい!」

そんな軽いノリで、行く目的も特に考えず、発言をしてしまう私たち。一方で、きちんと計画をたててくれる頼りになるTくん。会った時には、いつもその場を盛り上げつつ聞き役のTくん。でも今回は、そんなTくんに対して私たちができることを最大限したいなと考えたよ。慣れてなくて、大変だったよ(笑)
改めて、いつもありがとう


新型コロナウイルスが流行して、去年の春休みに計画していた旅行はキャンセルし、授業もリモートになりました。遊びに行くことも一切なくなり、遊びの予定を立てることすらなくなりました。誕生日を祝うなんて、考えてもいませんでした。だって、連絡を取ってしまうと直接会いたくなってしまうから。

自然と、LINEのやりとりも少なくなりました。

この先大学生生活が終わり大人になると、こんな風に音信不通になってしまうのかな、と思い悲しくなり、やり残したことだらけだとたくさん後悔しました。

例えば、もっともっと「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたり、私だけじゃなくてみんなの悩みも聞きたかったなとか、白熱したゲームを一緒にしたかったなとか。

ぽっかり、心に穴が空いてしまったような感じでした。

私はこの3人に出会えてなかったら、ぼーっとつまらない大学生活を送っていたのかもしれない。

そう思うこともあります。

誕生日会は、普段は照れくさくて言えない感謝を、伝えるきっかけになります。

だからきっと、「友達のために誕生日会を開こう」と言われた時、いちばん身近な、いちばん感謝したい相手が思い浮かぶんだと思います。

私がいちばんに思い浮かべたのは、いつも一緒にいてくれる3人。いつもありがとう。

そしてTくん、誕生日おめでとう。


実際にTくんをお祝いした当日の様子はこちらで綴っています!良かったらぜひご覧ください!

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